球界トピックス
8月1日
東京ドーム:巨人11勝7敗1分
D 000000000 0
G 00020410× 7
勝:ヒゲ入来9勝1敗
負:人斬り抜刀斎4勝6敗
本:マッスル千代の富士20、阿部5
川相、悪夢のフル欠場で怒濤の拙攻拙守! ファミスタ野球炸裂で拾いモノの辛勝!
V2へ最大のキーマンと目される名手・川相を幽閉し続けたツケで自力優勝が消滅した事により、逆ギレ状態の茂雄は一昨年、巨人投手陣を恐怖のどん底に突き落とした「究極無比超絶破滅オーダー」の再現を示唆していたが、この日、中日の先発は右の人斬り抜刀斎とあって、この悪夢のオーダー完成は辛くも回避された。しかし、例によって、名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙を敢行し、更に、好調のマルちゃんを下げてケガ人の破戒僧・清原を強行出場させるなど、相変わらず、勝敗度外視で自分の欲望をゴリ押しにした独善的オーダーをかます茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、一死から、理不尽にスタメン外され続けて規定打席から遠ざかる一方とあって怒り心頭の清水が鬱憤を晴らすがごとくショートの頭を越える二塁打で出塁。二死後、今夜の松井さんが63試合連続出塁となる四球を選んだボールが暴投となって、一、三塁とチャンスを広げたものの、ケガ人の破戒僧・清原がセカンドゴロに倒れて二者残塁と早くも川相不在の弊害を露呈。続く2回には一死からソーサ元木がセンター前にポトリと落とすヒットで出たものの、阿部,ヒゲ入来が連続三振を喫して、ソーサ元木は一塁に釘付けとまたも川相不在の弊害を露呈。相次ぐ拙攻に1点でも取られたら負けを覚悟しなければならない心境に追い詰められた巨人先発・ヒゲ入来は立ち上がりから持ちうる全ての精神力を注ぎ込む全力投球モードで3回をノーヒットに抑える力投。何とかヒゲ入来を援護したい巨人は4回、先頭の今夜の松井さんがセンター前に弾き返すと、ケガ人の破戒僧・清原は空振り三振に倒れたものの、マッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーンへ史上214人目の通算100号となる20号2ランを叩き込み、ようやく2点を先制。続く5回には先頭のガッツな貴公子・仁志がレフト前ヒットで出たものの、完全無策野放し野球を愛する茂雄は清水に強攻策を指示するも空振り三振。すると、青島健太氏は「攻撃的な野球もいいですが、1点を確実にモノにしようするならば、僕は川相選手を2番に置いた方がいいんじゃないかと思いますね。もうシーズン終わるまで固定するくらいの方がいいでしょう」と茂雄の川相幽閉策を徹底批判。この後、江藤,今夜の松井さんと打ち上げて、結局、仁志は一塁に釘付けとまたまた川相不在の弊害を露呈。直後の6回、再三再四、川相不在を痛感させられた精神的ダメージに加え、立ち上がりからの飛ばし過ぎによる疲労感に苛まれたヒゲ入来は二死から井端を歩かせると、続くピンキー井上のボテボテのショートゴロを川相と比べ、キレの悪い守備のソーサ元木が内野安打としてしまい、一、二塁のピンチ。川相不在の不安感で落ち着かないヒゲ入来は甘いカーブを投げ込んでしまうも、あまりに甘かった事で逆転3ランが脳裏に浮かんで力んだか、スイング後に大きくバランスを崩してよろける程に振り回してしまった詐欺師ゴメスは完全に打ち損じてレフトフライに終わり、二者残塁。その裏、巨人は先頭の破戒僧・清原が人斬り抜刀斎の右膝を直撃させるノックアウト打法をかまし、人斬り抜刀斎は無念の負傷退場。