球界トピックス
11月4日 マスターズ・リーグ:東京2−5大阪
出身地別東西対抗:東京ドーム
W 100012100 5
E 00001014× 6
[W]ヒゲ入来(G)−ガンちゃん(F)−藤井(S)−田之上(H)−前川(Bu)−●ヒゲなし入来(S)
[E]井川(T)−ゴーグル(YB)−霊感投手・松坂(L)−高橋(C)−加藤(M)−小倉(BW)−○吉田(H)−S木塚(YB)
本:福留(D)1,2、今夜の松井さん(G)1、中村(Bu)1、ガッツ(F)1、大島(BW)1
伏兵・大島、逆転3ランでMVP! 福留、ヨッシャー逆効果の2発も空砲!
今回で3回目となる出身地別東西対抗戦「スーパースターベースボール2001」が、東京ドームで行われた。西軍は初回、東軍先発の井川(阪神)の立ち上がりをとらえ、小久保(ダイエー)のタイムリーで1点を先制。東軍は4回、前日のパ・リーグ東西対抗に続いての連投となった霊感投手・松坂(西武)がFA絡みでキャンプをボイコットし、全く練習をしていない破戒僧・清原(巨人)相手に150kmの快速球で空振り三振に斬ってとるなど、観客を湧かせたものの、続く5回からマウンドに上がった高橋(広島)が因縁のヨッシャー佐々木からマンツーマン指導を受けて、ストレスが溜まっている福留(中日)にライトスタンドへ一発を叩き込まれて、2点目を献上。その裏、セ・リーグの覇権を奪われた鬱憤を晴らすがごとく今夜の松井さん(巨人)がバックスクリーンのど真ん中へ豪華なソロアーチをぶち込んで、1点差としたのも束の間、直後の6回、西軍は松井さんに負けじとパ・リーグの主砲・中村(近鉄)が代打で登場し、左中間スタンドの看板を直撃する特大2ラン。更に、続く7回にはヨッシャー佐々木によるストレスの溜まり具合は相当なものなのか、またも福留が右中間スタンドへ2打席連続のアーチを掲げて、5点目。4点を追う東軍はその裏、先頭のガッツ(日本ハム)が右中間スタンド最前列へ飛び込むソロアーチを放つと、続く8回には代打・上坂(阪神)がタイムリー。なおも、二死二、三塁として、あと一人出て満塁で松井さんの打席と言う場面を作れるか…と言う所で途中出場と言う事で3番に入っていたシーズン僅かに1本塁打の大島(オリックス)がライトスタンドへ3ランを叩き込み、松井さんの出番を待たずして、逆転に成功。最後は木塚(横浜)が3人で締め、空中戦を制した東軍が勝利を収めた。MVPは逆転3ランの大島が選ばれ、賞金200万円をゲット。優秀選手には追撃アーチを放った今夜の松井さんとガッツ、西軍先発として2回を無失点に抑えたヒゲ入来(巨人)、そして、ヨッシャー逆効果で2打席連発アーチの福留が選出された。