球界トピックス

7月21日


オールスターゲーム/東京ドーム:全パ69勝58敗7分
全セ 010000000  1
全パ 20410000×  7
全セ…●ヒゲ入来(G)−ヒゲなし入来(S)−高橋(C)−成本(T)
全パ…○ジョニー黒木(M)−具(BW)−加藤(BW)−橋本(L)−ペドラザ(H)
本:中村(Bu)、今夜の松井さん(G)、エセネオエセ松井(L)
 川相不在で入来兄弟メッタ打ち! セ・リーグの連勝、8でストップ!
茂雄(巨人)の陰謀により名手・川相(巨人)が選出されず、川相不在のバックに不安感一杯の全セ先発・ヒゲ入来(巨人)に対して、全パは初回、先頭のエセネオエセ松井(西武)が左中間を破る二塁打を放つと、松田さん(オリックス)のライトフライで三進した後、ローズ(近鉄)がレフトへきっちり犠飛を打ち上げて、あっと言う間の先制点。更に、続く中村(近鉄)がレフトスタンドへ豪快なアーチを掲げて、この回、2点。一方、全パ先発・ジョニー黒木(ロッテ)に対して、全セは2回、今夜の松井さん(巨人)が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ山本浩二(現広島監督)に並ぶ史上2人目の5年連続となる一発を叩き込み、1点差。更に、一死後、ペタジーニ(ヤクルト)が右中間突破の二塁打を放ち、一打同点のチャンスを作ったものの、後続が倒れて、ペタジーニは二塁に釘付けと川相不在の弊害を露呈。続く3回にも先頭の鈴木なおのり(横浜)が左中間を破る二塁打を放ったものの、後続が倒れて無得点とまたも川相不在の弊害を露呈。これで川相不在の重さを改めて痛感してしまったヒゲ入来に対して、その裏、全パは先頭のJ.マッケンジー(ダイエー)がレフト前に弾き返すと、エセネオエセ松井のファーストゴロを川相不在で守備のリズムを崩したペタジーニが落球(記録は何故かヒット)。これで川相不在のバックへの不安感をますます強めてしまったヒゲ入来は、松田さん(オリックス)に右中間へ2点タイムリー二塁打を浴びると、一死三塁となった所で中村に対してワイルドピッチを犯して、5点目。更に、中村にライト線へ二塁打を浴びた後、カブレラ(西武)をサードゴロに打ち取って二死となった所で、代えるべきはサードないしはショートなのだが、川相投入が不可能な状況を作り上げている事にほくそ笑む茂雄に辟易とした星野監督(中日)は当初、4回からの登板だったヒゲなし入来(ヤクルト)をイニング途中でスイッチし、ヒゲ入来から直接ボールを手渡させると言うファンサービスを提案。球宴史上初の兄弟リレー川相不在で鬱憤が爆発しそうなセ・リーグファンはほんの一瞬、溜飲を下げたものの、それも束の間だった。巨人時代に川相の重要性を思い知らされているヒゲなし入来も川相を選出させなかった茂雄のやり口にモチベーションが低下しており、代わりばな、松中(ダイエー)に一塁線を破るタイムリー二塁打を浴びると、続く4回にはエセネオオセ松井にライトスタンドへソロアーチ叩き込まれて、7点目を献上。6点を追う全セは6回、先頭の石井タクロー(横浜)がレフト前に弾き返すも、続くガッツな貴公子・仁志(巨人)がピッチャーゴロゲッツーと最悪の展開。続くキュラソ星人もセンターフライに倒れて無得点とまたまた川相不在の弊害を露呈。9回には代打の破戒僧・清原(巨人),メカゴジラ(横浜)のヒットで二死一、二塁としたものの、最後は岩村(ヤクルト)がセカンドゴロに倒れて、二者残塁とまたまたまた川相不在の弊害を露呈して、あえなくゲームセット。川相不在により怒濤の拙攻三昧を繰り返し、投手陣もメッタ打ちとあって、敗れるべくして敗れたセ・リーグの連勝は8でストップとなったが、茂雄は「破戒僧・清原辺りがスタメンにいないと打線的にも精神的にも痛いですね、エヘヘヘ〜」などとほたえており、相変わらず、全く現状を認識していない模様。これに対して、セ・リーグの面々のモチベーションは一気にどん底にまで落ち込むのではないかと、関係者は危惧しており、最早、奇跡の逆ギレパワーに期待するしかない様だ。MVPは球宴初アーチを含む3安打を放ったエセネオエセ松井が初受賞となり、200万円をゲット。優秀選手には一発を含む2安打の中村2安打2打点1盗塁と気を吐いた松田さんセ・リーグ唯一の得点となるソロアーチを放った今夜の松井さんに加え、2回をパーフェクト投球の具(オリックス)を抑えて、3回3安打1失点のジョニー黒木が何故か選ばれた