球界トピックス

10月13日


 ヨッシャー佐々木、福留に恨みのいちびり指導!
中日の打撃コーチとして就任が決まったヨッシャー佐々木が、この日、コスモス・リーグに参加している事で遠征中の西武第2球場を訪れると、早速、福留を発見。6年前の近鉄監督時代、ドラフトで1位指名し、競合抽選で勝利したにも拘わらず、入団拒否された事を根に持っており、セ・リーグに逃げられた事で死球攻撃もかませずに振り上げた拳のやり場をなくしていたヨッシャー佐々木はここぞとばかりに「打撃指導」と称して、福留をいちびる事に成功した。今後も延々といちびられる可能性を残しながら、同じ球団とあっては逃げ場もなく、流石にトレード志願をする訳にもいかないとあって、福留は観念して指導を受け入れる意向を明らかにした。

 補強第1弾、元巨人・野村獲得へ! 山田監督、再生に自信!
山田新監督は補強第1弾として、既に、巨人を戦力外になった野村獲得へ動いている事を明らかにした。「返事待ちの段階だが、左は幾らいてもいいし欲しい戦力。ウウチに来れば、再生させる自信はある」と語った山田監督は、まだ優勝の可能性が残っている段階で戦力外通告を受ける憂き目に会い、茂雄に恨みを抱いている野村に対して、当の茂雄が去ったとは言え、無惨な形で放出した巨人への敵愾心は今季のヒゲなし入来(ヤクルト)のごとく利用出来ると踏んだ模様。

 片岡、残留条件に優勝へのチーム改革を提示!
今オフ、FA権の行使を明言している片岡は残留を第一に考えながらも「このチームで優勝したいと言う気持ちに変化はないが、駒がなければ、監督だって手の打ちようがない」と優勝を狙えるチームとしての改革を残留条件として挙げた。既に、球団は引き留め工作として、再契約金及び出来高を含めた推定7億円にも上る3年契約を提示している模様だが、片岡は「金額で評価される世界ではあるが、残るなら、勝てるチームにするしてくれる事」と金銭的評価だけでは動かない事を強調している。ビッグステーキ打線崩壊の危機を何とか阻止したい三沢取締役編成部長は「一選手ではあるが、新外国人選手や投手陣の補強等の具体的な話もする。そこまでしないと納得して貰えないだろう」と片岡の意向を尊重する構えを見せている。