球界トピックス
7月29日
自力V消滅阻止へ気迫満点の川相 |
うまく腕を畳んでレフト線へ会心の一打 |
惜しくも右に切れるも藤井は顔面蒼白 |
迷いのない力強いスイングを見せる川相 |
川相の強烈な打球に吹き飛ぶ古田のマスク |
落ちる球に泳がされてもしぶとくカット |
外角の厳しい球にも食らい付く川相 |
粘った末についに四球を勝ち取る職人技 |
仕事を果たし、塁上に渋くたたずむ川相 |
神宮:ヤクルト11勝8敗
G 000101000 2
S 01210010× 5
勝:藤井10勝3敗
負:河原3勝2敗
S:高津0勝2敗21S
本:今夜の松井さん19、真中2、江藤24
川相不在の弊害、大露呈! 茂雄、怒濤の嫌がらせ采配炸裂で自力優勝消滅!
敗れれば、仮初めの首位から陥落すると同時に自力優勝も消滅すると言う崖っ淵に立たされている巨人だが、この日、茂雄は右手親指亀裂骨折の福井を強行出場させてまで、逆転優勝へ最大のキーマンと目される名手・川相を幽閉する大暴挙に打って出た。更に、茂雄はヤクルト先発が左腕・藤井だからと「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」などとあらぬ言い掛かりをつけて規定打席から遠のかせる「清水首位打者阻止プロジェクト」をまたしても発動させ、弘田コーチ曰く「外野守備はど素人」のソーサ元木をレフトに入れる嫌がらせを敢行。この茂雄の非道なやり口に試合前から自力優勝消滅を覚悟したかの様な重苦しいムードに包まれた巨人は初回、先頭のガッツな貴公子・仁志がセンター前ヒットで出塁。ここで本来なら、名手・川相がきっちり送って、一死二塁の形をいとも簡単に形成出来たものを、川相に代わって2番に入っていたソーサ元木はよりにもよって、セカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。茂雄のイカレ采配に愕然とした江藤も倒れて、結局、無得点と早くも川相不在の弊害を露呈。続く2回、一死から破戒僧・清原を出したいが為に茂雄に「ヘバっていますからねぇ、エヘヘヘ〜」などと、あらぬ言い掛かりをつけられて幽閉され続け、怒り心頭のマルちゃんが三遊間を真っ二つに破ったものの、マッスル千代の富士はファーストゴロ、そしてケガ人の福井も力ないショートゴロに倒れて無得点とまたも川相不在の弊害を露呈。立て続けに川相不在を痛感させる拙攻三昧を見せつけられて不安感一杯の巨人先発・河原はその裏、、一死から岩村を歩かせると、簡単にモーションを盗まれて二盗を許し、寿司職人ラミレスには死球を食らわせると、土橋の打席で川相不在で守備のリズムを崩したチュウが捕逸を犯して、二、三塁。ここで土橋の打球は三塁後方のファールフライ。これを川相と比べて状況判断力の甘いケガ人の福井が考えなしに深追いして後ろ向きで捕球してしまい、体勢を大きく崩した隙に岩村にタッチアップでの生還を許して、ノーヒットでむざむざ先制点を献上。直後の3回、二死からガッツな貴公子・仁志がレフト前に弾き返したものの、2番の名手・川相…ではなくソーサ元木はサードゴロに倒れて無得点とまたまた川相不在の弊害を露呈。改めて川相不在の重さを思い知らされて落胆の色を隠せない河原に対して、ヤクルトはその裏、一死から宮本,稲葉と連打を浴びせると、ペタジーニが10球粘った末に四球を選び、満塁のチャンス。ここで中井美穂の旦那・古田が一、二塁間を破るタイムリー、岩村がレフトへ犠飛を打ち上げて、2点を追加。直後の4回、巨人は一死から今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに62試合連続出塁となるバックスクリーン直撃の19号ソロを叩き込んで、ようやく1点。二死後、マッスル千代の富士がセカンド・宮本のグラブを弾くヒットで出たものの、ケガ人の福井がボテボテのサードゴロに倒れて1点止まりとまたまたまた川相不在の弊害を露呈。またも川相不在の重さを痛感させられ愕然とした河原に対して、ヤクルトはその裏、二死から、真中がライトスタンドへ2号ソロを叩き込み、再び3点差。直後の5回、一死で河原を迎えた所で、茂雄は渋々ながら名手・川相を代打で投入。理不尽にスタメンから外され怒り心頭の川相は気迫を前面に出した食らい付く打撃で右に左にファールを連発。粘りに粘った8球目についに四球を勝ち取る職人技で出塁。この素晴らしい粘りに鈴木孝政氏は「こういうゲームで川相みたいな昔の匂いがする選手が頑張ってくれると素晴らしいですね」、大矢明彦氏も「こうやってボールを選ばれて粘られて挙げ句の果てに四球だと、ピッチャーは非常に堪えますね」と絶賛。