球界トピックス

9月14日


 斎藤雅、いよいよ実戦復帰! 旧三本柱解体プロジェクト粉砕へ意欲!
相変わらず、逆転優勝へ最大のキーマンと目される名手・川相を干し続けているにも拘わらず「(22日からの)神宮3連戦までに4ゲーム差なら、まだまだ分かりませんよ、エヘヘヘ〜」などとほたえている茂雄は、この日も右の代打及び代走守備要員として、名手・川相,清水を後回しにするべく、刺客として堀田を一軍に昇格させるなど、考えている事は逆転優勝への秘策どころか、嫌がらせの秘策ばかり。そんな茂雄に楯突く「造反五人衆」の一角・斎藤雅が、15日のイースタンでの西武戦で実戦登板する予定である事が明らかになった。「旧三本柱解体プロジェクト」の為に茂雄からいびられ続け、ヘッポコ継投で白星を消されまくった挙げ句に左太腿の肉離れを起こして二軍に追いやられた斎藤雅だけに、ここに来て復帰となれば、反茂雄勢力の士気が高まる事は間違いない。偽サムライ・阿波野二軍投手コーチも「来季も十分やれる戦力」と全面バックアップしており、調子を上げてきている桑田共々「旧三本柱解体プロジェクト」を粉砕すべく、斎藤雅への期待は高まっている。

広島:広島11勝10敗2分
S  100000000  1
C  000000103× 4
勝:玉木9勝3敗3S 負:前田7勝9敗
本:キュラソ星人21
 キュラソ星人、劇的3ラン! ヤクルト、連夜のサヨナラ負け!
ヤクルトは初回、ペタジーニの犠飛で1点を先制。以降、両軍共、再三、チャンスを掴みながら、あと一本が出ず
1−0の儘、終盤に突入。迎えた7回、広島は東出のタイムリーでついに同点。そして、土壇場9回、一死一、二塁から
キュラソ星人が21号3ランを叩き込み、劇的なサヨナラ勝ち。4番手の玉木に9勝目がついた。

西武吹き抜けドーム:西武15勝10敗
H  000100100  2
L  01401400× 10
勝:オツ14勝8敗 負:若田部5勝4敗
本:エセネオエセ松井23、金村弟17
 西武、今季初の首位浮上! ダイエー、屈辱の対西武20年連続負け越し!
西武は2回、高木大のタイムリーで先制すると、3回にはエセネオエセ松井の23号ソロと金村弟の17号3ランで4点を追加。
1点ずつ取り合って迎えた6回には小関,エセネオエセ松井のタイムリー等で10点目を加えて、試合を決定付けた。
先発・オツは打線の援護に守られ、ハーラートップに1差と迫る14勝目をマーク。4連勝の西武は129試合目にして今季初の首位に浮上した。

東京ドーム:日本ハム13勝9敗1分
M  000000110  2
F  00023000×  5
勝:立石3勝2敗 負:ミンチー姉さん12勝14敗 S:ミラバル1勝6敗17S
本:ガッツ30、メイ29
 立石、5回無失点で3勝目! ガッツ、とどめの30号!
0−0で迎えた4回、日本ハムは片岡のタイムリー二塁打で1点を先制すると、更に、田中幸の犠飛で2点目を追加。
5回には金子の犠飛の後、ガッツに30号3ランが飛び出して、5点目。先発・立石は5回を2安打無失点の好投を見せていたが
背中に張りを訴えて降板。中継ぎ陣がメイの29号ソロ等で2点を返されたものの、最後はミラバルが締めて逃げ切った。
ロッテは日本ハムを上回る10安打を放ちながら、拙攻が響いて5連敗。ミンチー姉さんは完投したものの、またも不運な形で14敗目。

GS神戸:オリックス11勝11敗2分
Bu 000000210  3
BW 62001000×  9
勝:小倉8勝7敗 負:山村7勝6敗
本:葛城イクロー13,14、アリアス34、松田さん11、吉岡26、川口17
 山村、一死も取れずにKO! 近鉄、完敗で首位陥落!
初回、ビティエロの2点タイムリーで先制したオリックスは、更に、葛城イクローの13号3ラン、アリアスの34号ソロが飛び出し
いきなり大量6点を奪取。続く2回には松田さんが11号2ラン、5回には葛城イクローがこの日2本目となる14号ソロを放ち、突き放した。
近鉄は吉岡,川口の連続アーチ等で3点を返すのが精一杯で首位陥落。先発・小倉は7月31日以来となる8勝目をマーク。
尚、シーズン本塁打日本記録がかかる
ローズに一発は出なかったものの、パ・リーグ新記録となるシーズン352塁打を達成した。
また、仰木さんの退団が決まり、注目されていた後任人事だが、「日本の李ボンジョム」こと石毛宏典氏を本命候補として要請する方針である事が
明らかになった。高い知名度と指導者としての監督経験を評価された模様だが、
石毛氏と言えば、ダイエー二軍監督時代にアミダで打順を決める
と言う大暴挙をかましたとんでもない逸話の持ち主
で運否天賦に賭ける「アミダマジック」が炸裂するのではと危惧されている。

 阪神弟、2年ぶりのウエスタン制覇!
巨人同様に飼い殺し軍団と化しているおかげで一軍と大差ない戦力と言われる阪神の二軍だが
マジック1で迎えたこの日、鳴尾浜球場にて、
川尻−葛西−舩木と言う二軍戦とは思えない大人げない継投
ダイエーを4−2で下し、2年ぶり10度目のウエスタンリーグ優勝を飾った。