球界トピックス

8月4日


横浜:横浜8勝12敗
G  000001000  1
YB 10014100×  7
勝:ハマのチンピラ7勝3敗
負:上原7勝6敗
本:鈴木なおのり5
 
名手・川相、悪夢のフル欠場! 今夜の松井さん、ついに連続出塁記録ストップ!
逆転優勝へ最大のキーマンと目される名手・川相を連日、フル欠場に追い込みながら、やけっぱちとしか思えない完全無策一発依存のファミスタ野球が偶発するツキに恵まれて、たまたま勝ちを拾ったに過ぎない事を自分の名采配と勘違いして調子に乗った茂雄は、またも名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄の非道なやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、二死から江藤がレフト前に弾き返すも、よりにもよって今夜の松井さんの打席で川相不在では一つでも先の塁を奪うしかないと焦って無謀にも二盗を仕掛けて憤死と、早くも川相不在の弊害を露呈いきなり川相不在の重さを痛感させられ愕然とした巨人先発・上原に対して、横浜はその裏、先頭の石井タクローがライト線へ二塁打を浴びせると、マイケルがきっちり送った所でメカゴジラがライト前にタイムリーを放ち、あっさり1点を先制。川相不在で粘りにも繋がりにも欠ける巨人打線は横浜先発・ハマのチンピラの前に2回以降、完全に沈黙し、誰一人出塁出来ない有様。ただでさえ川相不在で不安感一杯の上、焦りも出てきてしまった上原は4回、二死から鈴木なおのりにライトスタンドへ5号ソロを叩き込まれて、2点目を献上。更に、続く5回にはズーバーをストレートの四球で歩かせると、中根には三遊間を破られ、一、二塁。二死二、三塁となった所で石井タクローを敬遠して、満塁策をとったものの、これが裏目。マイケルにセンター前へ2点タイムリーを浴びて、4点目。ここで代えるべきはピッチャーではなくサードないしはショートである事に気付かないのか、気付いているが川相を出したくないだけなのか、茂雄は上原を早くも引っ込めて河本組長を投入。しかし、当然ながら、川相不在の上、ピンチを背負わされて不安感一杯の河本組長メカゴジラにレフト前へタイムリーを浴びると、この打球を川相不在で守備のリズムを崩した清水が後逸するタイムリーエラーでマイケルの生還をも許して、6点目を献上する有様。直後の6回、巨人は先頭のソーサ元木が歩くと、一死後、河本組長を迎えた所で茂雄は名手・川相…ではなくヒットマン後藤を投入する嫌がらせを敢行。ヒットマン後藤は高く跳ねたバウンドがファーストの頭上を越えるラッキーなヒットを放ち、一、三塁となったものの、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるヒットマン後藤の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。ここでガッツな貴公子・仁志がライトへ犠飛を打ち上げ、ようやく1点を返したものの、続く清水はセカンドフライに倒れて、1点止まり。その裏からマウンドに上がった3番手の三浦も川相不在とあって不安感一杯で一死から井上を歩かせると、中根にはライト前へ弾き返されて、一、三塁のピンチ。ここで茂雄は前進守備を敷かせずに谷繁のショートゴロでむざむざ7点目を献上この試合を捨てたとしか思えないイカレ采配に巨人ナインは愕然とし、7,8回と三者凡退。迎えた土壇場9回、ここまで今夜の松井さんが3打席無出塁とあって、何とか松井さんに回したいとばかりに先頭のヒットマン後藤がレフト前ヒット。一死後、野村を迎えた所で、6回の段階で試合を投げている茂雄が名手・川相を出す筈もなく、ケガ人の左門を投入する嫌がらせを敢行。何とか松井さんに回したい左門はしぶとくレフト前に持っていき、これでダブられなければ松井さんに回ると言う形を作った所で、江藤がよりにもよって最悪のショートゴロゲッツーに倒れ、ゲームセット。4打席目を目前にしながら、そのチャンスを奪われた今夜の松井さんの連続試合出塁記録は65でついにストップ名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれた敗れるべくして敗れた巨人の連勝は3でストップ。しかし、例によって茂雄は自分が敗因などとは微塵も思っておらず、川相をフル欠場に追い込んだ上、シメ続けてきた今夜の松井さんの連続試合出塁記録を日本新に到達する前に阻止出来たとあって、すっかり有頂天早々と試合を投げ、自分の欲望にまっしぐらの茂雄のやり口にチームは内部崩壊寸前で、最早、V2は絶望的と言う声が所々で挙がっている。

