球界トピックス

9月23日


神宮:ヤクルト12勝15敗
G  010002320  8
S  103000000  4
勝:斎藤雅2勝2敗
負:山本5勝3敗1S
本:今夜の松井さん33
 
反茂雄勢力、連夜の大活躍! 今夜の松井さん、会心の逆転弾で斎藤雅に白星!
前日、名手・川相,斎藤雅,桑田と造反五人衆に次々と活躍されてストレスの溜まっている茂雄はその鬱憤を晴らすがごとくまたも名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た上、ヤクルトの先発が左腕・藤井だからと対左投手打率.293にも拘わらず「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」とあらぬ言い掛かりをつけて既に、規定打席到達が絶望的であるにも拘わらず、追い打ちをかけるかの様に「清水首位打者阻止プロジェクト」をまたしても発動させると、レフトには弘田コーチ曰く「外野守備はど素人」のソーサ元木…をも下回るど素人で鈍足のマルちゃんを入れると言う超ハイリスクミドルリターンの「究極無比超絶破滅オーダー」を実行に移す狂気の采配を敢行。この茂雄の非道な嫌がらせ行為により、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、一死からソーサ元木がセンター前に弾き返したものの、マッスル千代の富士がセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開早くも川相不在の弊害を露呈いきなり川相不在の重さを痛感させられ落胆の色を隠せない巨人先発・M.T.チョンに対して、ヤクルトはその裏、先頭の真中がライト前ヒットで出ると宮本の犠打で二進。二死後、ペタジーニが歩いて、一、二塁となった所で岩村が一、二塁間を破るタイムリーを放ち、1点を先制。直後の2回、巨人は先頭の今夜の松井さん,破戒僧・清原の連打で無死一、三塁とすると、ここで江藤が三遊間を破るタイムリーを放ち、同点。なおも一、二塁の場面でマルちゃんがショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開に終わると、阿部が敬遠された後、M.T.チョンがファーストゴロに倒れて、1点止まりとまたも川相不在の弊害を露呈。同点にして貰っても川相不在の上、中学生レベルの超ヘッポコレフトラインを抱えて不安感が拭えないM.T.チョンは3回、藤井,真中と連打を浴びると、宮本の犠打に対して川相不在で守備のリズムが狂ったか一塁を指示する阿部の声も耳に届かずに三塁へ野選を犯して、無死満塁。ここで代えるべきはピッチャーではなく超ヘッポコレフトラインであるにも拘わらず、川相を出したくない茂雄は早くもM.T.チョンを引っ込め、左3人のクリーンアップを迎えると言うのに、何故か右の河原を投入する謎の継投を展開。突然、引っ張り出されて、準備不足の上、川相不在の超ヘッポコレフトラインを背負わされての絶対絶命のピンチに不安感一杯の河原はいきなり代わりばな、稲葉に押し出し死球を食らわせて、やらずもがなの勝ち越し点を献上。更に、ペタジーニ,岩村にはいずれもセカンドゴロ併殺崩れの間に1人ずつ返されて、この回、3点を失う有様。3点を追う巨人は4回、先頭の今夜の松井さんが四球で出塁。破戒僧・清原があわやゲッツーのショートゴロに倒れたものの、江藤,マルちゃんと連続四球で一死満塁。しかし、ここで阿部は制球に苦しむ藤井を助けるかの様にボール球に2つ手を出しての空振り三振。この阿部のダボハゼぶりにアップアップだった藤井が落ち着きを取り戻した事を察知した茂雄はあえて名手・川相を投入。落ち着きと同時に制球とキレをも取り戻した藤井に対して、得点圏打率.500と言う驚異的な勝負強さを誇る名手・川相はファールで粘ったものの、ボールとも取れるきわどいコースがストライクと判定されて無念の三振。目論見通り、川相が倒れた事にほくそ笑む茂雄は、100%決めなければいけないバントには50%程度の可能性しか要求しないくせに、30%で万々歳のヒットに対しては100%の可能性を要求するかのごとく「やはり、川相はダメですねぇ、エヘヘヘ〜」と川相に全責任を押しつけて、守備につかせる事なく、再びベンチに幽閉し、9番にジョーベ博士を投入する嫌がらせを敢行。2度と川相に頼れないと言う絶望的な状況に士気が下がった巨人は続く5回、一死からソーサ元木が二遊間へ痛打。これをショート・宮本がダイビングキャッチし、転倒しながら絶妙のゴロ送球。川相不在による集中力不足からかセンター前に抜けたと油断したソーサ元木は無駄にラインを膨らませるオーバーラン走塁をかまして、むざむざアウトとなる大失態を犯すなど、結局、三者凡退で無得点。続く6回、一死から再び制球を乱し始めた藤井から破戒僧・清原,江藤と連続四球を選び、一、二塁となった所でマルちゃんがライト線へタイムリー。