球界トピックス

9月26日


大阪ドーム:近鉄13勝11敗2分
BW 000310001  5
Bu 100000104× 6
勝:大塚2勝5敗25S 負:大久保7勝4敗14S
本:川口18、相川2、北川6
 
北川、代打逆転満塁サヨナラアーチ! 近鉄、12年ぶり4度目の優勝!
優勝へ王手をかけた近鉄は初回、一死一、三塁から中村のサードゴロの間に1点を先制。しかし、目の前での胴上げは見たくないオリックスは4回、一死二、三塁の場面で葛城イクローのファーストゴロを吉岡が後逸する間に2点をあげ、逆転に成功。更に、相川にもタイムリーが飛び出し、この回、3点。続く5回には、またも葛城イクローがタイムリー二塁打を放ち、1点を追加。近鉄は7回、川口の18号ソロで追い上げるも、オリックスは土壇場9回、相川の2号ソロで再び3点差と突き放した。その裏、8回からマウンドに上がっている大久保に対して、近鉄は吉岡,川口の連打で二、三塁とすると、代打・益田が歩いて、無死満塁のチャンス。ここで古久保に代わって登場した北川がバックスクリーン左へ史上6人目となる代打逆転満塁サヨナラアーチを叩き込み、12年ぶり4度目の優勝をこの上ない劇的な形で飾った。尚、チーム防御率最下位での優勝は史上初

