球界トピックス

7月27日



今季2度目のスタメンに意欲満々の川相

世界記録へ22個と迫る芸術的バント

しっかり仕事を果たし、笑顔を見せる川相

神宮:ヤクルト9勝8敗
G  105000300  9
S  005000000  5
勝:桑田1勝3敗
負:石井一8勝4敗
本:江藤22、ソーサ元木7、中井美穂の旦那11、マッスル千代の富士19
 
名手・川相、勝利を呼ぶ芸術的犠打炸裂! 桑田、リリーフで今季初白星!
負け越せば自力優勝が消滅するヤクルトとの後半戦開幕3連戦。ニックンのリタイアにより、ついに観念したのか、茂雄は実に76日ぶりに名手・川相を「2番ショート」の聖域にスタメン起用! 例によって、ヤクルト先発が左腕・石井一だからと、「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」などとあらぬ言い掛かりをつけて規定打席から遠のかせる「清水首位打者阻止プロジェクト」をまたしても発動させ、弘田コーチ曰く「外野守備はど素人」のソーサ元木をレフトに入れはしたものの、頼れるベテランのスタメン復帰に試合前から意気上がる巨人は初回、先頭のガッツな貴公子・仁志が川相の気迫が乗り移ったかの様に執拗にファールで粘った末にセンター前に弾き返すと、ここで名手・川相がいともあっさりと世界記録へ22個と迫る芸術的な犠打を決めて、一死二塁。続く江藤も川相を彷彿させる食らい付く打撃で粘りながら、ライトフライに倒れたものの、今夜の松井さんが60試合連続出塁となる四球を選ぶと、続く破戒僧・清原も粘った末に歩いて満塁となった所で、マッスル千代の富士が川相の作ったチャンスを無駄にする訳にはいかないとばかりに一、二塁間を破るタイムリーを放ち、1点を先制。二塁走者の松井さんも一気に本塁をついたものの、ライト・稲葉の好返球の前にタッチアウト。その裏、久々に川相がバックにいる事で安心感一杯のメイに対して、ヤクルトは先頭の飯田がライト前ヒットで出た後、宮本の犠打で一死二塁とのチャンス。ここで稲葉の打球はメイの球威に押されて、レフト−ショート間の上空へ。台風の影響による強風に煽られて、あわや譲り合ってタイムリーテキサスヒットと言うこの打球を名手・川相の好指示により、ど素人レフトのソーサ元木がキャッチ。川相不在のヘッポコレフトラインの感覚で、落ちると判断してしまったか、大きく飛び出した二塁走者・飯田は戻りえず、ゲッツーを完成。続く2回、茂雄が「満塁で敬遠させる可能性もある」とほたえるなど、弱腰な姿勢を見せたペタジーニに対して、川相効果により気力充実のメイはキレのあるボールで空振り三振にとると、中井美穂の旦那・古田には右中間突破の二塁打を許すも、岩村のファーストゴロで必死の形相を見せながら全力疾走でベースカバーに入ると言う関根潤三氏曰く「今まで見た事のない」気迫溢れるプレイでアウトにとると、続く寿司職人ラミレスもピッチャーゴロに打ち取って、この回のピンチを脱出。直後の3回、先頭の名手・川相がサードフライに倒れるも、執拗に粘ってプレッシャーをかけた事により石井一を激しく疲弊させると、続く江藤がレフトスタンド上段へ22号ソロを叩き込んで、2点目を追加。更に、今夜の松井さんが右中間を真っ二つに破る二塁打を放つと、破戒僧・清原が四球,マッスル千代の富士が死球で出て、満塁。ここでソーサ元木がレフトスタンドへ7号グランドスラムを叩き込み、この回、一挙5点。その裏、ヤクルトは先頭の土橋がレフト線へヒットを放ち、続く石井一が送って、またも得点圏に走者を進めると、二死後、宮本が川相ばりの粘りを展開。球数を放っているうちにメイが阿部のサインに再三首を振るなど、バッテリーの呼吸が合わなくなってきた所をついた宮本はセンター前にタイムリーを放ち、土橋が生還。リズムの狂いかけているメイに対して、続く稲葉も追い込まれながら、左中間を破るタイムリー二塁打を放ち、2点目。ここで茂雄は川相効果を粉砕する絶好の機会と睨んだか4点差がありながら、早くもペタジーニに敬遠指令前の打席で三振に斬って取っているにも拘わらず、大矢明彦氏が「考えられない!」,西本聖氏も「後半戦開幕を託した投手がそこまで信用出来ないのか!」