なおも一、三塁の場面で阿部を迎えると、茂雄は故障あがりのインケツ続きのニックンを投入。ニックンはサードゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを如何なく発揮したものの、バットが折られて打球が死んだ事が幸いしてゲッツーを免れ、この間に江藤が返って、1点差。ここで茂雄がジョーベ博士に代わり、清水…ではなくチュウを投入する嫌がらせを敢行すると、阿部が引っ込み、残りの捕手は小田だけとあって代打の代打が送れない事を見越した若松監督は右の河端にスイッチすると言う前日と全く同様の作戦で茂雄のヘッポコ采配を逆利用。これが奏功し、チュウは高々と打ち上げるショートフライに倒れて、2点止まり。その裏からマウンドに上がった斎藤雅は最も信頼している同期・川相の不在と言う絶望的状況下ながらも、「旧三本柱解体プロジェクト」を目論む茂雄への敵愾心を剥き出しにして、同じく造反五人衆・チュウとの百戦錬磨のコンビネーションで三者凡退に斬ってとる快投を展開。茂雄に反旗を翻す斎藤雅の好投で意気上がる巨人は直後の7回、一死からソーサ元木がライト前に弾き返すも、鈍足・ソーサ元木とあって、ライトゴロを狙っていた稲葉が一塁へ好返球。間一髪ボールが早かったかに見えたが、セーフの判定にもヤクルト側からの抗議はなく、ここで代わった山本からマッスル千代の富士もライト前にヒットを放ち、一、三塁。ここで今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ33号3ランを叩き込み、一気に逆転に成功。その裏、代打・城石,真中と連打を浴びて、一、三塁のピンチを迎えた造反バッテリーだったが、斎藤雅は気力の投球で宮本を空振り三振に斬ってとると、スタートをきっていた一塁走者・真中をチュウがストライク送球で刺して、見事に三振ゲッツーこの儘では、斎藤雅が名球会に近付いてしまうと危惧した茂雄は斎藤雅を引っ込め、岡島を投入する嫌がらせを敢行。「旧三本柱解体プロジェクト」及び「岡島ストッパー失脚プロジェクト」を画策する茂雄がここで自分を起用する狙いは斎藤雅の白星を粉砕して、自分もすかさず降板させる所にある事がミエミエとあって怒り心頭の岡島は茂雄への敵愾心を剥き出しにして、稲葉をセカンドゴロに打ち取り、このピンチを脱出。直後の8回、巨人は一死からニックンがヒットで出ると、チュウが送った後、ガッツな貴公子・仁志が歩くとソーサ元木がイカサマ死球の達人・達川光男氏も絶賛したイカサマ死球で一塁を掠め取り、満塁のチャンス。ここでマッスル千代の富士がセンター前タイムリーを放ち、2点を追加。しかし、川相不在とあっては一つでも先の塁を狙うしかないと焦ったマッスル千代の富士が一、二塁間で挟まれると、この間に飛び出した一塁走者の代走・斉藤宜が三本間に挟まれて憤死と川相不在による詰めの甘さを露呈。リードが広がり、気が楽になった岡島はその裏も三人で抑える好投を展開。土壇場9回、今夜の松井さんのボテボテのサードゴロが「松井さんシフト」の逆をつき内野安打となると、続く破戒僧・清原が歩いて、一、二塁。一死後、岡島の打席を迎えた所で、「岡島ストッパー失脚プロジェクト」を目論む茂雄は最後まで投げさせて岡島にセーブをつける訳にはいかないとばかりに福井を代打に送る嫌がらせを敢行。福井は空振り三振に倒れたものの、岡島をベンチに追いやる事が最大の任務である福井の結果などどうでもいい茂雄はセーブを粉砕されて怒り心頭の岡島にご満悦。続くニックンのレフト前ヒットで川相不在とあっては一つでも先の塁を狙うしかないと焦った今夜の松井さんは強引に本塁へ突入するも、タッチアウトとなり、結局、無得点とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏から登板した桑田は数々の嫌がらせをかます茂雄の非道なやり口に敵愾心を剥き出しにして、簡単に二死を取ると、代打の切り札として登場した中井美穂の旦那・古田もセカンドゴロに打ち取ってゲームセット。斎藤雅に4月22日以来となる2勝目がついた。川相,清水をシメる事には成功したものの、松井さんが逆転弾を放ち、チュウの好リードにより、斎藤雅に白星がつき、岡島,桑田が好投すると言うこれまでシメてシメてシメまくってきた選手が前日に続いて悉く活躍してしまったとあって、この上なく不機嫌な様子の茂雄は終始無言でベンチを後にした。前日同様、茂雄に反旗を翻す面々が嫌がらせ采配を打破して、茂雄の目論見を空転させた事により、絶望視されていた逆転優勝の可能性も見えてきた巨人だが、連日連夜、嫌がらせプロジェクトが阻止されてストレスが爆発寸前の茂雄が鬱憤を晴らすがごとく、抗い様のない極悪無比な嫌がらせ攻勢に出る危険性も大いに考えられるとあって、まだまだチーム内には不穏な空気が漂っている状態だ。

