球界トピックス
9月22日
気迫を剥き出しにして打席に入る川相 |
ニューマンの6球目を見事にライト前へ |
厳しいコースを右へおっつける職人技 |
隙あらば二塁も狙わんと駆け込む川相 |
仕事を果たし、ナインに応える川相 |
格の違いを見せつけられニックンも脱帽 |
神宮:ヤクルト12勝14敗
G 002000020 4
S 011010000 3
勝:桑田4勝5敗
負:島田0勝2敗
本:江藤29
反茂雄勢力、嫌がらせ打破の大活躍! 桑田、気迫の好リリーフで4勝目!
20日、V2へ最大のキーマンと目される名手・川相をフル欠場に追い込んだ事でヘッポコバントを連発したおかげで、むざむざ連勝をストップさせたにも拘わらず、この日も茂雄は懲りずに名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄の非道な嫌がらせ行為により、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、先頭のガッツな貴公子・仁志がセンター前に弾き返すと、理不尽にスタメンから外され続けて規定打席到達が絶望的とあって憤懣やるかたない清水が怒りで集中力が増したか、きっちり犠打を決めたものの、マッスル千代の富士、今夜の松井さんと連続三振に倒れて、仁志は二塁に釘付けと早くも川相不在の弊害を露呈。続く2回には二死からソーサ元木が歩いたものの、阿部がセンターフライに倒れて無得点とまたも川相不在の弊害を露呈。立て続けに川相不在を痛感させる拙攻三昧を見せつけられて落胆の色を隠せない巨人先発・ヒゲ入来はその裏、一死から岩村にセンター前へ弾き返されると、寿司職人ラミレスを歩かせ、一、二塁となった所で土橋にレフト前へタイムリーを浴びて、先制点を献上。直後の3回、巨人は川相不在では自分が活路を開くしかないとばかりにヒゲ入来が自ら内野安打で出ると、続くガッツな貴公子・仁志がピッチャー強襲のヒットを浴びせて、一、二塁。ここで理不尽にスタメンから外され続けて規定打席到達が絶望的な清水が怒りで集中力が増したか、きっちり犠打を決めると、二死後、今夜の松井さんがセンター前に2点タイムリーを放ち、逆転に成功。1点リードしたとは言え、川相不在による不安感が拭えないヒゲ入来に対して、ヤクルトはその裏、二死から稲葉がレフト線へ二塁打を放つと、続くペタジーニがセカンドの右をしぶとく破るタイムリーを放ち、あっと言う間に同点。直後の4回、巨人は先頭の江藤の止めたバットに当たったピッチャー前にボテボテゴロをホッジスがこぼして出塁。しかし、ソーサ元木はファーストゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、無得点とまたまた川相不在の弊害を露呈。相変わらず、川相不在の重さを痛感させられて辟易としたヒゲ入来はその裏の二死三塁のピンチは辛くも切り抜けたものの、続く5回、一死からまたも稲葉にレフト線への二塁打を浴びると、二死三塁となった所で岩村にセカンドへのタイムリー内野安打を浴びて、ついに勝ち越し点を献上。直後の6回、巨人は一死から今夜の松井さんが歩くと、破戒僧・清原がナベツネ曰く「当たり屋」の本領を発揮する死球を食らって、一、二塁のチャンス。しかし、江藤,ソーサ元木とあえなく凡退して、二者残塁とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏から、巨人のマウンドにはヒゲ入来に代わって斎藤雅が登場。川相不在のバックを背負わされながらも、百戦錬磨の斎藤雅は茂雄の嫌がらせ政策を打破せんとばかりに三者凡退に斬ってとる快投を展開。直後の7回、ヤクルトが先発・ホッジスから左腕・ニューマンにスイッチすると、茂雄は一軍に復帰したばかりのインケツ続きのニックンを阿部の代打として投入するも、ニックンは見逃し三振と相変わらずのインケツぶりを如何なく発揮。続く斎藤雅の所で茂雄は渋々ながらも名手・川相を投入。川相は得意の食らい付く打撃でフルカウントまで持ち込むと、ライト線へ見事におっつける職人技のヒットで出塁。これに対して、栗山英樹氏は「あれだけインコースの難しい球を見せられながら、本当に川相らしいと言うか…。バントのケースで使われる事が多いんですけど、やっぱり凄い選手ですよね」と大絶賛! 川相幽閉策筆頭刺客のニックンを起用して、川相を追い込む計画が、逆にニックンとの格の違いを見せつけられてしまい、嫌がらせ政策に支障を来すと危惧した茂雄は走塁センス溢れる川相に対して、すかさず代走・斉藤宜を投入し、またも川相の活躍に隠蔽工作を図る非道行為を展開。