球界トピックス

8月5日


横浜:横浜9勝12敗
G  000000010  1
YB 00013000×  4
勝:野村3勝3敗
負:河原3勝3敗
本:メカゴジラ6、ガッツな貴公子12、谷繁12
 
ついに実現、悪夢の究極無比超絶破滅オーダー! 河原、失意の5回KO!
V2へ最大のキーマンと目される名手・川相を幽閉し続けたツケでヤクルトとの差は開く一方にも拘わらず、相変わらず、勝敗度外視の自己欺瞞采配を揮い続ける茂雄は、この日も懲りずに名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙を敢行した上、横浜先発が左腕・野村だからと、「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」などとあらぬ言い掛かりをつけて規定打席から遠のかせる「清水首位打者阻止プロジェクト」をまたしても発動。そして、レフトには弘田コーチ曰く「外野守備はど素人」のソーサ元木…をも下回るど素人で鈍足のマルちゃんを入れると言うかつて巨人投手陣を恐怖のどん底に突き落とした超ハイリスクミドルリターンの「究極無比超絶破滅オーダー」をついに実行に移す狂気の采配に打って出た。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、一死からソーサ元木が歩くも、前日、今夜の松井さんの連続試合出塁記録へのラストチャンスをゲッツーで粉砕した江藤がまたもショートゴロゲッツーを食らってチェンジと不吉極まりない立ち上がりで早くも川相不在の弊害を露呈。続く2回には二死からマッスル千代の富士が右中間フェンス直撃の二塁打を放つと、ここで「究極無比超絶破滅オーダー」の為に7番に入ったマルちゃんが登場。しかし、所詮、塁に出れば、ただの鈍足ランナーでしかないマルちゃんは歩かされると、続く阿部がライトフライに打ち取られて、二者残塁とまたも川相不在の弊害を露呈。巨人先発・河原は立て続けに川相不在を象徴するかの様な拙攻を見せつけられた上、中学生レベルの守備力しか持たない超ヘッポコレフトラインを背負わされた事で投球の幅を大きく狭められて不安感一杯。毎回の様に走者を背負う苦しい投球を続けながらも、何とか無失点で切り抜けてきたものの、4回、二死からズーバーにレフト前へ弾き返されると、続く中根にもレフトフェンス直撃の痛打。これをソーサ元木をも下回るど素人レフトのマルちゃんが深追いし過ぎた事でクッションボールの処理を誤りズーバーの長躯生還を許してしまい、先制点を献上。続く5回には二死からメカゴジラにライトスタンドへ6号ソロを叩き込まれると、鈴木なおのりにはライト線へ二塁打、小川にはライト前にポトリと落ちるタイムリー二塁打を浴びて、3点目を献上。ここで代えるべきはピッチャーではなく超ヘッポコレフトラインである事に気付かないのか、気付いているが川相や清水を幽閉したいだけなのか、茂雄は河原を引っ込めて、野村を投入。しかし、当然ながら、川相不在の上に、超ヘッポコレフトラインを背負わされてのピンチに顔面蒼白の野村ズーバーにセンター前へタイムリーを浴びて、4点目。直後の6回、この回、先頭の野村を迎えた所でTV中継が長いインターバルのCMタイムに入ったのを確認した茂雄は、たとえヒットを打とうとも、その活躍を隠蔽出来るとばかりに、あえてこのタイミングで名手・川相を投入する嫌がらせを敢行。この茂雄の仕打ちに、流石の川相もやりきれない思いに駆られて、闘志に火が点かず、無念の凡退。二死後、ソーサ元木が三塁線を破る二塁打を放ったものの、江藤がセンターフライに倒れて、結局、無得点。その裏から、茂雄は打順が終わったばかりの江藤やソーサ元木の所にピッチャーを入れて、名手・川相をその儘、ショートにつかせる…様な健全な采配をする筈もなく、名手・川相を再びベンチに幽閉する嫌がらせを敢行。4点のビハインドがありながら、もう2度と川相に頼れないと言う絶望的な状況に追い込まれた巨人は続く7回、二死からマッスル千代の富士が歩いたものの、ここで「究極無比超絶破滅オーダー」の為に7番に入ったマルちゃんがあえなくショートゴロに倒れて、無得点。続く8回、二死からガッツな貴公子・仁志が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ12号ソロを放ったものの、その裏からマウンドに上がった5番手・田畑も川相不在の超ヘッポコレフトラインに愕然とした様子で、一死一塁から谷繁に12号2ランを浴びて、ダメを押された。巨人は9回、先頭の江藤がヒットで出るも、今夜の松井さん,破戒僧・清原,マッスル千代の富士と倒れて、ゲームセット。完投勝利を飾った野村は史上117人目となる通算100勝目をマーク。川相,清水を無為に幽閉した究極無比超絶破滅オーダーは案の定、リスクだけが表面化し、敗れるべくして敗れた巨人は2年ぶりの2試合連続完投負け。しかし、茂雄は自分に敗因があるなどとは微塵も思っておらず、川相の打席をTVにすら映させない嫌がらせをかませた事にすっかりご満悦。今後も懲りずに川相,清水を幽閉し、究極無比超絶破滅オーダーを実行するのは必至とあって、最早、V2は絶望的と言う声が所々で挙がっている。