急遽、マウンドに上がった遠藤は準備不足がたたったか、マッスル千代の富士,ソーサ元木に対して、8球連続ボールと全く制球が定まらず、無死満塁。ここで阿部が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに顔の高さに来た完全なボール球を強引に叩くと、これがライトスタンドへ飛び込む5号満塁弾となり、一挙4点。依然として制球が定まらない遠藤はヒゲ入来は抑えたものの、ガッツな貴公子・仁志,清水と連続四球を出す一人相撲を演じて、あえなくKO。ここで代わった中山に対して、江藤はあえなくサードゴロゲッツーに倒れ、またまたまた川相不在の弊害を露呈。6点のリードを貰ったとは言え、川相不在の不安感が拭えた訳ではないヒゲ入来は直後の7回、一死から、山崎武をサードゴロを打ち取るも、川相と比べ、安定感に欠ける江藤が一塁へ悪送球をかます得意のヘッポコエラーを炸裂! これで川相不在の重さを改めて痛感し、落胆の色を隠せないヒゲ入来に対して、関川がセンター前へ弾き返して、一、二塁となったものの、続く代打・森野が淡泊に打ってしまうと、これがセカンドゴロゲッツーとなって、結局、無得点。その裏、巨人は二死からマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、センターフェンス直撃の二塁打となると、続くソーサ元木も川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、センターオーバーのタイムリー二塁打となり、7点目を追加。ここで茂雄はソーサ元木に対して、走塁センス溢れる名手・川相…ではなく川中を代走に投入する嫌がらせを敢行。この茂雄のやり口に辟易とした阿部が倒れて、川中は二塁に釘付けとまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。更に、直後の8回、茂雄は破戒僧・清原をベンチに下げて、江藤をファーストに、川中をサードに回し、ショートには和製オジーと謳われる程の安定した守備力を誇る名手・川相…ではなく親指亀裂骨折の福井を強行出場させる嫌がらせを敢行。ケガ人を優先してでも川相を幽閉しようとする茂雄の非道なやり口に呆然自失のヒゲ入来に対して、中日は先頭の代打・波留がレフト前に弾き返すと、福留はファールで粘った末に倒れたものの、井端がライト線へ二塁打を放ち、一死二、三塁。ここでピンキー井上のサードゴロを川相と比べ、判断力の悪い川中が三塁走者・波留の動きに気を取られてタッチに行き、オールセーフとしてしまうボーンヘッド。しかし、またも詐欺師ゴメスがスイング後に大きくよろける程に力み過ぎのスイングでファーストへのファールフライに倒れると、続く立浪もひっかけてセカンドゴロに倒れ、三者残塁。いかに川相不在で隙だらけの巨人が相手とは言え、流石にこれには意気消沈となってしまった中日は9回も簡単に三者凡退に終わり、ゲームセット。川相不在で怒濤の拙攻拙守を繰り返しながら、人斬り抜刀斎の負傷退場とファミスタ野球の偶発により、たまたま勝ちを拾ったに過ぎないにも拘わらず、茂雄は大好きな一発攻勢に加え、川相をフル欠場に追い込んだ事にご満悦で、相変わらず、現状把握は全く出来ていない模様。この調子では今後も川相幽閉策を貫くのは必至とあって、巨人の自力優勝復活の望みも薄くなってきた。
広島:広島4勝10敗1分
YB 043310001 12
C 000000140 5
勝:バワーズ2勝8敗 負:黒田5勝7敗
本:谷繁9、小川12、ロペス21、相川2
マシンガン打線、怒濤の猛攻12点! 横浜、破竹の8連勝で借金完済!