広島:広島11勝6敗
T  110010000  3
C  11100003×  6
勝:長谷川6勝3敗 負:弓長1勝3敗 S:佐々岡6勝9敗1S
本:塩谷1、赤星1、島田1、田中賢1
 野村、決勝二塁打! 佐々岡、3年ぶりのセーブで連敗脱出!
初回、阪神が悠久の若虎・桧山のタイムリーで先制すれば、その裏、広島は沖原のタイムリーエラーで同点。
続く2回に阪神が塩谷の1号ソロで勝ち越せば、その裏、広島は東出のタイムリーでまたまた同点。
そして、3回、広島は野村のタイムリーでついに主導権を握るも、阪神は5回、赤星にプロ初アーチが飛び出し、三たび振り出しに。
3−3の儘、迎えた8回、広島は野村のタイムリー二塁打で勝ち越すと、更に、ディアスのタイムリー三塁打、代打の求道者・前田のタイムリーで
試合を決定付けた。最後は後半戦から抑えに回った佐々岡が締めて、3年ぶりのセーブをマークした。

神宮:ヤクルト9勝8敗
D  000000010  1
S  11211204× 12
勝:前田6勝4敗 負:山本昌7勝7敗
本:寿司職人ラミレス17,18、ペタジーニ30
 ヤクルト、19安打の猛攻で4連勝! ペタジーニ、リーグ一番乗りの30号!
初回、ヤクルトは中井美穂の旦那・古田のタイムリーで先制すると、続く2回には宮本がタイムリーを放ち、2点目。
3回には寿司職人ラミレスの17号2ラン、4回にはペタジーニの30号ソロ、そして、5回には寿司職人ラミレスの2打席連続18号ソロと
一発攻勢で着々と加点。一方、中日は6回まで毎回安打を放ちながら、5併殺と言う大拙攻。8回に井端の犠飛でようやく1点を返すも
その裏、4点を失い、とどめをさされた。ヤクルトはこれで4連勝。先発・前田は8回で9安打を浴びながら1失点で踏ん張る粘りの投球で6勝目。

東京ドーム:日本ハム5勝14敗1分
H  000030000  3
F  012000001× 4
勝:井場1勝1敗 負:長冨1勝2敗
本:オバンドー14、バルデス16
 中村豊、サヨナラタイムリー! ルーキー・井場、プロ初勝利!
日本ハムは2回、鳥越の野選で先制すると、3回にはオバンドーが14号2ランを放って、3点目。
しかし、ダイエーは5回、バルデスが16号3ランを叩き込み、一気に同点。6回以降も6安打を浴びせながら
あと一本が出ずにいるダイエーに対し、土壇場9回、日本ハムは途中出場の中村豊にタイムリーが飛び出し、サヨナラ勝ち。
3番手のルーキー・井場にプロ入り初白星が転がり込んだ。

千葉マリン:ロッテ11勝9敗
L  102000000  3
M  120000001× 4
勝:清水直2勝0敗 負:橋本0勝2敗
本:ボーリック25
 ボーリック、劇的25号サヨナラ弾! ロッテ、5度目のサヨナラ勝ち!
初回、小関の犠飛で先制されたロッテは、その裏、ボーリックのタイムリーで追い付くと、続く2回、サブローのタイムリー二塁打で勝ち越し。
更に、渡辺正のプロ初打点となるタイムリーが飛び出して、3点目。しかし、直後の3回、西武はエセネオエセ松井,高木大のタイムリー二塁打で同点。
両軍チャンスを掴みながらも、攻めあぐね、3−3の儘、迎えた9回、ロッテは先頭のボーリックが25号ソロを叩き込み、サヨナラ勝ち。
8回から登板した3番手の清水直に2勝目がついた。

GS神戸:オリックス9勝9敗2分
Bu 210000030  6
BW 010000000  1
勝:パウエル2勝3敗 負:ヤーナル2勝1敗 S:岡本2勝2敗8S
本:ローズ38、ビティエロ10、鷹野3
 ローズ、キング独走38号先制弾! 岡本、好リリーフで8セーブ目!
近鉄は初回、ローズがリーグトップを独走する38号2ランを放ち、先制すると、続く2回には的山の犠飛で3点目。
その裏、オリックスはビティエロの10号ソロで応戦。近鉄は3回から6回まで無安打と沈黙したのに対し
オリックスは3回から6回まで毎回安打と押せ押せムードながら、詰めが甘く、3−1の儘、試合は終盤へ。
迎えた8回、近鉄は鷹野に5号3ランが飛び出し、ダメ押し。6回途中から登板の岡本が最後まで投げきり8セーブ目をマーク。
先発のパウエルに2勝目がついた。一方、オリックス先発のヤーナルは来日初黒星となった。