横浜:横浜16勝6敗1分
C  000000010  1
YB 32010004× 10
勝:野村4勝5敗 負:鶴田3勝3敗
本:メカゴジラ12、石井タクロー6、ドスター9
 メカゴジラ、4年ぶり4番で先制3ラン! 野村、1失点の好投で4勝目!
横浜は初回、鈴木なおのりの欠場により4年ぶりに4番に座ったメカゴジラの12号3ランで先制。
続く2回にはマイケルのタイムリー二塁打で2点を追加すると、4回には石井タクローの6号ソロで6点目。
8回にディアスのタイムリーで1点を返されるも、その裏、ドスターの9号ソロ等で4点を追加し、ダメ押し。
先発・野村は8回途中まで1失点に抑える好投で4勝目をマークした。広島は3連敗で5位に転落。

甲子園:阪神13勝12敗
D  202000000  4
T  20121023× 11
勝:伊達3勝3敗 負:中里0勝1敗
本:吉田浩3
 トラさんの代役・吉田浩、3年ぶりの一発含む3打点! 伊達、好救援で3勝目!
初回、中日は福留の2点タイムリー三塁打で先制すると、阪神はその裏、悠久の若虎・桧山,ゼブラ今岡の連続タイムリーで同点。
3回に波留,中里のタイムリーで中日が勝ち越すと、阪神はその裏、ゼブラ今岡のタイムリーで1点差。続く4回には上坂のタイムリーで追い付くと
中里の暴投で勝ち越しに成功。5回、トラさんの代役でスタメンとなった吉田浩がタイムリー、7回にはまたも吉田浩が3年ぶりとなる今季1号2ラン。
8回には濱中,高波,矢野のタイムリーでダメ押しの3点を追加。先発・織田裕二は3回でKOされたものの、2番手・伊達が踏ん張り、今季3勝目。

福岡ドーム:ダイエー13勝14敗
BW 010054110 12
H  003003100  7
勝:具6勝9敗10S 負:田之上12勝7敗
本:アリアス36、ビティエロ21、井口28、松中36
 大道、痛恨の悪送球! ダイエー、中継ぎ陣崩壊でV3に赤信号!
2回、アリアスの36号ソロで先制を許したダイエーだが、3回、小久保の2点タイムリー二塁打で逆転すると
J.マッケンジーの犠飛で3点目。しかし、2点を追うオリックスは5回、大道の2点タイムリーエラーで追い付くと、ビティエロのタイムリーで勝ち越し。
更に、アリアス,進藤にもタイムリーが出て、この回、一挙5点。続く6回には
松田さんが日本新記録のシーズン49本目の二塁打となるタイムリーを放つと
ビティエロに21号3ランが飛び出して、10点目。ダイエーは井口,松中の一発で応戦したものの、及ばなかった。

西武吹き抜けドーム:西武14勝14敗
M  000010103  5
L  002000005× 7
勝:竹下1勝0敗 負:小林雅0勝3敗33S
本:フクーラ17、和田14、カブレラ49
 小林雅、まさかの5失点! カブレラ、劇的逆転サヨナラ3ラン!
0−0で迎えた3回、西武はカブレラの2点タイムリー二塁打で先制。
2点を追うロッテは5回、初芝のタイムリー二塁打で1点を返すと、7回にも初芝がタイムリーを放ち、ついに同点。
9回から西武は同点ながら守護神・豊田を投入するも、これが裏目。続くフクーラに17号2ランを叩き込まれて、勝ち越し点を献上。
更に、代打・本西のタイムリーで5点目を失い、試合は決まったかに思われた。しかし、その裏、満を持して登板した小林雅に対して
和田の14号ソロ、エセネオエセ松井のタイムリーで1点差とすると、カブレラが49号3ランを叩き込み、劇的な逆転サヨナラ勝ち。

大阪ドーム:近鉄17勝11敗
F  000000000  0
Bu 01000000×  1
勝:パウエル4勝5敗 負:ガンちゃん7勝11敗 S:大塚1勝5敗25S
 川口、値千金の決勝二塁打! 近鉄、完封リレーでマジック3!
近鉄は2回、二死一塁から川口がセンターオーバーのタイムリー二塁打を放ち、1点を先制。
その後も再三チャンスを掴みながら、ガンちゃんの粘りの投球の前にあと一本が出ず。
しかし、近鉄先発・パウエルも制球,キレ共に抜群で日本ハム打線を翻弄し、両軍ゼロ行進。
1−0の儘、迎えた9回、近鉄は守護神・大塚を投入すると、大塚はMAX152kmの速球で三人で退け、完封リレー。
5連勝の
近鉄のマジックは2つ減って3となった。