球界トピックス

9月1日



見事におっつける職人技の流し打ち

痛烈な打球にロペスのダイブも及ばず

猛然と一塁を蹴って、二塁を狙う川相

広島:広島11勝12敗1分
G  000211100  5
C  30350102× 14
勝:河内1勝2敗
負:河原4勝4敗
本:ディアス22,23、キュラソ星人19,20、ロペス27,28、今夜の松井さん26,27、緒方6
 
あまりにも遅過ぎた川相投入! 拙攻拙守に加えて7発被弾の屈辱的大惨敗!
V2へ最大のキーマンと目される名手・川相の投入があまりにも遅れた事で屈辱的逆転負けを喫したにも拘わらず、この日も茂雄は懲りずに名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。更に、広島の先発が読めないからと7番レフトに当て馬でヒゲ入来を入れ、左腕・河内と分かると「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」とあらぬ言い掛かりをつけて規定打席から遠のかせる「清水首位打者阻止プロジェクト」をまたしても発動して、弘田コーチ曰く「外野守備はど素人」のソーサ元木…をも下回るど素人で鈍足のマルちゃんを入れると言う超ハイリスクミドルリターンの「究極無比超絶破滅オーダー」をまたも懲りずに実行に移す狂気の采配を敢行。この茂雄の非道な嫌がらせ行為により、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、河内の前にいきなり三者三振に斬ってとられる始末。一方、川相不在の上、中学生レベルの超ヘッポコレフトラインを背負わされた事により投球の幅を大きく狭められ、不安感一杯の巨人先発・河原に対して、広島はその裏、先頭のキムタクがセンター前に弾き返すと、東出の犠打で二進。ここでディアスがレフトスタンドへライナーで飛び込む22号先制2ランを放つと、続くキュラソ星人もライトポール際へ2試合連続の19号ソロを放り込み、この回、3点。3回には一死からディアスがヒットを放つと、キュラソ星人が三塁線を破る痛打。ど素人レフトのマルちゃんがモタついているのを見たディアスはこの隙に長躯ホームイン。更に、続くロペスが左中間スタンドへ27号2ランを放ち、6点目。更に、二死後、緒方,木村一に連打を浴びた所で代えるべきはピッチャーではなく超ヘッポコレフトラインである事に気付いていないと言うより、川相を出したくないだけの茂雄は河原を引っ込め、またまた野村を酷使投入する嫌がらせを敢行。川相不在の上、超ヘッポコレフトラインを抱えて、不安感一杯の上、酷使三昧で疲労感一杯の野村だったが、ここで打席に入ったのがピッチャーの河内だった事に救われ、辛くもこのピンチを脱出。川相不在で粘りに欠けるとあって3回までパーフェクトに抑え込まれていた巨人だったが、4回、ガッツな貴公子・仁志,ソーサ元木の連打で無死一、二塁。しかし、マッスル千代の富士はセカンドゴロゲッツーと最悪の展開。ここで今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ14試合ぶりとなる26号2ランを叩き込み、ようやく2点。しかし、その裏、広島はヒットのキムタクを一塁に置いて、東出がきっちりバント。これを川相不在で守備のリズムを崩した野村が完全に間に合わないタイミングで二塁へ送球する野選を犯し、オールセーフ。更に、一死後、キュラソ星人が歩いて、満塁となった所で、代えるべきはピッチャーではなく超ヘッポコレフトラインである事に気付いていないと言うより、川相を出したくないだけの茂雄は早くも野村を引っ込め、またまた三浦を酷使投入する嫌がらせを敢行。川相不在の上、超ヘッポコレフトラインを背負わされて、不安感一杯の上、酷使三昧で疲労感一杯の三浦はロペスを凡フライに打ち取るも、これを川相不在で守備のリズムを崩したソーサ元木と今夜の松井さんが譲り合って、中間にポトリと落ちるタイムリーとしてしまう有様。更に、二死後、緒方に左中間スタンドへ6号グランドスラムを叩き込まれる最悪の展開で11点目を献上。大量9点のビハインドとなった巨人は直後の5回、江藤,阿部のヒットで一死一、二塁。ここで代打・チュウがセンター前へタイムリーを放ち、3点目。なおも一、二塁のチャンスにガッツな貴公子・仁志がショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、1点止まりとまたも川相不在の弊害を露呈。その裏から、マウンドに上がった西山は大量リードされている時にこそ本領を発揮すると言われるだけあり、川相不在の上、超ヘッポコレフトラインを背負わされる最悪の環境下にもめげず、河内,キムタクを連続三振に斬ってとるなど、3人で片付ける快投を展開。直後の6回、巨人はソーサ元木,マッスル千代の富士と簡単に倒れて、あっと言う間に二死。ここでで今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ2打席連続となる27号ソロを叩き込み、4点目。更に、破戒僧・清原も右中間フェンス直撃のヒットで続いたものの、江藤が空振り三振に倒れて結局、1点止まりとまたも川相不在による詰めの甘さを露呈。その裏、西山は点差が縮んだ事でリラックス効果が途切れたか、一死からキュラソ星人にバックスクリーン左へこの日2本目となる20号ソロを叩き込まれて、再び8点差。7回、巨人は先頭のマルちゃんが倒れて、西山の打席を迎えた所で茂雄は渋々ながらもようやく名手・川相を投入川相は右に左に痛烈なファールを連発する執拗な粘りを見せた末に一塁線を痛烈に破る会心の二塁打。すると、同じく造反五人衆のチュウが川相の作ったチャンスを無駄にする訳にはいかないとばかりにライト前へタイムリーを放ち、河内をKO。しかし、ここで代わった玉木の前にまたもガッツな貴公子・仁志がピッチャーゴロゲッツーに終わる最悪の展開で1点止まり。その裏から、またまた酷使投入された河本組長は、レフトがマルちゃんから清水へと代わり、和製オジーと謳われる絶大な安心感を誇る名手・川相がセカンドに入った事により、伸び伸びとした投球を展開し、広島打線を3人でなで斬る好投を見せたものの、続く8回、「最後まで諦めませんよ、エヘヘヘ〜」などとほたえておきながら、ソーサ元木,破戒僧・清原を下げて、ケガ人の福井,斉藤宜を入れると言う完全に試合を投げたとしか思えない采配をかます茂雄の有言不実行ぶりに辟易とした上、酷使三昧による疲労感のツケがきたかディアス,ロペスにいずれもこの日2本目となる一発を浴びて、ダメ押しとも言える14点目を献上。巨人は9回もあえなく無得点に終わり、ゲームセット。あまりにも川相の投入が遅過ぎた事により拙攻拙守を繰り返した上、茂雄がヘッポコ無駄使い継投を炸裂させた挙げ句に試合を投げてナインのモチベーションを下げ、敗れるべくして敗れた巨人だが、相変わらず、茂雄は自分に敗因があるなどとは微塵も思っておらず、今後も川相,清水の幽閉策を強化するのは必至とあって、最早、逆転優勝の望みは完全に潰えたと言う声が所々で挙がっている。


