球界トピックス

８月２４日

詐欺師ゴメス15
　

Ｖ２へ最大のキーマンと目される名手・川相を幽閉しながら、結果として勝ってしまった事で調子に乗った茂雄はどういう気紛れかマルちゃんを外して、清水をスタメンに入れたとは言え、この日も懲りずに名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄の非道な嫌がらせ行為により、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、二死からマッスル千代の富士が三遊間を破ると、今夜の松井さん，破戒僧・清原が連続四球を選んで満塁としたものの、江藤があえなくセカンドフライに倒れて三者残塁と早くも川相不在の弊害を露呈。続く２回には先頭のソーサ元木が一、二塁間を破るも、例によって次打者が投手となると犠打と言う考えが掻き消える茂雄は無為に強攻策をかまして、阿部はあえなくセンターフライ。ここで上原が送って、二死二塁となったものの、ガッツな貴公子・仁志はセンターフライに倒れて無得点とまたも川相不在の弊害を露呈。３回には一死からマッスル千代の富士，今夜の松井さんと連打を浴びせて、一、二塁。ここで破戒僧・清原がレフトへ痛烈な打球を放つと、目測を誤ったヘッポコレフトの福留が一旦、前進して頭を越された事でタイムリー二塁打となり、マッスル千代の富士が先制のホームイン。更に、二死後、ソーサ元木，阿部が連続タイムリーを浴びせて、この回、３点目。川相不在とあって立ち上がりから全ての精神力を注ぐ渾身の投球でパーフェクトに抑えてきたものの、飛ばし過ぎの影響で早くも疲れの色が見え始めた巨人先発・上原に対して中日は直後の４回、二死から立浪がヒットで出ると、続く詐欺師ゴメスがレフトスタンドへ１５号２ランを叩き込み、１点差。しかし、その裏、巨人は一死から理不尽にスタメンから外され続け、規定打席到達が絶望的になりつつあるとあって怒り心頭の清水，マッスル千代の富士の連打の後、またも今夜の松井さんが歩かされて、満塁。ここで中日は人斬り抜刀斎を諦め、紀藤を投入するも、破戒僧・清原が三塁線を破るタイムリー二塁打を放ち、二者が生還。なおも二、三塁と追加点のチャンスだったが、江藤，ソーサ元木と倒れて二者残塁と相も変わらず、川相不在による詰めの甘さを露呈。川相不在の重さを痛感させられ落胆の色を隠せない上原に対して、中日は６回、一死から井端，立浪と立て続けにセンター前へ弾き返して、一、二塁。ここで前の打席で一発を放っている詐欺師ゴメスがレフト前へ痛烈なタイムリーを放ち、３点目。ここで代えるべきはピッチャーではなくサードないしはショートである事に例によって気付かない茂雄は上原を引っ込め、野村を投入する嫌がらせを敢行。当然ながら、川相不在とあって不安感一杯の上、酷使三昧で疲労感一杯の野村に対して、ピンキー井上は会心の一打。しかし、これがショート・ソーサ元木への真正面のライナーとなって、二塁走者・立浪も戻れず、一瞬にしてチェンジとなるハードラックで結局、１点止まり。続く７回になると、茂雄は今度は野村から田畑にスイッチとまたまたリリーフ陣を無駄遣い。当然ながら、川相不在とあって不安感一杯の上、酷使三昧で疲労感一杯の田畑はいきなり、先頭の波留にヒットを浴びると、福留には粘られた挙げ句に四球を選ばれ、清水には簡単に犠打を決められて、一死二、三塁のピンチ。ここで代打・渡辺の打球はセカンドゴロ。これを川相不在で守備のリズムを崩したガッツな貴公子・仁志がジャッグル。一塁は辛うじて間に合ったものの、この間に波留が返って、１点差。あくまで川相を出さずにピッチャーを代える事で目先を変えようとする茂雄は８回には田畑から春風亭半ケツにスイッチとまたまたまたリリーフ陣を無駄遣い。当然ながら、川相不在とあって不安感一杯の上、酷使三昧で疲労感一杯の春風亭半ケツは二死から詐欺師ゴメスを歩かせると、ピンキー井上には一、二塁間を破られて、一、二塁のピンチ。ここで波留の打球はショート前に叩き付けたゴロ。一塁は完全に間に合わず、満塁と思いきや、二塁走者の代走・大西が三塁を大きくオーバーランすると言う前日の金城（横浜）を彷彿とさせる大チョンボ。これを見たソーサ元木はすかさずバックホームし、大西は三本間に挟まれてタッチアウトとなり、結局、無得点。川相不在で粘りに欠けるとあって５回以降、パーフェクトと完全に沈黙していた巨人打線はその裏も先頭の阿部が簡単に倒れて、まず一死。ここで春風亭半ケツの打席を迎えると、茂雄は名手・川相…ではなくヒットマン後藤を投入する嫌がらせを敢行。ヒットマン後藤はセンター前に弾き返したものの、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるヒットマン後藤の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。続くガッツな貴公子・仁志の一塁線へのバントと正津と福留が譲り合うチョンボでオールセーフ。更に、理不尽にスタメンから外され続け、規定打席到達が絶望的になりつつあるとあって怒り心頭の清水が鬱憤を晴らすがごとくライト前に弾き返して、一死満塁。ここで代わった前田幸に対して、マッスル千代の富士がセンター前へ２点タイムリーを放つと、今夜の松井さんが「松井さんシフト」で広く空いている三遊間を破るタイムリーを放ち、３点を追加。なおも、一、二塁のチャンスにここで代わった遠藤の前に破戒僧・清原がセカンドゴロゲッツーに終わってチェンジと相も変わらず、川相不在による詰めの甘さを露呈。土壇場９回、茂雄は例によってセーブのつかない場面で岡島を酷使投入する嫌がらせを敢行。更に、破戒僧・清原を下げて、江藤をファーストに回し、サードに名手・川相…を入れる様な健全な采配をかます筈もなく、代打で出たヒットマン後藤を投入すると言う、あくまで川相を幽閉する嫌がらせを敢行。モチベーションを下げる要素てんこ盛りの状況下に幸いにも逆ギレした岡島は簡単に二死を取ると、最後はメゾン筒井を空振り三振に斬ってとり、ゲームセット。川相が悪夢のフル欠場に追い込まれた事で、無為にリリーフ陣を無駄遣いしながら、中日の拙守拙走に助けられ、タナボタの勝利を拾ってしまった事で調子に乗った茂雄はまたも川相幽閉策を貫けたとあって、すっかりご満悦。この様子では今後も川相幽閉策を強化するのは必至とあって、最早、Ｖ２は夢のまた夢と言う声が所々で挙がっている。

　広島、打線爆発で最下位脱出！　阪神キラー・長谷川、本領発揮の７勝目！

　マクレーン、とどめのグランドスラム！　ダイエー、首位陥落！

　クリーンアップ、一発揃い踏み！　近鉄、打撃戦を制して首位奪回！