球界トピックス
8月3日
初球をいとも簡単に決める職人技 |
世界記録へ21個と迫る芸術的バント |
阿部の二塁進塁をしっかり見届ける川相 |
横浜:横浜7勝12敗
G 011002000 4
YB 000001002 3
勝:メイ7勝4敗
負:ゴーグル6勝5敗
S:岡島1勝1敗20S
本:阿部6、破戒僧・清原23、谷繁11
またも炸裂、一発依存のファミスタ野球! 茂雄、ヘッポコ継投であわやサヨナラ負け!
逆転優勝へ最大のキーマンと目される名手・川相を連日、フル欠場に追い込みながら、やけっぱちとしか思えない完全無策一発依存のファミスタ野球が偶発するツキに恵まれて、たまたま勝ちを拾ったに過ぎない事を自分の名采配と勘違いして調子に乗った茂雄は、またも名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄の非道なやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、一死から理不尽にスタメンから外されて規定打席到達へ大ピンチの清水が鬱憤を晴らすがごとく一、二塁間を真っ二つに破ると、江藤が死球を食らって、一、二塁。ここで今夜の松井さんが65試合連続出塁となるライト前ヒットを放つも、川相不在では一つでも先の塁を狙うしかないとばかりに二塁走者・清水が無謀にも本塁へ突入して憤死。続く破戒僧・清原もレフトフライに倒れて二者残塁と早くも川相不在の弊害を露呈。しかし、続く2回、二死から阿部が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ6号ソロを叩き込み、またもファミスタ野球で1点を先制。続く3回には、先頭のガッツな貴公子・仁志がヒットで出るも、清水がヘッポコバントをかました末に凡退すると、江藤も倒れて、何も出来ない儘、あっと言う間に二死。またも無得点かと言う陰鬱とした雰囲気に追い詰められた今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、左中間を深々と破るタイムリー二塁打となり、仁志が生還。巨人の先発は前回、茂雄の非道な嫌がらせを受けて、試合途中に放送禁止用語を連発しながらサッサと帰ったメイ。どんなに茂雄に非があろうとも、あからさまな反抗をかますと、世論は茂雄の味方につく事を熟知しているメイは、社会的に抹殺される事を恐れて、この日は耐え忍ぶばかり。またも川相を外される嫌がらせを受け、茂雄の批判文書をバラまきたい衝動に駆られる程、腸が煮えくり返っていた上、阿部のサインに再三再四、首を振るなど、相変わらず、全く呼吸が合わず、最悪の精神状態ながらも、持ちうる精神力を全て注ぎ込む全力投球モードを展開。川相不在の打線が拙攻続きとあって、自分が出るしかないと言う思いを強くしたメイは5回、気力でセンター前に持って行き、出塁したものの、そんなメイの思いを踏みにじるかの様に完全無策の野放し野球を愛する茂雄は、次が驚異の得点圏打率を誇る清水であるにも拘わらず、無為に強攻策を出し、ガッツな貴公子・仁志はショートゴロゲッツーと最悪の展開で無得点とまたまた川相不在の弊害を露呈。あまりに不憫なメイを何とか援護したい巨人は続く6回、一死から今夜の松井さんが歩くと、続く破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ2試合連続の23号2ランを叩き込み、またもファミスタ野球で2点を追加。しかし、4点を貰っても一向に川相不在の不安感が拭えないメイに対して、その裏、横浜は谷繁がライトスタンドへ4試合連続の11号ソロ。更に、二死一、二塁と攻め立てた所で、鈴木なおのりが痛烈なライナーを放つも、今夜の松井さんの好プレーに阻まれて、二者残塁。