球界トピックス

10月10日 YB−D(横浜)、S−C(神宮):雨天中止


 「週刊現代」、山室前代表にも敗訴! 桑田に続いて、対巨人2連敗!
3年前に森祇晶氏(現・横浜監督)を後任として擁立し、茂雄を失脚目前まで追い込むなど、反茂雄派の筆頭として手腕を揮ってきた山室前代表は、「週刊現代」に対して、名誉毀損として1000万円の損害賠償を求める訴訟を起こしていたが、この日、東京地裁が600万円の支払いと同誌上での謝罪広告の掲載を命じる判決を下した。同誌は昨年12月30日号で「山室前代表がナベツネに無断でセ・リーグ会長の椅子を狙っている」と報じたが、これに対して、東京地裁・高橋裁判長は「会長代行就任を働きかけた形跡はなく、真実とは認めがたい記事。反論の機会を与える取材も全くしておらず、スポーツ界の要職にあった山室氏の社会的評価を著しく低下させた」と判決理由を述べた。同誌は9月21日の桑田の暴力団との交際疑惑記事における訴訟に続いて、対巨人2連敗で、僅か20日間のうちに1200万円もの損害賠償を強いられる事となった。

 木田画伯、アメコミ界再挑戦! 副業でのメジャー移籍画策!
今季で2年契約が切れる木田画伯に対して、オリックスは11月末にリーグに提出する契約保留選手名簿に記載しない方針を伝え、来季の契約を結ばない意向を示した。これに対して、アメコミ界進出が身を結ばなかった事に悔いを残している木田画伯は再びアメコミ界に乗り込むべく、副業先としてのメジャー復帰を目論んでいる事が明らかになった。12月2日の自由契約選手公示を経て、移籍先を模索していく事になりそうだ。

 川尻、ポスティングシステムでのメジャー挑戦断たれる!
シーズン半ば、ノムさんとの確執から飼い殺されている川尻が日米野球では毎回好投している事で図に乗って、ポスティングシステムによるメジャー移籍を画策。当時は球団側もこれを認める可能性を示唆していたが、ここにきて、川尻と会談を行った竹田常務は「球団にとって必要な貴重な戦力であり、優秀な人材が米国に流出するのは、日本球界にとっても好ましい事ではない。この2点から(ポスティングシステムによる移籍は)承認出来ない」と通達した。これに対して、ウエスタンリーグでの優勝決定試合に引っ張り出されるなど「二軍が優勝する為に必要な戦力」と言わんばかりの待遇を受けて不本意この上ない川尻は態度を保留している。ともあれ、球団側がこの姿勢を貫く以上は、早くてもFA権をゲットする3年後までメジャー挑戦の道は断たれたと言ってもいいだろう。

 前田幸、FA権行使を明言! 横浜,巨人が食指!
この日、前田幸は「あと何年やれるか分からないし、権利を最大限に生かしたい」と、3年前から取得しているFA権を行使する意向を明らかにした。先発も中継ぎもこなせる左腕として、便利使い出来る前田幸に対して、先発左腕不足に泣いている横浜が名乗りを上げておりまた一線を退いたにも拘わらず「補強も含めて投手陣の立て直しが急務ですね、エヘヘヘ〜」とほたえている茂雄の影響から巨人も食指を伸ばす可能性もあると見られている。中日は慰留する構えだが、前田幸は「中日から話があれば聞くが、他球団がどういう評価をしてくれるかを聞いてみたい。残留を前提にした権利行使ではない」と移籍も視野に入れている模様だ。

 シバタオー、左前足靱帯損傷で手術決行!
秋のG1シーズンを目前に控えるシバタオーが今月中にも左前足靱帯の手術を受ける事が決定した。以前から左前足に痛みを訴えていた為、精密検査を受けた結果、靱帯を損傷していた事が判明したシバタオーは「メスを入れると復帰まで半年かかると言われて迷ったが、今、治しておかないと予後不良で安楽死の道を辿りかねないと手術を勧められた」と手術に踏み切る事にした経緯を語った。