球界トピックス

9月29日


 造反五人衆、任務完了!? 斎藤雅&チュウの黄金バッテリーも引退表明!
この日、斎藤雅,チュウの黄金バッテリーが共に今季限りでの現役を退く事を表明し、前日の槙原に続き、これで造反五人衆が一気に3人も引退する事になってしまった。果たして、これが茂雄が辞任会見で見せた満面の笑みの内実だったのか、はたまた、茂雄の辞任により、矢面に立って造反する役目を完了したと悟った彼らが引退を決めたのかは謎に包まれているが、チュウは「俺の引退なんて(巨人にとってはマイナスかもしれないが)、茂雄が辞める事(によるとてつもなく大きなプラス要素)に比べれば、大した問題ではない」とコメントを残している。尚、この3人、30日に揃って引退記者会見を開く予定。

横浜:横浜17勝8敗1分
C  021030000  6
YB 010021010  5
勝:黒田11勝7敗 負:バワーズ3勝13敗 S:小山田0勝1敗2S
本:ズーバー2
 木村一、先制タイムリー! 新井、ダメ押し3点二塁打で5割復帰!
広島は2回、木村一のタイムリーで先制すると、石井タクローのタイムリーエラーで2点目を追加。
その裏、小川のタイムリーで1点差とされるも、直後の3回、ロペスがタイムリー二塁打。更に、5回、新井の満塁の走者一掃のタイムリー二塁打が飛び出し
大きく突き放した。粘る横浜はその裏、代打・古木の犠飛、金城のタイムリー二塁打で2点を返すと、続く6回にはズーバーが2号ソロ
そして、8回にはメカゴジラの併殺崩れの間に1点を加えて、ついに1点差と詰め寄ったが、反撃もここまで。最後は小山田に後続を断たれた。
広島先発・黒田は7回を4失点と不安定な内容だったが、打線の援護に助けられ、11勝目をあげた。

ナゴヤドーム:中日12勝15敗
T  100000300  4
D  000000100  1
勝:伊達4勝3敗 負:野口12勝9敗 S:成本2勝1敗20S
 中日、拙攻で7年ぶりの7連敗! 阪神、8年ぶりの同カード勝ち越し!
初回、悠久の若虎・桧山のタイムリーで先制を許した中日先発・野口は左肘を痛めて、2回で早々に降板したものの
2番手・正津が4イニングを1安打無失点の好リリーフ。しかし、7回から代わった3番手の霊感投手・落合が
一死満塁のピンチを迎えると、濱中の犠飛とトラさんの2点タイムリーで3失点。
その裏、中日は蔵本のタイムリーで1点を返したものの、以降は阪神の小刻みな継投の前に反撃を立たれて、7年ぶりの7連敗。

東京ドーム:日本ハム7勝20敗1分
H  000102011  5
F  000021010  4
勝:ホンコン倉野6勝4敗1S 負:ガンちゃん7勝12敗 S:ペドラザ4勝4敗34S
本:片岡16、J.マッケンジー31、井出11
 バルデス、決勝タイムリー内野安打! ダイエー、Aクラス確定!
0−0で迎えた4回、ダイエーは松中のタイムリー二塁打で先制。5回に片岡の16号2ランで逆転を許すも
直後の6回、J.マッケンジーが31号2ランを放ち、再逆転。しかし、その裏、日本ハムは井出が11号同点アーチ。
8回には松中のタイムリーでダイエーが勝ち越すと、その裏、日本ハムは実松のショートゴロの間に1点を返し、またまた同点。
土壇場9回、ダイエーはバルデスのタイムリー内野安打で四たび勝ち越し。最後はペドラザが締めて、ようやく逃げ切った。
対日本ハム20勝目をあげたダイエーはこれでAクラスを確定させた。

GS神戸:オリックス15勝13敗
L  001100000  2
BW 13013000×  8
勝:具7勝9敗10S 負:ミャオ11勝6敗
本:相川3,4、和田15
 相川、2発4安打6打点! ミャオ、最優秀防御率の望み断たれる!
5回を4失点で切り抜ければ、最優秀防御率が確定する西武先発・ミャオだったが、初回、ビティエロのショートゴロの間に1点を失うと
続く2回には相川に3号3ランを浴びて、早くも4失点。味方打線が3回に上田のタイムリー、4回に和田の15号ソロで追い上げるも
その裏、相川に2打席連続4号ソロを浴びて、ついに5点目を献上。投球イニングを伸ばす事でタイトルへの望みを繋ぎたかったミャオだが
5回には藤井の押し出し四球の後、またも相川に2点タイムリー二塁打を浴びて、更に、防御率を落としてしまい、結局、規定投球回数に到達した段階でKO。
オリックス先発・具は8回を3安打に抑える好投で7勝目をマークした。

千葉マリン:ロッテ8勝20敗
Bu 000041103  9
M  400000300  7
勝:高木1勝0敗 負:清水直6勝2敗 S:大塚2勝5敗26S
本:礒部16,17、川口19、大塚6
 礒部、追撃ソロ&逆転3ラン! 高木、タナボタのプロ初白星!
ロッテは初回、佐藤の満塁の走者一掃のタイムリー二塁打,信原のタイムリー三塁打でいきなり4点を先制。
これに対して、近鉄は5回、礒部が16号ソロで反撃の狼煙を上げると、北川のタイムリー、サブローのタイムリーエラーの後
阿部のタイムリー内野安打でついに同点。続く6回には川口の19号ソロで勝ち越すと、7回にはローズが犠飛を打ち上げ、2点のリードを奪うも
その裏、大塚の6号3ランで一気に形成逆転。しかし、土壇場9回、近鉄は礒部がこの日2本目となる17号3ランを叩き込み、再び逆転。
最後は守護神・大塚がピシャリと3人で締めて、8連勝。8回から登板した2番手の高木にプロ初白星が転がり込んだ。