ナゴヤドーム:中日9勝13敗
YB 011000002  4
D  010000100  2
勝:谷口2勝3敗 負:野口11勝6敗 S:斎藤タカシ6勝1敗21S
本:山崎武21
 谷繁、決勝タイムリー三塁打! 野口、5試合連続無四球完投ならず!
横浜は2回、谷繁のタイムリー二塁打で1点を先制。その裏、波留の犠飛で同点とされるも
直後の3回、すかさず鈴木なおのりのタイムリーで勝ち越しに成功。1点を追う中日は7回、山崎武の21号ソロで再び同点。
しかし、土壇場9回、横浜は谷繁の2点タイムリー三塁打で三たび勝ち越し。
最後は守護神・斎藤タカシが締めて、この2点を守りきった。2番手の谷口は2勝目をマーク。
尚、5試合連続無四球完投を目前にしていた中日先発の野口は9回二死から、ズーバーに四球を与えてしまい、記録はストップした。

札幌ドーム:ヤクルト16勝5敗
T  000000010  1
S  00003013×  7
勝:藤井13勝5敗 負:谷中5勝2敗
本:ペタジーニ34、寿司職人ラミレス23、真中6
 ペタジーニ,寿司職人ラミレス、連続アーチ! ヤクルト、快勝でマジック19!
0−0で迎えた5回、ヤクルトはペタジーニの34号2ランでついに均衡を破ると
更に、続く寿司職人ラミレスにも23号ソロが飛び出して、この回、3点。
7回には、またもペタジーニが犠飛を放ち、4点目。阪神は8回、濱中のタイムリー二塁打で反撃を見せるも
その裏、真中が6号3ランを放ち、試合を決定付けた。これで
ヤクルトのマジックは2つ減って19となった。

福岡ドーム:ダイエー12勝10敗
BW 000100001  2
H  01000300×  4
勝:若田部5勝3敗 負:加藤8勝7敗 S:ペドラザ4勝4敗32S
本:J.マッケンジー25、ビティエロ16、日高7
 J.マッケンジー、先制25号! 若田部、1失点の好投で5勝目!
2回にJ.マッケンジーの25号ソロで先制を許したオリックスは4回、ビティエロの16号ソロで試合を降り出しに戻した。
しかし、ダイエーは6回、進藤のタイムリーエラーで勝ち越すと、更に、松中のタイムリー二塁打、坊西のタイムリーで4点目。
土壇場9回、守護神・ペドラザが日高に7号ソロを浴び、なおも一死満塁の大ピンチを迎えたものの
何とか後続を断ち切って、32セーブ目。先発・若田部は8回を1失点の好投で5勝目をマークした。

東京ドーム:日本ハム11勝15敗
Bu 204400030 13
F  000110010  3
勝:山村7勝5敗 負:ガンちゃん6勝9敗
本:ローズ48、大村14,15、中村38、井出8、片岡13
 ローズ、2戦連発48号! 中村、とどめの38号2ラン!
この日も近鉄の打線が爆発。まず初回、ローズの2試合連続48号2ランで先制すると、3回には大村の14号ソロ、礒部,吉岡のタイムリーで4点を追加。
更に、続く4回には大村の2打席連続15号ソロ、中村の38号2ランの後、川口にタイムリー二塁打が飛び出して、大量10点のリードを奪い、試合を決めた。
日本ハムは井出,片岡の一発等で追い上げたものの、及ばず。近鉄先発・山村は大量点に守られ、完投で7勝目をマーク。

千葉マリン:ロッテ14勝12敗
L  300000001  4
M  000000000  0
勝:霊感投手・松坂13勝12敗 負:薮田3勝3敗
本:垣内10
 エセネオエセ松井、先制2点三塁打! 感投手・松坂、プロ初の無四球完封!
3試合連続サヨナラ負けで陰鬱とした雰囲気の西武だったが、初回、エセネオエセ松井の2点タイムリー三塁打で先制。
続くカブレラもきっちり犠飛を打ち上げて、この回、3点。2回以降、西武打線は沈黙したものの
先発の霊感投手・松坂がつけいる隙を許さない好投を展開。何とか追加点をあげたい西武は
土壇場9回、代打・垣内が10号ソロを放ち、貴重なダメ押し点。霊感投手・松坂は僅か4安打に抑える完璧な内容で
ハーラートップタイの13勝目をプロ初の無四球完封で飾った。