と痛烈批判した嫌がらせ指令をかましてくる茂雄のやり口に川相がバックにいる事すら忘れてしまう程、プッツンと来てしまったメイは続く中井美穂の旦那・古田にレフトスタンドへ11号3ランへ叩き込まれて、とうとう1点差。茂雄の余計な手出しにより、息を吹き返してしまった石井一の前に巨人は4回、三者三振に斬ってとられる始末。すると、その裏、茂雄はまだ1点勝っているにも拘わらず、後半戦開幕戦を託したメイを早くも引っ込め、田畑にスイッチする嫌がらせを敢行。早くも勝敗度外視の川相潰しにご執心の茂雄のやり口加藤博一氏曰く「重苦しいムードに包まれたベンチの雰囲気をベテラン故に感じてしまった」名手・川相が先頭の寿司職人ラミレスのショートゴロを送球の際に握り損ねるまさかのエラー。土橋の犠打で一死二塁となったものの、ここで点を失っては逆転優勝へ最大のキーマンである名手・川相が再び幽閉されかねないと危惧した田畑が気迫の投球で飯田,宮本と打ち取って、このピンチを脱出。続く5回には一死からマウンドに上がった河本組長が稲葉を抑えた後、ペタジーニに対しても、茂雄にシメられたメイの無念を晴らすかのごとく気迫の投球でファーストゴロに打ち取る好投を展開。直後の6回、巨人は一死から代打・堀田が四球で歩いたものの、ここで下手に繋いでチャンスを作ってしまうと、川相の所で代打・マルちゃんを送りかねず、ただ凡退してしまうと、万一、川相の打席でチェンジになる様なでもあれば、堀田を残して、打順が終わったばかりの川相の所にピッチャーを入れかねないと危惧したガッツな貴公子・仁志はあえてショートゴロゲッツーに倒れるチームバッティングでチェンジ。仁志の機転により、川相の幽閉に失敗した茂雄はやむなく、首に張りを訴えた破戒僧・清原の所に4番手・三浦を入れて、堀田をレフトに残す事でディフェンス面を強化するまっとうな采配を余儀なくされた川相が生き残った事で安堵感一杯の三浦は簡単に三者凡退に退ける好投を展開。直後の7回、先頭の名手・川相を出してしまっては巨人が勢いづいて大変な事になると察知した石井一は粘られながらも最後は全身全霊を込めた渾身のストレートをアウトローに投げ込んで三振に斬ってとったものの、これで精も根も使い果たしてしまったか、二死後、今夜の松井さんを歩かせると、その儘、打席に入った投手の三浦に対しても四球を与えて、一、二塁。ここで打席に入ったマッスル千代の富士が右中間スタンドへ19号3ランを叩き込み、貴重な3点を追加。その裏、ヤクルトは二死から、一塁線へセーフティバントを仕掛けた飯田が執念のヘッドスライディングで内野安打を勝ち取ると、続く宮本のピッチャー左へのゴロを三浦が弾いた事により打球の方向が変わり、逆をつかれた名手・川相も流石に追いつけず、またも内野安打となって、一、三塁。左の稲葉を迎えた所でマウンドに上がったノリダー柏田は名手・川相の所へ打たせる頭脳的投球を見せて、このピンチを脱出。更に、ノリダー柏田は続く8回には先頭のペタジーニに対して、茂雄にシメられたメイの無念を晴らすかのごとく気迫の投球で見逃し三振に斬ってとるなど、二死をとったものの、岩村にライトオーバーの二塁打を浴びて降板。ここで桑田が今季初めてリリーフとしてマウンドに登場すると、これまた名手・川相の所へ打たせる頭脳的投球を見せて、このピンチを脱出。土壇場9回、ヤクルトのマウンドに右の五十嵐が上がると、ここで茂雄はこれ幸いと4点リードにも拘わらず、名手・川相をベンチに幽閉し、清水を投入する嫌がらせを敢行。理不尽にスタメンから外され怒り心頭の清水はセンター前ヒットを放ったものの、川相をベンチに追いやる事が最大の任務である清水の結果などどうでもいい茂雄は清水のヒットではなくベンチで歯痒い様子の川相にご満悦この茂雄のやり口に辟易としたか、江藤,松井さん,桑田と倒れて、結局、無得点と川相不在の弊害を露呈したものの、その裏、桑田が無難に3人で締めて、ついに悲願の今季初白星名手・川相のスタメン起用により打線が繋がり、勝つべくして勝った巨人だが、最後の最後で幽閉に走るなど、相変わらず、茂雄は川相失脚の機会を虎視眈々と窺っている模様。また、川相を失脚させんが為にシメられてプライドを踏みにじられたメイは禁止用語を連発しながら、試合途中でサッサと帰宅するなど、内部崩壊の火種は依然として残されており、まだまだ予断は許さない状況が続きそうだ