横浜は2回、マイケルのタイムリーで先制すると、谷繁の2試合連続9号3ランが飛び出し、早くも4点のリード。
続く3回にはズーバー,谷繁のタイムリーで3点を加え、4回には小川の12号3ランで10点目と、試合を決定つけた。
広島は終盤、5点を返して追い上げたものの、序盤の大量失点が大きく響いて、6連敗。
一方、横浜は連勝を8に伸ばし、ついに5割に到達した。先発・バワーズは初登板以来4ヶ月ぶりの2勝目をマーク。
甲子園:阪神5勝13敗
S 000202000 4
T 111000000 3
勝:ホッジス1勝0敗 負:伊達2勝2敗 S:高津0勝2敗22S
本:岩村10
岩村、逆転2ラン! 謎の新助っ人・ホッジス、来日初登板初勝利!
ヤクルトの先発は謎の新助っ人・ホッジス。これに対して、ノムさんの続投が決まった阪神は初回、悠久の若虎・桧山のタイムリーで先制すると
続く2回には沖原の併殺崩れの間に1点、3回にはトラさんのタイムリーと着々と加点。
しかし、3点を追うヤクルトは直後の4回、寿司職人ラミレスの2点タイムリーで1点差と詰め寄ると、6回には岩村の10号2ランで逆転に成功。
粘る阪神は8回、一死満塁と一打逆転のチャンスを掴むも、矢野,代打の神様・八木と連続三振。最後は高津の前に反撃を断たれた。
6回3失点のホッジスは来日初登板初勝利。尚、阪神・3番手として登板した星野伸が史上17人目となる通算2000三振を達成した。
西武吹き抜けドーム:西武12勝6敗
H 0200000000 2
L 0100100001× 3
勝:霊感投手・松坂10勝10敗 負:長冨1勝1敗
本:J.マッケンジー20
延長10回、和田、サヨナラタイムリー! 霊感投手・松坂、完投で10勝目!
2回、J.マッケンジーの20号2ランで先制された西武だが、その裏、すかさずマクレーンのタイムリー二塁打で1点差と詰め寄ると
5回には、マクレーンが押し出し四球を選んで、ついに同点。西武先発の霊感投手・松坂は中盤から完全に立ち直り、ダイエー打線をねじ伏せれば
ダイエーは小刻みな継投を展開し、2−2の儘、試合は延長に突入。迎えた10回、西武は一死三塁のチャンスを作ると
和田が前進守備のショートの左を抜くタイムリーを放ち、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。霊感投手・松坂は10回完投で3年連続の10勝目。
大阪ドーム:近鉄13勝8敗
M 000001000 1
Bu 20000000× 2
勝:前川11勝7敗 負:薮田1勝2敗 S:大塚1勝5敗13S
本:ローズ37、佐藤3
ローズ、先制37号2ラン! 前川、ハーラートップタイの11勝目!
近鉄は初回、ローズがリーグ単独トップとなる37号2ランを叩き込み、2点を先制。
近鉄先発・前川の前に打ちあぐねていたロッテは6回、佐藤の3号ソロでようやく1点を返して、1点差。
近鉄は6回まで3安打と抑えていた前川を早々と下げ、茂雄の飼い殺し政権から亡命を果たした前略・三澤興一を投入すると
三澤は嫌がらせ政権から解き放たれた事で生き生きとした投球でロッテ打線を翻弄。
最後は守護神・大塚が3人で締め括り、1点差を守りきって、首位をがっちりキープ。前川はハーラートップタイの11勝目。
札幌ドーム:日本ハム8勝13敗1分
BW 001102240 10
F 002020000 4
勝:山口4勝2敗2S 負:芝草うちゅー4勝3敗1S
本:五島1、藤井11
ビティエロ、決勝二塁打! 藤井、とどめのグランドスラム!
2−2で迎えた5回、日本ハムは奈良原の2点タイムリー二塁打で勝ち越し、オリックス先発・金田をKO。
しかし、直後の6回、オリックスは日高,大島の連続タイムリーで追い付くと
続く7回、ビティエロのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功。更に、代打・塩崎のスクイズで1点を加えると
8回には代打・藤井が11号グランドスラムを叩き込み、試合を決定付けた。2番手の山口は4勝目をマーク。