球界トピックス

7月19日


甲子園:阪神9勝10敗
G  30020000100  6
T  30300000001× 7
勝:福原7勝8敗
負:南0勝1敗
本:矢野6
 
茂雄、怒濤の嫌がらせ采配炸裂でサヨナラ負け! 対阪神、屈辱の5連敗!
前日、川相の投入があまりにも遅れた事で屈辱的惨敗を喫したにも拘わらず、この日も茂雄は懲りずに名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄の非道なやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、一死から清水が四球で歩くと、続く江藤が一、二塁間をしぶとく破って、一、三塁。更に、今夜の松井さんもしぶとくファールで粘った末に59試合連続出塁となる四球を選んで、満塁のチャンス。ここで破戒僧・清原のサードゴロはボテボテとなったのが幸いして、アウトになったのは一塁だけとなり、この間に清水が先制のホームイン。続くマッスル千代の富士のボテボテのゴロもこれまたしぶとく二遊間を抜ける2点タイムリーとなると、更に、インケツ続きのニックンのライト前ヒット,阿部の四球でまたまた満塁。しかし、河原は見逃しに倒れて三者残塁と、相変わらず、川相不在の詰めの甘さを露呈。一方、川相不在とあって不安感一杯の巨人先発・河原はその裏、先頭の上坂に三遊間を破られると、赤星の打席で阿部が何故か左足首を捻って治療の為にベンチへ。この治療が長引いた事でリズムを乱してしまった上に川相不在とあって動揺の隠せない河原は赤星に一、二塁間を破られると、濱中を歩かせて、無死満塁。悠久の若虎・桧山,代打の神様・八木と打ち取って、何とか二死まで持ち込んだものの、エバンスに詰まりながらもライト前へ落ちる2点タイムリー、続く矢野にもレフト前へタイムリーを許して、あっと言う間に試合は振り出しに。2回,3回と二死からヒットの走者を出しながら、後続を断たれる嫌な展開を繰り返す巨人だが、その裏、茂雄は右足に張りを訴えている破戒僧・清原を引っ込め、江藤をファーストへ、そしてサードには名手・川相…ではなくソーサ元木を投入する嫌がらせを敢行。前日の8回に同様のパターンで川相を出しながら、ここではソーサ元木と言う事は、前日の川相投入は9回に打順が回らない事を見越した上での嫌がらせ行為だったを自ら証明したも同然で、完全にやる気のなくなった河原は先頭の悠久の若虎・桧山に右中間を破られると、二死三塁となった所で矢野にレフトスタンドへ6号2ランを叩き込まれて、勝ち越し点を許すと、更に、沖原にライトオーバーの二塁打,投手のハンセルにまで三遊間を破られて、一、三塁のピンチ。ここで代えるべきはピッチャーではなくサードないしはショートである事に気付かない茂雄は河原を引っ込め、田畑を投入するも、当然ながら川相不在で不安感一杯の田畑はいきなりワンバウンド投球(記録はチュウの捕逸)をかまして、6点目を献上する有様。直後の4回、巨人は一死からガッツな貴公子・仁志が歩くと、清水が理不尽にスタメンから外されて規定打席から遠ざかる一方と言う鬱憤を晴らすがごとくレフト前に弾き返し、一、二塁。ハンセルの暴投でそれぞれ進塁した所で、江藤がライト前に2点タイムリーを放ち、1点差。6回に入ると、茂雄は田畑に代えて絶好調の名手・川相…ではなく川中を投入する嫌がらせを敢行。川中はセンター前に弾き返したものの、川相をベンチに追いやる事が最大の任務である川中の結果などどうでもいい茂雄は川中のヒットよりもベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。続くチュウが送って、一死二塁としたものの、ガッツな貴公子・仁志,清水と倒れて川中は二塁に釘付けとまたも川相不在の弊害を露呈。続く7回、ノムさんは一人一殺の継投を展開。まず登場した川尻に対して江藤が空振り三振に倒れると、今夜の松井さんは遠山から四球を選んで出塁。ここで今度は谷中がマウンドに上がると、ソーサ元木は最悪のセカンドゴロゲッツーに終わり、またまた川相不在の弊害を露呈。これでますます川相不在の重さを痛感した巨人3番手・三浦は先頭の濱中に痛打されると、続く悠久の若虎・桧山の所で宮田コーチが注意を促そうとベンチを出たにも拘わらず、川相不在の不安感から極端に視野が狭くなっているバッテリー,内野陣と誰一人これに気付かず、三浦がその儘、投げてしまうとこれがセンター前にポトリと落ちるヒットになる最悪の展開で、一、二塁。ここで幸いにも代打の神様・八木がヘッポコバントをかまして、1−5−3と渡るゲッツーを完成させるも、川相不在の不安感が拭えない儘の三浦はエバンス,矢野と連続四球を出して、満塁のピンチ。しかし、ここは何とか沖原をセカンドゴロに打ち取って、無失点で切り抜けた。直後の8回、巨人は先頭のマッスル千代の富士がセンター前に弾き返すも、インケツ続きのニックンは最悪のピッチャーゴロゲッツー…と思いきや、谷中からの送球を何と沖原が落球する大エラーを犯し、一、二塁オールセーフ。すると、ここで川相と比べて遙かにバントテクニックの劣る川中がキャッチャー前へ小フライを打ち上げるヘッポコバントをかまし、飛び出した二塁走者のマッスル千代の富士も戻れずにゲッツーを食らう最悪の展開。これに対して掛布雅之氏は「やはり、ここは川中君に対して、ピンチバンターとして川相君を出すべきでしたね」と茂雄批判を炸裂100%決めなければいけない場面で、しかも決めれば一打逆転のチャンスが築けるにも拘わらず、間違いなく決められる川相を投入しようとしない茂雄の非道なやり口に巨人ベンチは一気に陰鬱としたムードとなり、チュウは空振り三振に倒れて、結局、無得点とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏、ジョーベ博士−河本組長と必死に繋いでピンチを切り抜けた巨人だが、土壇場9回、茂雄は河本組長に代えて絶好調の名手・川相…ではなく打率1割台のヒットマン後藤を投入する嫌がらせを敢行。ヒットマン後藤はライト前に弾き返したものの、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるヒットマン後藤の結果などどうでもいい茂雄はヒットマン後藤のヒットよりもベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。更に、茂雄はヒットマン後藤に代えて走塁センス溢れる名手・川相…ではなく堀田を代走に投入する嫌がらせを敢行。あくまで川相を出したくない茂雄はまたも川相を出さずに清水に対してバントを指示。清水もまたファールとなるヘッポコバントをかましながらも、最後は辛くも決めて一死二塁となった所で、江藤が一、二塁間をしぶとく破るタイムリーを放ち、ついに同点。更に、今夜の松井さんがライト前に弾き返して一、二塁とチャンスを広げたものの、またもやソーサ元木が最悪のサードゴロゲッツーに倒れて、結局、同点止まりとまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏、あくまで川相を出さずにカタをつけようと言う茂雄のヘッポコ継投により、リリーフ陣が小刻みに無駄使いされまくった為に、同点の場面ながらも投入を余儀なくされた岡島がマウンドへ…。同じ桑田派の前略・三沢興一が近鉄に島流しにされ、派閥党首の桑田がファームに幽閉されていた事でメンタル面で不安定な状態に陥っていた岡島だったが、桑田の復活に伴い、士気を取り戻したか、キレのいい投球を展開し、試合は延長に突入した。迎えた11回、岡島の所で茂雄はようやく名手・川相を投入。川相は執拗にファールで粘る本領発揮のバッティングでフルカウントまで持ち込むと、ライトへおっつける見事な右打ちを見せたものの、これを悠久の若虎・桧山の好守に阻まれて、無念の凡退。この後、清水,江藤と倒れて、三者凡退。その裏、茂雄はもう打順が回らないであろう江藤を下げて、名手・川相を守備につかせる…様な健全な采配をする筈もなく、当たり前の様に川相をベンチに再幽閉。この回からマウンドに上がった南はただでさえ宿命のライバル・前略・三沢興一が近鉄に島流しにされて気が抜けている上にもう2度と川相に頼れないと言う絶望的な状況を背負わされて不安感一杯。先頭の福原に対して、バットを叩き折るなど完全に打ち取ったセカンド手前へのゴロを川相と比べ堅実味に欠ける川中の緩慢なプレーで内野安打にされてしまった事で川相不在の重さを改めて痛感し愕然とした南は、一死後、矢野には右中間へ運ばれ、一、三塁とされた所で、沖原を歩かせる満塁策を選択。しかし、ここでよりにもよってボン野村にセンター前へタイムリーを浴びて、阪神に4度目のサヨナラ負けあまりにも遅過ぎた川相投入と茂雄のヘッポコ無駄使い継投が大きく響き、敗れるべくして敗れた巨人は屈辱の対阪神5連敗。しかし、茂雄は敗因が自分にあるなどとは微塵も思っておらず、前半戦(仮初めの)首位で折り返した事にご満悦。この日も勝ったヤクルトにゲーム差を4.5と広げられた事など全く意に介してない模様で現状を楽観視した儘、後半戦も川相幽閉策に執心するのは必至とあって、最早、V2は絶望的との声が所々で挙がっている。