東京ドーム:巨人13勝13敗1分
C  100003310  8
G  001001002  4
勝:横山2勝6敗
負:メイ10勝8敗
本:ロペス30
 
名手・川相、悪夢のフル欠場! 斎藤雅、地獄の5連投でついに火ダルマ!
前日、失脚させたいが為に4連投を強いて使い潰そうとした斎藤雅,岡島,桑田に次々と好投されてストレスの溜まっている茂雄は相変わらず、勝敗など度外視した自分のストレス発散の為だけにまたも名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄の非道な嫌がらせ行為により、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発・メイは茂雄の批判文書をバラまきたくなる衝動に駆られる程、イラついた様子で、初回、いきなり先頭のキムタクにライトフェンス直撃の三塁打を浴びると、続く東出にレフト前にポトリと落ちるタイムリーを浴びて、あっと言う間に先制点を献上。ますますイライラの増したメイは例によって走者を気にしながらも、東出の二盗を許してしまうと、一死後、キュラソ星人のサード後方のファールフライを川相不在で守備のリズムを狂わせた江藤と清水が譲り合ってファールにしてしまった挙げ句に四球を出してしまう最悪の展開。しかし、ここでロペス,野村が立て続けに打ち上げてしまう打ち損じに助けられて、辛くもピンチを脱出。巨人は2回、今夜の松井さん,破戒僧・清原と連続四球を選ぶと、江藤が三遊間を破り、無死満塁。しかし、ここでソーサ元木が空振り三振に倒れると、続く阿部はピッチャーゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で二者残塁と川相不在の弊害を大露呈。続く3回には一死からガッツな貴公子・仁志がライト前にポトリと落ちるヒットを放つも、川相不在では一つでも先の塁を狙うしかないと焦ったか横山の牽制球で飛び出してしまい、タッチアウトとなる大チョンボ。この後、理不尽にスタメンから外され続けて怒り心頭の清水がセンター前ヒット、マッスル千代の富士が四球を選ぶと言うチグハグな展開に陰鬱とした雰囲気が漂ったものの、ここで今夜の松井さんがセンター前にタイムリーを放ち、ついに同点。なおも一、二塁のチャンスだったが、破戒僧・清原が倒れて、二者残塁とまたも川相不在の弊害を露呈。同点に追い付いて貰っても川相不在の不安感と茂雄への不信感が一向に拭えないメイはその裏、ロペス,野村と連打を浴びると、二死後、野村に二盗を許して、二、三塁のピンチを迎えるも、ここでピッチャーの横山に回ってくるツキに恵まれ、空振り三振に斬ってとり、このピンチを脱出。その裏、巨人は一死からソーサ元木がヒットで出るも、阿部はよけたバットに当たった打球がサード真正面に転がりゲッツーとなる最悪の展開でまたまた川相不在の弊害を露呈。続く5回には、一死からガッツな貴公子・仁志が二塁打を浴びせるも、清水,マッスル千代の富士と立て続けに初球を打ち上げて内野フライに倒れる体たらくで、仁志は二塁に釘付けとまたまたまた川相不在の弊害を露呈川相不在を痛感させる相次ぐ拙攻ぶりに落胆の色を隠せないメイに対して、広島は直後の6回、先頭のロペスが左中間スタンドへ30号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。続く野村が倒れて、一死となった所で代えるべきはピッチャーではなくサードないしはショートであるにも拘わらず、川相を出したくない茂雄はまだまだ余力を残しているメイを引っ込めて、河原にスイッチする嫌がらせを敢行。相変わらず、何の脈絡もなく突然交代させる茂雄のやり口に準備不足の上、川相不在の不安感で一杯の河原は二死後、西山を歩かせると、横山にまで三遊間を破られて、一、二塁のピンチ。ここで代えるべきはピッチャーではなくサードないしはショートであるにも拘わらず、川相を出したくない茂雄は早くも河原を引っ込めて、何の為に出てきたか分からないと言う精神的ダメージを与え、M.T.チョンにスイッチする嫌がらせを敢行。しかし、相変わらず、何の脈絡もなく突然交代させる茂雄のやり口に準備不足の上、川相不在の不安感で一杯のM.T.チョンは代わりばなキムタクに右中間真っ二つの2点タイムリー三塁打を浴びて、4点目を献上する有様。その裏、巨人は先頭の今夜の松井さんが四球で出ると、代わった小山田から破戒僧・清原も歩いて、一、二塁となった所で江藤がレフト前タイムリーを放ち、松井さんが生還。ここで茂雄は例によって川相を出さずに犠打を指示するも、川相と比べ、遙かにテクニックの劣るソーサ元木がピッチャー前へヘッポコバントをかまし、小山田はすかさず二塁へ転送し、江藤は憤死。更に、一塁へ転送されて最悪のゲッツーと思われたが、これが何とセーフの判定。山本監督の猛抗議も及ばず、一死一、三塁の場面で再開されたが、阿部はあえなくキャッチャーへのファールフライに倒れて、二死。ここで茂雄はM.T.チョンに代えて名手・川相…ではなくヒットマン後藤を投入する嫌がらせを敢行。ヒットマン後藤は空振り三振に倒れて、二者残塁とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈したものの、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるヒットマン後藤の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。7回から茂雄はM.T.チョンに代えて5日連続で斎藤雅を投入酷使三昧の上、川相不在のバックを強いる嫌がらせでモチベーションを下げさせ、「旧三本柱解体プロジェクト」を推し進めようとする茂雄の非道なやり口に激昂した斎藤雅だったが、いかんせん5連投とあって疲労困憊で一死からキュラソ星人にライト線の二塁打を許すと、続くロペスにレフト前タイムリーを浴びて、5点目を献上。更に、野村には左中間フェンス直撃の二塁打を浴びると、新井にはセンターオーバーの2点タイムリー二塁打を浴びて、7点目。おぞましい執念で酷使に次ぐ酷使で潰さんとしていた斎藤雅が打たれて、すっかり有頂天の茂雄はまたも川相を出さずにジョーベ博士にスイッチする嫌がらせを敢行。この茂雄の悪逆非道な嫌がらせにすっかり士気の下がった巨人はその裏、1番からの好打順も虚しくあっさり三者凡退。これで完全にモチベーションが落ち込んでしまったジョーベ博士は8回、二死一、二塁のピンチを背負うと、代打の求道者・前田にライト前タイムリーを浴び、致命的な8点目を献上。その裏、この回から登板のシュールストロムに対して、巨人は先頭の今夜の松井さんがレフト前に弾き返すと、一死後、江藤がショートへの内野安打。ソーサ元木がライトフライに倒れたものの、阿部が四球を選んで、二死満塁。ここで茂雄はジョーベ博士に対して、名手・川相…ではなくマルちゃんを投入する嫌がらせを敢行。マルちゃんはファールで粘りに粘った末、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。しかし、打球はライトフェンス手前で失速すると、ライト・森笠のジャンピングキャッチに阻まれて、三者残塁とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈したものの、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるマルちゃんの結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。土壇場9回、巨人は一死から清水,マッスル千代の富士の連打の後、今夜の松井さんが歩いて、満塁とした所で破戒僧・清原がセンター前へ2点タイムリーを放つも、焼け石に水。なおも一、三塁のチャンスに江藤が空振り三振に倒れると、ソーサ元木はボテボテのセカンドゴロに全力疾走を怠る怠慢プレーで二者残塁と最後の最後まで川相不在の弊害を露呈し、ゲームセット。名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれた事により、怒濤の拙攻三昧を繰り返し、敗れるべくして敗れた巨人の連勝は4でストップ。しかし、茂雄は相変わらず、自分に敗因があるなどとは微塵も思っていないばかりか、川相をフル欠場に追い込み、斎藤雅を潰す事にも成功したとあって、ここ4試合で溜まりに溜まったストレスを一気に快勝出来たとばかりに大喜び岡島,桑田が5連投を回避出来たのは不幸中の幸いだが、茂雄の執拗な嫌がらせ攻勢により、斎藤雅が打たれた精神的ダメージは巨人ナインに重くのしかかっており、僅かに見えてきた優勝への望みを繋ぐ気など全くない嫌がらせ最優先の茂雄の采配に最早、逆転優勝は絶望的との声が所々で挙がっている。