川相の強烈なプレッシャーを受けて動揺を隠せないニューマンがボークを犯して、一死二塁とチャンスは拡大したものの、二死後、清水の打席を迎えた所で茂雄は対左投手打率.293にも拘わらず「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」とあらぬ言い掛かりをつけて、既に、規定打席到達が絶望的であるにも拘わらず、追い打ちをかけるかの様に「清水首位打者阻止プロジェクト」をまたしても発動し、チュウを代打で投入。これに対して、阿部が引っ込み、残りの捕手は小田だけとあって代打の代打が送れない事を見越した若松監督はすかさずホッジスから河端にスイッチ。清水が無為に下げられる最悪の展開に愕然とする巨人ベンチの中でただ一人で至福の表情を浮かべている茂雄のやり口に辟易としたチュウは見逃し三振に倒れて、結局、無得点。しかし、川相のヒットが得点に結ばなかった事ですっかり有頂天の茂雄は、その裏から「岡島ストッパー失脚プロジェクト」を推進すべく、早くも岡島を投入。もう2度と川相に頼れないと言う絶望的な状況の上、またもセーブのつかない場面で起用されて愕然とした岡島に対して、ヤクルトは先頭の真中がレフト前に弾き返すと、宮本の犠打で二進。二死後、ペタジーニが敬遠されて、一、二塁となったものの、ここで気負った岩村が打ち損じて、ファーストへのファールフライに倒れて、二者残塁。直後の8回、巨人は二死から代わったばかりのヤクルト5番手・島田に対して、破戒僧・清原が四球を選ぶと、続く江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ29号2ランを叩き込み、ついに逆転に成功。しかし、その裏、逆転しても川相不在の不安感が拭えない岡島に対して、ヤクルトは先頭の寿司職人ラミレスが右中間突破の二塁打を放つと、続く代打・度会のピッチャー前へのバントを川相不在で守備のリズムを乱した岡島がおぼつかない足取りで追いきれず、内野安打としてしまい、無死一、三塁。ここで茂雄は「岡島ストッパー失脚プロジェクト」及び「旧三本柱解体プロジェクト」のツイン効果があるとばかりに桑田を投入。川相不在で絶体絶命のピンチを背負わされながらも、逆境に燃える桑田は度会に二盗を許すも、小野をセカンドゴロに打ち取ると、代打・中井美穂の旦那・古田を歩かせて満塁策。ここで真中をショートゴロに打ち取ると、ソーサ元木が三塁に転送して二塁走者・度会を封殺し、三塁走者の寿司職人ラミレスを三本間に挟んでタッチアウトとして、このピンチを見事に脱出。土壇場9回、巨人は先頭の斉藤宜が内野安打で出ると、ガッツな貴公子・仁志の犠打で二進。二死後、小野の捕逸で三進したものの、マッスル千代の富士は空振り三振に倒れて、結局、無得点とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏、桑田は二死からペタジーニに三遊間を破られたものの、岩村を空振り三振に斬ってとり、ゲームセット。松井さんがタイムリーを打ち、川相がヒットを打ち、斎藤雅が好リリーフを見せ、桑田に白星がつくと言うこれまでシメてシメてシメまくってきた選手が悉く活躍してしまったとあって、この上なく不機嫌な様子の茂雄は終始無言でベンチを後にした。この日の様に茂雄に反旗を翻す面々が嫌がらせ采配を打破して、茂雄の目論見を空転させる事さえ出来れば、絶望視されていた逆転優勝の道も切り開けるやもしれないと希望の可能性を残した巨人ナインだが、一方、一気にストレスが溜まった茂雄が鬱憤を晴らすがごとく、抗い様のない極悪無比な嫌がらせ攻勢に出る危険性も大いに考えられるとあって、まだまだチーム内には不穏な空気が漂っている状態だ。
横浜:横浜15勝6敗1分
C 300000000 3
YB 30000200× 5
勝:ゴーグル10勝8敗 負:長谷川8勝5敗 S:斎藤タカシ6勝1敗25S
メカゴジラ、決勝タイムリー! ゴーグル、3年ぶりの2桁勝利!
初回、キュラソ星人の犠飛で先制した広島は、更に、ロペスのタイムリー、野村の犠飛でこの回3点。
しかし、その裏、横浜も無死満塁から鈴木なおのりのセカンドゴロの間に1点を返すと、更に、谷繁の2点タイムリーで一気に同点。
2回以降も走者を出しながら、残塁の山を築く一方の横浜だったが、6回、無死二塁からメカゴジラがタイムリーを放って、ついに勝ち越しに成功。
更に、ズーバーのタイムリーで貴重な追加点。先発・ゴーグルは2回以降立ち直りを見せて、追加点を与えずに踏ん張ると
8回途中から後を継いだ守護神・斎藤タカシがパーフェクトリリーフで締めて、逃げ切った。ゴーグルはこれで3年ぶりとなる2桁勝利をマーク。