球界トピックス

１０月９日

　石毛新監督誕生！　来季はアミダ野球炸裂か！？
この日、オリックスは神戸市内のホテルで会見を行い、仰木さんの後任として「日本の李ボンジョム」こと石毛宏典氏を就任させる事を正式に発表した。５年間、優勝から遠ざかっている事で盛り返しを狙いたいオリックスだが、長谷川（エンゼルス）に逃げられ、鈴木（マリナーズ）に逃げられ、今またハイツ田口にも逃げられつつある状況で立て直しが苦しいとあって、ダイエーの二軍監督としてオーダーをアミダで決めるなど、運否天賦に身を任せた石毛野球に賭ける博打に打って出た模様。契約金3000万円、年俸5000万円（いずれも推定）の３年契約で背番号は未定。岡添球団社長に「（アミダでも何でも）勝って愛されるチームに作り替えて欲しい」との言葉を受けた石毛新監督は「野球人として、一度は一軍の監督として勝負したいと常々思っていたので、話があった時は正直嬉しかった。今まで身につけてきたもの（アミダ野球）を評価された訳だし、自信も深めている。勝つ事に執着し、１年目から優勝を狙いたい」と抱負を語った。
　伊東、来季も現役続行！　伊原コーチ、監督昇格へ！
雀士東尾の後釜として、次期監督の就任を要請されていた伊東だが、簡単に現役を退いては、山田太郎の独壇場と化して水島新司が調子に乗ると察知し、来季も現役生活を貫く意向を示した。これを受けた西武は水島新司に徹底抗戦を挑もうとする伊東の心意気に打たれて、監督就任を断念。伊東監督就任までの繋ぎとして、伊原作戦兼守備走塁コーチを昇格させるべく、近日中に正式に就任要請する事になった。尚、この日から秋季練習に参加している伊東は「現役一本と言うのは難しいと思う。そろそろ指導する立場に移らないといけないが、監督を引き受けるにしても、準備期間が必要」と選手兼任でのバッテリーコーチに関しては引き受ける可能性を示唆した。

　デルトロ、母国で交通事故死！
今月１日に戦力外通告を受け、２日に帰国したばかりのＭ．デルトロ投手が母国のメキシコで交通事故死していた事が明らかになった。６日（日本時間７日未明）に友人の運転する乗用車に同乗していたデルトロだったが、この際、対向車のトラックと正面衝突し、即死した模様。尚、葬儀は既に８日に行われたとの事。この日、秋季練習を開始した西武は開始前に１分間の黙祷を捧げ、潮崎選手会長は選手会として香典を送る事を決定した。
横浜：横浜16勝11敗
Ｄ　　００００００００２　　２
ＹＢ　３０１１００００×　　５
勝：ハマのチンピラ11勝６敗　負：朝倉０勝５敗
本：谷繁20、福留15
　ＦＡ権行使の谷繁、先制弾＆1000本安打！　ハマのチンピラ、３戦連続完投勝利！
この日、今オフのＦＡ権行使を明らかにした谷繁の２０号３ランで横浜が初回から先制点をゲット。
３回には、その谷繁の史上208人目となる通算1000本安打を皮切りに満塁のチャンスを作ると、田中一が押し出し四球を選んで４点目。
続く４回にはメカゴジラがタイムリーを放ち、５点目を追加。横浜先発のハマのチンピラ・三浦は立ち上がりこそ不安定だったが
３回以降、無安打と尻上がりに調子を上げる快調な投球を展開。完封目前の９回に福留に１５号２ランを叩き込まれたものの、３試合連続完投で１１勝目をマークした。