球界トピックス

10月22日


 名手・川相、FA権行使で残留濃厚!
犠打世界記録を目指している和製オジーこと名手・川相が4年前から取得しているFA権を行使した上で残留する事が濃厚となった。都内のホテルで下交渉を行った土井球団代表,倉田運営部長は1年契約ながらも、再契約金の面で好条件を提示。茂雄にいちびり続けられた事で不安のあった川相は、これに対して「チーム体制も変わったし、自分がどれだけ必要とされるのかと思っていたが、戦力として必要としている事を感じた。条件によっては他球団の評価を聞いてみたい気もあったが、大分薄れた」と語り、日本シリーズ終了後にFA宣言した上で、残留契約を結ぶ可能性を示唆した。

 中井美穂の旦那・古田、左膝が悪化! 第3戦の出場に黄信号!
左膝後十字靱帯を痛めているにも拘わらず、必死の全力プレーを続けている中井美穂の旦那・古田だが、庇いながらも無理した事がたたって、左膝の皿の下まで痛めてしまっていた事が判明。移動日となったこの日、都内の病院で検査を受けた結果「左膝内側鵞足炎」と診断され、消炎剤を注射するなどの治療を受けた古田は打撃練習を控えて、別メニュー調整をするに留まった。古田は第3戦もスタメン出場する意向だが、痛み止めを服用しての強行出場を余儀なくされた

 霊感投手・松坂、史上最低勝率で沢村賞を初受賞!
この日、都内のホテルで沢村賞の選考委員会が開かれた。最も活躍した先発完投型の投手に対して贈られる沢村賞は15勝,防御率2.50,10完投,勝率.600,150奪三振,200投球回,25登板と7つの条件が定義付けられているが、このうち、勝利,完投,奪三振,投球回,登板と5つを満たした霊感投手・松坂(西武)が野口(中日),藤井(ヤクルト)らを抑えて、初めての受賞となった。過去の受賞者の中で、勝率.500は最低、防御率3.60も1978年の松岡(ヤクルト)の3.75に次ぐワースト2位とあって、松坂の受賞を疑問視する声も多いが、座長の藤田元司氏は「(過去に前例のない)2年連続の該当者なしを避ける意味もあったし、この賞にふさわしい選手に育っていって欲しいと言う将来への激励を込めた」として、選考基準を甘くした事を明らかにしており、「技術的にはまず四球を減らす事」(稲尾和久氏),「調子の波が激し過ぎる。中4日でどんどん投げて欲しい」(平松政次氏),「もう少し野球に集中して欲しい」(悪太郎・堀内恒夫氏),「茶髪禁止の声も上がった。もっと野球に打ち込んで欲しい」(藤田氏)と過去に例がないであろう程、注文殺到の受賞者となった。