ナゴヤドーム:中日8勝7敗1分
C  200000020  4
D  00030140×  8
勝:バンチ6勝6敗 負:横山1勝2敗
本:山崎武20、関川1、立浪5、福留8、詐欺師ゴメス7
 関川、今季初アーチが決勝弾! 中日、一発攻勢で逆転勝ち!
初回、今季初スタメンとなった求道者・前田のタイムリーで先制した広島は、更に、同じく「リハビリ三羽烏」の野村にもタイムリーが飛び出し
この回2点。2点を追う中日は4回、山崎武が20号2ランを放って同点とすると、更に、続く関川が今季初アーチを叩き込んで、勝ち越し。
6回には立浪の5号ソロが飛び出すと、続く7回にも福留の8号ソロ、ピンキー井上のタイムリー二塁打、詐欺師ゴメスの7号2ランで
ダメ押しの4点を加え、試合を決定付けた。先発・バンチは7回まで2失点の好投で約1ヶ月ぶりの6勝目をマーク。

倉敷:阪神10勝7敗
YB 000000030  3
T  000000002  2
勝:ゴーグル6勝4敗 負:カーライル5勝7敗 S:斎藤タカシ4勝1敗17S
 阪神、土壇場の粘りも及ばず! 連勝街道、あっさりストップ!
横浜先発・ゴーグルは7回まで僅かに2安打に抑える完璧な投球を展開。何とかゴーグルを援護したい横浜打線だが
7回まで7安打を浴びせながらも、攻めあぐねていたが、迎えた8回、横浜は小川の2点タイムリーでついに均衡を破ると
代打・中根にもタイムリー二塁打が出て、この回、3点。完封ペースのゴーグルだったが、土壇場9回、一死一、三塁のピンチを迎えてKO。
代わった斎藤タカシも悠久の若虎・桧山に2点タイムリー二塁打を浴びて、1点差と迫られたものの
何とか後続を断ち切って17セーブ目。7連勝中の阪神だったが、後半戦開幕早々にあっさりと途切れる結果となった。

福岡ドーム:ダイエー13勝6敗
Bu 000010011  3
H  01000250×  8
勝:星野9勝6敗 負:アゴくら7勝3敗
本:J.マッケンジー18、ローズ35、松中25、吉岡18
 松中、決勝25号2ラン! 近鉄キラー・星野、1失点で9勝目!
ダイエーが2回にJ.マッケンジーの18号ソロで先制すれば、負けじと近鉄も5回にローズが35号ソロを放って、同点。
しかし、6回、ダイエーは松中の26号2ランで再び勝ち越すと、続く7回には井口の押し出し死球の後、小久保,松中の連続タイムリーで
一挙5点を追加し、試合を決定付けた。近鉄は故障から復活した吉岡の17号ソロ等で追い上げたものの、及ばず。
7回途中まで1失点と相性の良さを見せつけた星野は、これで今季近鉄戦だけで6勝目となった。

西武吹き抜けドーム:西武14勝5敗
F  0002002100  5
L  3110000001× 6
勝:後藤1勝2敗 負:ミラバル1勝6敗12S
本:カブレラ34、金子8
 エセネオエセ松井、サヨナラタイムリー! 後藤、1球でプロ初勝利!
西武は初回、エセネオエセ松井のタイムリー二塁打、カブレラの34号2ランで3点を先制すると、2回には小関がタイムリー
3回には高木浩がタイムリーと着々と加点。しかし、日本ハムは直後の4回、オバンドーのタイムリー二塁打で2点を返すと
7回には金子の8号2ラン、そして、8回にはデニーのタイムリーエラーでついに追い付き、試合は延長に突入。
迎えた10回、西武は二死満塁のチャンスを作ると、エセネオエセ松井がタイムリーを放って、サヨナラ勝ち。6番手の後藤にプロ初白星がついた。

GS神戸:オリックス7勝6敗1分
M  100000000  1
BW 10001000×  2
勝:戎5勝7敗 負:ジョニー黒木11勝4敗 S:大久保3勝2敗4S
本:日高5
 日高、決勝5号アーチ! 戎、1失点の好投で5勝目!
初回、ボーリックのタイムリー二塁打で先制点を奪われたオリックスだったが、その裏、すかさずハイツ田口が同点タイムリー。
2回以降、小康状態となったものの、同点の儘、迎えた5回、日高が5号ソロを叩き込んで、オリックスが勝ち越しに成功。
先発・戎は相性のいいロッテ相手に8回まで7安打と浴びながらも、要所を抑える粘りの投球で追加点を与えず
9回からは大久保が3人で締めて、1点差を守りきった。戎は5勝目をマーク。