球界トピックス

10月15日


 来季は勝率優先も、勝利数1位とのプレーオフ案は撤廃されず!?
この日、都内の事務所でセ・リーグ理事会が開かれ、来季の日程編成が検討されたが、順位決定方式も今季、導入した勝利数最優先から勝率最優先に戻す可能性が高い事が明らかになった。勝利数最優先方式により、ドーム球場を本拠地に持つ事で試合消化の早い巨人が順位表の上では常に1位にいる状態が続いていたが、実質上は勝率1位のヤクルトが優勝決定寸前まで隠れ1位として君臨していたのは誰の目にも明らかであり、ファンからの苦情が殺到した為だ。しかし、勝率最優先に戻すのはいいものの、勝利数1位チームが別に存在した場合にプレーオフを行う方針は変わっていない模様で、結局、今季同様、優勝チームに関しては勝率も勝利数も「最優先」ではない事になり、あくまで途中経過のみがややこしくなくなるだけの展開となりそうだ。また、4年ぶりに優勝に導いた若松監督(ヤクルト)に最優秀監督賞,成本(阪神)にカムバック賞を贈る事を決めた他、連続打席無併殺記録を樹立したキュラソ星人(広島),全力疾走でスピードアップに貢献した稲葉(ヤクルト),現役最多の180勝をあげて、今季限りで引退した斎藤雅(巨人),名手・川相の記録を更新するシーズン67犠打をマークした宮本(ヤクルト)の4選手に対して、会長特別賞として表彰する事になった。