ナゴヤドーム:中日8勝10敗
YB 112100100  6
D  000000000  0
勝:ハマのチンピラ6勝3敗 負:山本昌6勝6敗
 山本昌、今季最短3回KO! 中日、今季3度目の4連敗!
横浜は初回、マイケルのタイムリーで先制すると、続く2回には金城がタイムリー三塁打
3回にはメカゴジラのタイムリーと石井タクローの押し出し、4回にもメカゴジラの併殺打の間に1点を加えるなど、着々と加点。
7回にも石井タクローがタイムリーを放って、ダメ押しの6点目を追加。投げては先発・バワーズが不安定な内容で3回で退いたものの
2番手で登場したハマのチンピラ・三浦が最後まで投げきり、完封リレーを達成。ハマのチンピラは約1ヶ月ぶりの6勝目をマークした。

神宮:ヤクルト9勝6敗2分
C  000000102  3
S  01010030×  5
勝:石井一8勝3敗 負:ラドウィック0勝4敗 S:高津0勝2敗19S
本:稲葉20、ロペス18,19、寿司職人ラミレス16
 寿司職人ラミレス、とどめの3ラン! ヤクルト、事実上の首位ターン!
2回に岩村のタイムリー二塁打で先手を取ったヤクルトは4回には稲葉が20号ソロを叩き込んで、2点目を追加。
7回、ロペスの18号ソロで1点差とされるも、その裏、寿司職人ラミレスの16号3ランを放ち、試合を決定付けた。
土壇場9回、広島はロペスが2打席連続の19号2ランを放ったものの、反撃はここまで。
最後は高津が締めて19セーブ目をマーク。先発・石井一に8勝目がついた。