広島:広島12勝6敗
T  000000000  0
C  00005200×  7
勝:ラドウィック1勝5敗 負:中込尊師3勝1敗
本:ロペス23
 緒方、先制犠飛含む3打点! ラドウィック、来日初完封!
0−0で迎えた5回、広島は無死満塁から緒方の犠飛で均衡を破ると、更に、キュラソ星人のタイムリー二塁打
ロペスの23号3ランで、この回、大量5点。続く6回には、またも緒方が2点タイムリーを放ち、ダメ押し。
先発・ラドウィックは立ち上がりから危なげのない内容で阪神打線を翻弄し、今季初勝利を来日初完封で飾った。

神宮:ヤクルト10勝8敗
D  000000010  1
S  00000020×  2
勝:藤井11勝3敗 負:野口9勝4敗 S:高津0勝2敗23S
 中村、痛恨の大悪送球! ヤクルト、必勝リレーで5連勝!
中日先発・野口は野口は6回まで僅かに1安打の快投を見せるも、打線の方は藤井に対して、毎回の様に安打を放ちながら、あと一本が出ず
0−0の儘、試合は終盤へ突入。迎えた7回、野口は満塁と初めてのピンチを迎えた所で、岩村をセカンドゴロに取り
ホームゲッツーかと思いきや、三塁走者・稲葉に足をすくわれた中村が一塁へ大悪送球を犯して、この間に、一気に二者が生還。
しかし、直後の8回、中日は3連打で無死満塁のチャンスを掴むと、立浪のファーストゴロ併殺崩れの間に1点を返し、藤井をKO。
なおも一、三塁と言う場面で代わった河端の前に、波留,神野が連続三振で1点止まり。
最後は高津の前に抑え込まれて、5連敗。一方、勝ったヤクルトはこれで5連勝で貯金を20に乗せた。

東京ドーム:日本ハム6勝14敗1分
H  000003010  4
F  04000030×  7
勝:下柳9勝7敗 負:若田部2勝3敗 S:ミラバル1勝6敗13S
本:実松3,4、ガッツ21、大道4、オバンドー15
 実松、またも2発4打点! 下柳、6回KOも9勝目!
日本ハムは2回、実松の3号2ランで先制すると、更に、ガッツにも21号2ランが飛び出し、この回、4点。
ダイエーは6回、大道が4号2ランを放つと、金子のタイムリーエラーで1点差。
しかし、日本ハムは7回、オバンドーの15号ソロ、実松のこの日2本目となる4号2ランで再び4点のリード。
粘るダイエーは直後の8回、松中のタイムリーで1点を返したものの、最後はミラバルの前に反撃を断たれた。

千葉マリン:ロッテ12勝9敗
L  000100000  1
M  05002101×  9
勝:加藤8勝7敗 負:オツ11勝7敗
本:メイ24
 メイ、先制24号! ロッテ、投打噛み合い3連勝!
2回、ロッテはメイが24号ソロを放ち、先制。更に、この後、酒井のタイムリー、小坂の2点タイムリー三塁打
そして、渡辺正にもタイムリーが出て、一挙5点。4回にシバタオーの押し出し四球で1点を返されるも
5回、ボーリックのタイムリー二塁打,大塚の犠飛で2点を追加し、試合を決定付けた。
ロッテはこれで3連戦3連勝。3番手の加藤に幸運な8勝目が転がり込んだ。

GS神戸:オリックス10勝9敗2分
Bu 002200101  6
BW 00034100×  8
勝:嘉勢2勝0敗 負:高村4勝6敗 S:大久保4勝2敗6S
本:益田2、ローズ39、アリアス24、葛城イクロー8、大島1
 アリアス、逆転2ラン! オリックス、一発攻勢で2位浮上!
3回に益田の2号2ラン、4回にローズの2試合連続39号2ランと一発攻勢で4点のリードを奪われたオリックスだったが
その裏、葛城イクローのタイムリーと的山の2点タイムリーエラーで1点差まで詰め寄ると
続く5回、アリアスの24号2ランで逆転に成功。更に、葛城イクローの8号2ランで2点を追加すると
6回には大島の今季初アーチでダメ押し。近鉄は2点差まで追い上げたが、あと一歩及ばなかった。オリックスはこれで2位に浮上。