球界トピックス

10月4日


神宮:ヤクルト18勝9敗1分
T  001300000000  4
S  300010000000  4 延長12回規定で引き分け
本:ペタジーニ38
 延長12回ドロー! 阪神、最下位確定も気力の胴上げ阻止!
優勝へ王手をかけながら、足踏みしているヤクルトは初回、一死から宮本,稲葉と連打を浴びせた後、ペタジーニがバックスクリーン右へ38号先制3ランを叩き込み、19イニングぶりの得点をゲット。この瞬間、ペタジーニは打点トップに立ち、既に、全日程を終えている破戒僧・清原(巨人)は今年も無冠となる事が決定。一方、相変わらず、古巣・ヤクルトの地元胴上げ阻止へ執念を燃やすノムさん率いる阪神は3回、二死三塁から赤星がセンター前にタイムリーを放ち、ようやく1点。その裏、一死一、三塁のピンチを背負い、先発・伊達は早くもKOとなったものの、代わった伊藤がピシャリと締めて、このピンチを脱出。直後の4回、二死一、三塁から、藤本のタイムリーの後、代打・SAMもレフト前タイムリーで続いて、ついに同点。更に、上坂も三遊間を破るタイムリーを浴びせて、勝ち越しに成功。ヤクルトは5回、無死満塁から岩村のタイムリー内野安打で同点とし、なおも無死満塁のチャンスだったが、寿司職人ラミレス,土橋,代打・池山と打ち取られて、1点止まり。阪神は5回以降、ヤクルトは6回以降ノーヒットと沈黙し、4−4の儘、試合は延長に突入。迎えた10回、ヤクルトは一死から代打・飯田がレフト線への二塁打を浴びせると、真中が敬遠されて一、二塁。ここで宮本はセカンドゴロゲッツーでチェンジと思いきや、一塁へ執念のヘッドスラディングを見せて、間一髪セーフ。続く稲葉が死球を食らって、満塁の場面でペタジーニはカウント2−3まで持ち込みながら、レフトフライに倒れて、三者残塁。阪神は12回を終わっても勝ち越し点をあげられず、この段階でこの試合の勝ちが消滅し、4年連続最下位が確定。しかし、これで気を抜く事なく、その裏もきっちり抑え、結局、12回規定で引き分け。ヤクルトは17残塁の拙攻が大きく響き、またも優勝に足踏み。これで巨人のプレーオフ突入マジックは1つ減って5となった。

広島:広島9勝18敗1分
YB 400200200  8
C  221100000  6
勝:神田1勝0敗 負:小林3勝1敗1S S:斎藤タカシ7勝1敗26S
本:中根7、谷繁19、ディアス29、ロペス32
 東出、痛恨の連続タイムリーエラー! 広島、連勝ストップで4位転落!
初回、中根の7号3ラン,谷繁の19号ソロと一発攻勢で4点を先制された広島だったが、その裏、ロペスの併殺崩れの間に1点を返すと
新井のタイムリーで2点差。続く2回にはディアスが29号2ランを叩き込み、あっと言う間に同点。更に、3回には野村のタイムリー内野安打で勝ち越しに成功。
直後の4回、石井タクローのタイムリー三塁打,金城のタイムリー内野安打で逆転を許すも、その裏、すかさずロペスが32号ソロを放ち、試合は振り出しに。
しかし、6−6の儘、迎えた7回、東出がタイムリーエラーを2つもかまして、やらずもがなの2点を献上し、これが決勝点となった。
横浜3番手の神田は今季初白星をマーク。