球界トピックス

11月3日


第15回パ・リーグ東西対抗:静岡:西軍9勝5敗1分
E  26102     11 5回降雨コールド
W  00011      2
[E]○霊感投手・松坂(L)−加藤(M)−伊集院光の弟子・金村(F)
[W]●星野(H)−金田(BW)
本:カブレラ、和田、ガッツ、吉岡
 
5回コールドも東軍11点の猛攻! MVPはカブレラが受賞!
静岡県営草薙球場で開かれた第15回パ・リーグ東西対抗戦だったが、試合前から雨が降り続ける最悪のコンディション。そんな中、東軍は初回のカブレラ(西武)の2ランに始まり、続く2回には和田(西武)が2ラン、ガッツ(日本ハム)が3ランを叩き込むなど、5回までに16安打で11点を奪う猛攻を展開。一方、中村(近鉄),ローズ(近鉄),小久保(ダイエー)の超強力クリーンアップを抱える西軍だったが、いきなり霊感投手・松坂(西武)のストレート一本勝負に中村が空振り三振に斬ってとられるなど、湿りがちな内容で5回に吉岡(近鉄)が一発をかまして、意地を見せるのが精一杯。結局、5回を終了した所で降雨により、パ・リーグ東西対抗戦では初のコールドゲームとなり、東軍が圧勝。尚、MVPは先制2ランのカブレラが選ばれ、賞金100万円と総額500万円の副賞をゲット。また、優秀選手には3安打3打点の井出(日本ハム),中押し2ランの和田,東西対抗3年連続アーチの吉岡が選ばれた。

 今夜の松井さん、次回上映作にユニフォーム姿での出演希望!
この日、東京国際映画祭で「今夜の松井さん モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」が上映されたが、出演者の挨拶の後、来年製作予定の次回作への出演を希望する松井さんのビデオメッセージが上映され、大きな反響を呼んだ。無論、主役の松井さんの出演は本人が希望するまでもなく、決まりきっている事なのだが、毎度毎度、名所を破壊しては生死不明(結局、生きている)のエンディングと言うパターンに飽きたのか、大スクリーンでユニフォーム姿を披露したくなった模様。これを受けた東宝映画・富山プロデューサーは「大感激ですよ。ご本人が面白がってくれる様な設定を早速考えます」と、松井さんの意向を受け入れる姿勢を見せた。1999年末に公開された「今夜の松井さん 2000 ミレニアム」ではペタジーニ(ヤクルト)のあげまん女房・オルガ夫人を倒し、ホームランキングの座を奪い返した松井さんだが、今季は奪還されてしまったとあって、再戦となる可能性も出てきている

 山崎武、ついにFA宣言! 移籍の可能性は五分五分!
この日、山崎武はFA権を行使する申請文書を球団に提出した。3年契約で再契約金+年俸の総額4億5000万円(推定)と言う好条件を提示されながら、不満を残している山崎武は「(移籍か残留かの)気持ちは五分五分。(他球団からの)評価を聞けると言う事に興味がある。話があれば聞きたい」と既に獲得の意思表示をしている横浜を初めとする他球団との交渉の場を設ける事を示唆。現在、行っている秋季キャンプで山崎武と話を交わした山田監督は「本人の心境を聞いた所、悩んでいる様だが、チームにとって大事な選手だと言うこちらの気持ちは伝わっていると思う」と話した。

 田中幸、FA権行使せずに残留決定!
この日、都内の球団事務所で交渉を行った田中幸は3年契約を結ぶ事で合意し、FA権を行使せずに残留する事となった。年俸に関しては、今後の交渉で煮詰めていく模様。年齢的にも今回の3年契約で生涯生え抜きを貫く可能性が高まった田中幸は「(あと295安打と迫っている)2000本まで1日、1試合を大切にプレーしていきたい」と今後の目標を語った。