しかし、ガッツな貴公子・仁志,ソーサ元木と打ち上げてしまい、川相は一塁に釘付け。その裏、茂雄は名手・川相をショートに残し、ケガ人の福井を下げると言う珍しく健全な采配を展開。この回からマウンドに上がった河本組長はバックに川相がいる安心感から先頭の稲葉をあっさり打ち取ると、茂雄が必要以上にビビリまくっているペタジーニも力でねじ伏せて空振り三振。中井美穂の旦那・古田は名手・川相の所へ打たせる頭脳的投球を炸裂させて、この試合、初めての三者凡退で切り抜ける好投。川相投入で意気上がる巨人は直後の6回、先頭の江藤がレフトスタンド中段へ3試合連続の24号ソロを叩き込むと、二死後、マッスル千代の富士がライト前ヒットで出塁。ここで河本組長の打順を迎えると、茂雄は左の川中を投入。散々、左対左の回避を謳って規定打席から遠ざけまくってきたにも拘わらず、左の藤井相手に清水を差し置いて川中を投入した事により「左対左の回避が正に、自分を幽閉する口実でしかなかった」事を思い知った清水は怒り心頭。これを見た川中は清水を不憫に思ってモチベーションが低下したか、サードへの凡フライに倒れたものの、清水をベンチに追いやる事が最大の任務である川中の結果などどうでもいい茂雄はベンチで腸の煮えくり返った様子の清水にご満悦。この茂雄の非道なやり口に辟易とした3番手・田畑は、その裏、先頭の岩村にライトオーバーの二塁打を浴びてしまったものの、続く寿司職人ラミレスの三遊間への打球を名手・川相が好捕し、すかさず三塁へ転送する好判断で岩村を刺すファインプレー。更に、土橋の左中間へのライナーを今夜の松井さんがランニングキャッチで抑える好プレー。ここで7回に川相に打順が回る事を睨んだ若松監督は藤井を引っ込めて、副島を投入。副島はファーストゴロに終わり、チェンジとなったものの、若松監督の狙いは7回から藤井に代わる2番手として右の河端を投入し、名手・川相をベンチへ追いやる事にあった。一死後、またしても茂雄は小学生でも分かる若松監督の罠にまんまと引っかかり、名手・川相を引っ込めて、清水を投入する嫌がらせを敢行。左対左の回避が口実でしかなかった事が露呈し、完全にやる気喪失の清水はあえなくファーストゴロに倒れたものの、川相をベンチに追いやる事が最大の任務である清水の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。その裏、もう2度と川相に頼れないと言う絶望感に打ちひしがれた4番手・ノリダー柏田は先頭の真中を歩かせると、宮本の犠打,稲葉のファーストゴロで二死三塁のピンチ。しかし、ここでペタジーニをショートゴロに打ち取ってチェンジ…と思いきや、この回から茂雄の陰謀によりベンチへ下げられた川相に代わってショートに入っていたソーサ元木が後逸するタイムリーエラーを犯し、痛恨の5点目を献上。土壇場9回、この回からマウンドに上がったヤクルト守護神・高津に対して、破戒僧・清原を出したいが為に茂雄に「ヘバっていますからねぇ、エヘヘヘ〜」などと、あらぬ言い掛かりをつけられて幽閉され続け、怒り心頭のマルちゃんがレフト前ヒットで出塁。続くマッスル千代の富士のショートゴロで走者が入れ替わった所で、茂雄は三浦に代えて、右膝痛が完治していないながらも2ヶ月ぶりに一軍に上げたばかりの左門を投入。しかし、左門はショートゴロに倒れた上、右膝痛の影響で全力疾走出来ないが故にゲッツーを食らう最悪の展開でゲームセット。川相を無為に幽閉した事により逆転の芽を潰し、敗れるべくして敗れた巨人は仮初めの首位から陥落した上、とうとう自力優勝が消滅。しかし、茂雄は自分に敗因があるなどとは微塵も思っておらず、川相に嫌がらせをかませた事にすっかり有頂天。弊社が開幕前から川相の必要性を訴え続けてきたにも拘わらず、愚かにも川相を幽閉し続けた茂雄のヘッポコ采配により、巨人のV2は最早、誰の目にも難しくなってきたと言っていいだろう。
ナゴヤドーム:中日10勝7敗1分
C 000001000 1
D 20000000× 2
勝:野口9勝3敗 負:ラドウィック0勝5敗
本:詐欺師ゴメス8
詐欺師ゴメス、先制8号2ラン! 野口、完投で9勝目!
中日は初回、詐欺師ゴメスが8号2ランを叩き込んで、早々と2点を先制。求道者・前田が左足太腿痛によりスタメンから外れてしまった広島は
中日先発・野口の前に攻めあぐねていたものの、6回、3連続バントで一死二、三塁の場面を作ると、キュラソ星人のショートゴロの間に、ようやく1点。
土壇場9回には、無死一、二塁と長打が出れば逆転のチャンスを作ったものの、後続が断たれて、万事休す。
野口は8安打を浴びながら、1点に抑える粘りの投球を見せ、53日ぶりの9勝目を完投で飾った。