球界トピックス

10月17日


 移籍阻止へ破戒僧・清原と初交渉! 変則4年契約の総額18億円提示!
ジャイアンツ球場での秋季練習がスタートしたこの日、その練習をボイコットしている破戒僧・清原は都内のホテルでFA移籍阻止を目論む巨人との初交渉を行った。茂雄とは犬猿の仲で茂雄を追い落とす事ばかり考えていた山室代表に代わる土井新代表は3年目の成績によって更に1年延長される変則の4年契約で出来高を含めて総額18億円にも上る破格の条件提示をしたと見られている。初交渉の為、30分程度で終了した会談後、破戒僧・清原は「全てを含めて、これからじっくり考える」とだけ言い残すに留まったが、「誠意は感じたか?」の問いには頷いたと言う。移籍金がプラスされる事を考えると、条件面では他球団がこれを上回るのは難しいと思われるが、破戒僧・清原が巨人を出たい理由は条件面の不満からではない為、依然として決定打になりえない模様で、まだまだ予断は許さない状況だ。尚、次回交渉予定は日本シリーズ終了後になると思われる。

 塩谷←→斉藤、交換トレード正式発表!
9日の段階で合意に達していた阪神・塩谷和彦内野手(27)とオリックス・斉藤秀光内野手(26)の交換トレードが、この日、両球団から正式に発表された。そこそこに走れて、そこそこに色々なポジションをこなせるが、ただそれだけと言う選手大好きの阪神は、やはり同系統の星野修,吉田剛を解雇した事でその穴埋めとして、俊足のスイッチヒッター・斉藤に白羽の矢を立てたのに対して、オリックスは二軍で54本塁打をマークしている陰の大砲・塩谷を3年越しで狙っていたとの事。塩谷はノムさんとも確執がある反乱分子の一角であり、阪神はこれ幸いとこの申し出を受けた模様。両選手は「今までセ・リーグにいたので、石毛監督のアミダ野球の事は全く分からない。打撃を買われて獲ったと言われたので、アピールしたい(が、結局はアミダで当たりとなるかどうかがポイントだ)」(塩谷)、「自分の持ち味は守備。内野ならどこでも守れる。1年間、無失策を目標に頑張りたい」(斉藤)と、それぞれ抱負を語った。