球界トピックス
9月4日 S−C(神宮):雨天中止
大喝采を受けての登場に高木コーチも拍手 |
郷土の英雄へ掲げられた横断幕 |
岡山南の女生徒も大先輩にラブコール |
岡島に檄を飛ばして気合いを入れる川相 |
石井タクローの痛烈な打球を軽快に捌く |
仕事を果たし、ナインに迎えられる川相 |
倉敷:巨人15勝9敗
YB 000001000 1
G 00201000× 3
勝:ヒゲ入来12勝2敗
負:バワーズ3勝12敗
S:岡島1勝1敗25S
本:今夜の松井さん28
岡山で29年ぶりの公式戦! 3万の観衆、郷土の英雄・川相の好プレーに狂喜乱舞!
公式戦では実に29年ぶりとなる岡山での巨人戦とあって、詰めかけた3万人の大観衆の誰もが郷土が世界に誇るスーパースターである名手・川相のスタメン出場を待ち焦がれていたが、その期待を打ち砕くがごとく、茂雄はまたも懲りずに名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。どういう気紛れかマルちゃんを外して、清水をスタメンに戻したとは言え、ファンの期待を無惨に踏みにじる茂雄の非道な嫌がらせ行為により、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発・ヒゲ入来は川相不在のバックはアテにはならんとばかりにペース配分を無視した全力投球モードで三者三振のスタート。その裏、巨人は二死からマッスル千代の富士が右中間を破る二塁打で出ると、今夜の松井さんが歩いて、一、二塁。しかし、ここで練習免除の特別措置を貰わなければならない程、両太腿の状態が悪いにも拘わらず、五体満足なマルちゃんを差し置いて出場の破戒僧・清原がショートゴロに倒れて、二者残塁と早くも川相不在の弊害を露呈。続く2回には二死から阿部が歩いたものの、ヒゲ入来がライトフライに倒れて、無得点とまたも川相不在の弊害を露呈。しかし、3回、またも二死からマッスル千代の富士が一、二塁間を真っ二つに破ると、続く今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ28号2ランを叩き込み、2点を先制。2点を貰っても川相不在の不安感が拭えないヒゲ入来は極力、バックに頼らぬ様にとバッタバッタと三振ショーを展開。そのヒゲ入来は5回、先頭打者として打席に入るも、あえなく空振り三振に倒れ、シーズン54打席連続無安打のセ・リーグ新記録を達成。続くガッツな貴公子・仁志がレフト前に弾き返し、清水のセカンドゴロで二塁に進んだ所で、森監督は早くもバワーズを諦めて、竹下を投入。これに対して、マッスル千代の富士は左中間を破るタイムリー二塁打を放ち、3点目。更に、今夜の松井さんが歩いて、一、二塁となったものの、練習免除の特別措置を貰わなければならない程、両太腿の状態が悪いにも拘わらず、五体満足なマルちゃんを差し置いて出場の破戒僧・清原が代わった中野渡の前に空振り三振に倒れて、二者残塁とまたまた川相不在の弊害を露呈。相変わらず、川相不在を痛感させる拙攻ぶりを見せつけられた上、初回から飛ばし過ぎた影響から疲労の色が隠せないヒゲ入来に対して、横浜は直後の6回、一死から代打・田中一が右中間へ痛打。これを川相不在で守備のリズムを崩したマッスル千代の富士がジャッグルする間に一気に三塁へ進と、続く石井タクローがライトへきっちり犠飛を打ち上げ、2点差。その裏、巨人は先頭の江藤がレフト前に弾き返したものの、完全無策の野放し野球を愛する茂雄はソーサ元木に無為に強行させて、最悪のショートゴロゲッツー。続く阿部も空振り三振に終わり、結局、無得点とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く7回、川相不在の打線の体たらくに辟易としたヒゲ入来は川相不在では自ら打つしかないとばかりにライト前へ今季55打席目にして初のヒット。ここで、茂雄は犠打世界記録を狙う川相にあてつけるがごとく、ガッツな貴公子・仁志に犠打を命じるも、川相と比べ、遙かにバントテクニックの未熟なガッツな貴公子・仁志はヘッポコバントをかまして、キャッチャー前への小フライを上げてしまう有様。更に、続く清水もセカンドゴロゲッツーに終わる最悪の展開で、結局、無得点とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く8回、先頭のマッスル千代の富士が4打席連続の初球打ちでこの日4本目のヒットで出塁。しかし、今夜の松井さんがセカンドゴロに倒れると、練習免除の特別措置を貰わなければならない程、両太腿の状態が悪いにも拘わらず、五体満足なマルちゃんを差し置いて出場の破戒僧・清原がこの日3個目の空振り三振。そして、江藤もあえなくセカンドフライを打ち上げて、走者を進める事すら出来ずに無得点とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。地元の誇りである名手・川相がここに至るまで干され続けている事に場内がざわめき出した土壇場9回、あまりの非道ぶりに激昂したナインから吊し上げを食らいそうになったか、茂雄はたまらず不本意ながらも名手・川相をサードの守備固めとして投入。これに対して、ヤッターマン・中畑清氏は「遅いですよ。もっと早く出さなきゃ!」と茂雄の嫌がらせ采配を猛烈批判。郷土の英雄・川相がグラウンドに現れた事により、割れんばかりの大歓声に球場全体が包み込まれた中、この回からマウンドに上がった岡島は「吉備の魔法使い」と謳われる程の絶大な信頼感を誇る名手・川相がバックにいる事により、この上なく落ち着いた様子で先頭の石井タクローをその川相の所へ打たせる頭脳的投球を展開。これを川相が軽快に捌いて、アウトを取ると、球場全体がスタンディングオベーション。この後、ヒットと四球で二死一、二塁のピンチを迎えた岡島だったが、川相に声をかけられた事により動揺する事なく、最後の打者・小川を空振り三振に斬ってとり、連敗を4でストップさせた。しかし、茂雄は川相をフル欠場に追い込む事により、地元ファン共々、痛烈な精神的ダメージを与えようと言う悪逆非道の計画に失敗した上、強行出場させたお気に入りの破戒僧・清原が3三振に倒れ、今夜の松井さんの本塁打数が破戒僧・清原を上回ってしまったとあって、この上なく不機嫌な様子で球場を後にした。この鬱憤を晴らすがごとく、今後は川相や松井さんに対して、更なる嫌がらせ政策をかましてくるのではないかと危惧されており、最早、逆転優勝は不可能と言う声が所々で挙がっている。