横浜:横浜13勝13敗
T  000001000  1
YB 000000011× 2
勝:斎藤タカシ7勝1敗25S 負:福原9勝12敗1S
本:石井タクロー7
 石井タクロー、起死回生の同点弾! 谷繁、サヨナラタイムリー!
0−0で迎えた6回、横浜がここまで無失点の杉本から神田にスイッチするも、これが裏目。
阪神は二死一、二塁からボン野村のタイムリー二塁打でついに均衡を破る先制点。
1点を追う横浜は7回までカーライルの前に僅かに1安打と沈黙していたが、8回、石井タクローの7号ソロでついに同点。
更に、土壇場9回、この回から代わった福原に対して、一死一、二塁から谷繁がタイムリーを放ち、今季7度目のサヨナラ勝ち。
9回から登板の斎藤タカシに7勝目がついた。

ナゴヤドーム:中日11勝14敗1分
S  100103003  8
D  000000100  1
勝:鎌田1勝0敗 負:山本昌10勝12敗
本:山崎武24、ペタジーニ36
 鎌田、プロ初先発初勝利! ペタジーニ、3打点でマジック6!
ヤクルトは初回、ペタジーニのタイムリーで1点を先制。4回には寿司職人ラミレスのタイムリー二塁打で2点目を加えると
6回にも寿司職人ラミレスが犠飛を打ち上げた後、土橋,鎌田のタイムリーで、この回、3点。
9回、正津の暴投の後、ペタジーニの36号2ランが飛び出して、ダメ押し。プロ初先発となった鎌田は
6回を1安打無失点に抑える好投でプロ初勝利。
ヤクルトのマジックは2つ減って6となった。

福岡ドーム:ダイエー12勝16敗
L  000000000  0
H  40002030×  9
勝:若田部6勝4敗 負:オツ14勝9敗
 松中、6打点の大爆発! 若田部、今季初完封! ダイエー、遅過ぎた快勝でV3消滅!
敗れた方に優勝の可能性が消滅するこの試合。初回、井口のタイムリー二塁打で先制したダイエーは
更に、松中の2点タイムリー,大道のタイムリーで、早くも4点のリード。5回には松中の2点タイムリー二塁打で2点を追加すると
7回にも松中が2点タイムリー二塁打の後、大道にもタイムリーが飛び出し、9点目。
先発・若田部は丁寧な投球で西武打線を翻弄し、今季初完封で6勝目をあげ、逆転優勝へ辛くも望みを繋いだ…かに思われたが
56分後、近鉄が土壇場で劇的なサヨナラ勝ちを決めた事により、V3は完全に消滅した。

千葉マリン:ロッテ10勝15敗1分
F  010000001  2
M  010000000  1
勝:中村隼6勝3敗 負:加藤9勝10敗 S:井場4勝3敗4S
本:ジュビロ野口3
 実松、決勝タイムリー! 中村隼、1失点の好投で6勝目!
日本ハムは2回、ジュビロ野口の3号ソロで先制。しかし、その裏、ロッテは酒井がタイムリーを放ち、試合は振り出しに。
2回以降、中村隼,加藤の両先発ルーキーが互いに譲らぬ好投を展開し、1−1の儘、試合は終盤に突入。
迎えた土壇場9回、日本ハムは実松のタイムリーでついに勝ち越しに成功。その裏から、マウンドに上がった井場がピシャリと締めて
この1点を守りきった。8回1失点の中村隼に6勝目がついた。