直後の7回、巨人は先頭の阿部がストレートの四球で出塁。ここでナインに総スカンを食らっていた茂雄がメイに代えて、名手・川相を渋々ながら投入。明らかにバントと警戒されている場面ながら、名手・川相は初球をいともあっさりと世界記録へ21個と迫る芸術的な犠打を決めて、一死二塁。ここで代わった中野渡に対して、続くガッツな貴公子・仁志は川相の作ったチャンスを潰す訳にはいかないとばかりに痛打。センター前に抜けるタイムリーと思いきや、これをセカンド・ドスターのダイビングキャッチに阻まれると、続く清水もドスターの好守に抑えられ、無得点。当然ながら、茂雄は川相をその儘、ショートの守備につける…様な健全な采配をする筈もなく再びベンチに幽閉する嫌がらせを敢行。更に、続く8回には江藤を下げて、ソーサ元木をサードに回し、ショートにケガ人の福井を入れると言う非道の嫌がらせコンボ。7回からマウンドに上がっていた田畑はここでケガ人の福井を出すくらいなら何で7回に川相を残さないんだ!と怒り心頭で鬱憤を晴らすがごとく、谷繁、代打・田中一と連続三振。しかし、茂雄への造反パワーもそう長くは続かず、続く石井タクローにセンター前へ弾き返されて降板。しかし、代わった河本組長も2度と川相に頼れない絶望感から顔面蒼白で代打・ズーバーにセンター前ヒットを浴びて、早々とKO。「旧三本柱解体プロジェクト」に支障を来すとあって、ここまで出し渋っていた茂雄だったが、やむなく桑田を投入。川相不在で一、二塁のピンチと言う絶望的な状況ながら、逆境において燃える桑田は気迫の投球でマイケルをセカンドゴロに打ち取り、このピンチを脱出。川相不在の巨人打線は8,9回と三人ずつで抑え込まれ、4−1の儘、迎えた土壇場9回裏、横浜の攻撃は左の鈴木なおのり,メカゴジラに回るとあって、頭から岡島投入かと思いきや、茂雄は桑田をその儘、マウンドへ。これに対し、川相不在で隙だらけの巨人とあって最後まで諦めない横浜は、まず鈴木なおのりが三遊間を破ると、一死後、メカゴジラがライト線へ二塁打を浴びせて、二、三塁。ここで代打・相川がライトへ犠飛を打ち上げて、2点目。更に、谷繁が歩いて、一発が出れば逆転サヨナラと言う場面になった所で、茂雄はようやく岡島をマウンドへ。茂雄ヘッポコ継投により、ワンテンポ遅れて投入された上、川相不在で不安感一杯の岡島は代打・中根にレフト前へタイムリーを浴びて、1点差とされたものの、石井タクローを何とかファーストゴロに打ち取り、辛くも逃げ切った。川相不在で怒濤の拙攻を繰り返し、ヘッポコ継投によりあわやサヨナラ負けの危機を迎えながら、ファミスタ野球の偶発で、たまたま勝ちを拾ったに過ぎないにも拘わらず、茂雄はお気に入りの破戒僧・清原が一発を放ち、川相を幽閉出来た上、(僅かに26分間だけ、仮初めの)首位に返り咲いた事にご満悦。この調子では今後も川相幽閉策を貫くのは必至とあって、巨人の自力優勝復活の望みもいよいよ消えかかってきた様だ。
広島:広島10勝6敗
T 021000100 4
C 010010000 2
勝:葛西1勝2敗1S 負:横山1勝3敗 S:成本2勝0敗17S
本:ロペス22、西山2
東出、痛恨のタイムリーエラー! 葛西、好救援で今季初勝利!
阪神は2回、東出の2点タイムリーエラーで先制。その裏、ロペスの22号ソロで1点差とされるも
直後の3回、悠久の若虎・桧山のタイムリーで再び2点差。広島は5回、西山の2号ソロで1点差とすると
なおも二死満塁と攻め立て、阪神先発・井川をKO。しかし、代わった葛西の前にロペスが倒れて、三者残塁。
これで流れを引き戻した阪神は7回、上坂のタイムリーでダメ押し。最後は成本が締めて逃げ切った。葛西は今季初白星。
12安打を放ちながら、5併殺の拙攻が大きく響いた広島はこれで8連敗となった。