球界トピックス

7月18日


甲子園:阪神8勝10敗
G  120000000  3
T  00001301×  5
勝:谷中3勝1敗
負:桑田0勝3敗
S:成本2勝0敗16S
本:エバンス2
 
茂雄、悪逆非道の嫌がらせ三昧! 桑田、気迫の投球も白星ならず!
前日、川相を意図的に捨て石に使うと言う人外魔境の嫌がらせ采配をかました事により屈辱的なサヨナラ負けを喫したにも拘わらず、この日も茂雄は懲りずに名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄の非道なやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、一死から清水が歩くと、江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、レフトフェンス直撃の二塁打となり、二、三塁と先制のチャンス。ここで今夜の松井さんが58試合連続出塁となるセンター前タイムリーを放ち、1点を先制。なおも一、三塁と言う場面で破戒僧・清原がサードゴロゲッツーに倒れて、1点止まりと早くも川相不在の弊害を露呈。巨人の先発はローテーションの谷間と言う事でついにチャンスを掴み取った桑田。「旧三本柱解体プロジェクト」を目論む茂雄の嫌がらせにより、またも川相不在のマウンドを強いられながらも逆境に燃える桑田は濱中にセンター前に落とされたものの、後続を断ち切る無難な立ち上がり。直後の2回、巨人は一死からインケツ続きのニックンが歩くと、すかさず二盗。ここで阿部が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、左中間突破のタイムリー二塁打となると、更に、桑田が川相不在では自分が決めるしかないとばかりにセンター前にタイムリーを放ち、3点目。自らの一打で楽になった桑田は茂雄への敵愾心剥き出しの気迫溢れる投球を展開。守備でも再三、好プレーを連発するなど、序盤はリズムに乗ったいいペースで来ていたが、5回、先頭のエバンスにレフトスタンドへ2号ソロを叩き込まれて、ついに1点を献上。更に、一死後、沖原をファーストへのゴロに打ち取りながら、川相不在とあって守備のリズムを崩したか、破戒僧・清原との呼吸が合わずに内野安打としてしまうと、代打・根本の打席で二盗を仕掛けた沖原を阿部の好返球で楽々刺したと思いきや、川相と違い安定味に欠けるニックンが何と空タッチをかます大チョンボ川相不在で不安定極まりないバックに辟易とした桑田だったが、その強靱な精神力は揺らぐ事なく、一向に川相を起用しようとしない茂雄への敵愾心をますます強めると、根本,上坂とねじ伏せて、このピンチを脱出。しかし、続く6回、先頭の赤星にセンター前へ弾き返されると、一死後、悠久の若虎・桧山のショート左へのゴロをインケツ続きのニックンが逆をつかれて、内野安打としてしまい、一、二塁のピンチ。ここで代打の神様・八木にはレフトフェンス直撃の2点タイムリー二塁打を浴びて、一気に同点とされると、続くエバンスにも左中間へタイムリーを浴びて、ついに勝ち越し点を献上。ここで代えるべきはピッチャーではなくサードないしはショートであるにも拘わらず、「旧三本柱解体プロジェクト」及び「川相幽閉策」を貫きたい茂雄はこれ幸いと川相を出さない儘、桑田を引っ込め、田畑を投入する嫌がらせを敢行。3回以降、僅かに1安打と川相不在の粘りのなさを露呈していた巨人は直後の7回、一死で田畑を迎えると、ここで茂雄は絶好調の名手・川相…ではなく打率1割台のヒットマン後藤を投入する嫌がらせを敢行。ヒットマン後藤はあえなくショートフライに倒れるも、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるヒットマン後藤の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相にご満悦この茂雄の非道なやり口に辟易としたガッツな貴公子・仁志も凡退し、この回も三者凡退。続く8回、先頭の清水が理不尽にスタメンから外されて規定打席から遠ざかる一方と言う鬱憤を晴らすがごとくショートへの内野安打で出塁すると、二死後、破戒僧・清原がセンター前に弾き返して、一、二塁。しかし、マッスル千代の富士が空振り三振に倒れて二者残塁とまたも川相不在の弊害を露呈。その裏から、茂雄は代走を送った破戒僧・清原の打順に名手・川相を投入。ピッチャーを5番に、川相を9番に入れればいいものを、土壇場9回に打席を回らせない様にわざわざ終わったばかりの5番に入れる悪逆非道の嫌がらせに愕然とした3番手・三浦はいきなり先頭の濱中にレフト前へ弾き返される有様。ここで茂雄はすかさず河本組長にスイッチすると、悠久の若虎・桧山のセンター前に抜けようかと言う痛烈な打球を川相がいる事で守備のリズムを取り戻したガッツな貴公子・仁志がダイビングキャッチし、濱中を二塁で封殺するファインプレー。「川相効果」が発動してしまった事で、この儘では川相の株が上がってしまうと危惧した茂雄は河本組長を引っ込め、宿命のライバル・前略・三沢興一が近鉄に島流しになってから気の抜けた状態の南をあえて投入相変わらず、陰謀にかけては球界随一の切れ者である茂雄の目論見は見事に的中し、南は代打の神様・八木にライト線へ弾き返されると、続くエバンスを歩かせて、満塁のピンチ。ここで矢野にはライトへきっちりと犠飛を打ち上げられて、5点目を献上。なおも一、三塁と言う場面で沖原の打球は三遊間へボテボテのゴロ。あわやタイムリー内野安打と言うこの打球をサードに入っていた名手・川相が和製オジーと称される軽快なフィールディングで捌き、このピンチを脱出。土壇場9回、この回からマウンドに穿った阪神の守護神・成本に対して、巨人は先頭のインケツ続きのニックンの三遊間へのゴロがどん詰まりだったのが幸いして内野安打となったものの、川相に回らないとあっては意気が上がる事もなく、阿部,代打・ソーサ元木,ガッツな貴公子・仁志とあえなく凡退し、ゲームセット。あまりにも川相の投入が遅れた上に、川相の活躍を阻止する事しか頭にない茂雄の非道な嫌がらせ攻勢により、敗れるべくして敗れた巨人は対阪神4連敗。しかし、茂雄は敗因が自分にあるなどとは微塵も思っていない上、桑田の復活と川相の活躍を阻止出来た事にすっかりご満悦。この儘では、V2など絶望的との声が所々で挙がっている。

ナゴヤドーム:中日8勝9敗
YB 003001010  5
D  000100000  1
勝:ゲーリー川村5勝1敗敗 負:野口8勝3敗 S:木塚5勝5敗1S
 木塚、3回無失点で今季初セーブ! マイケル、3安打3打点の活躍!
1,2回とヒットの走者を出しながら、攻めあぐねていた横浜だったが、3回、鈴木なおのりのタイムリーでようやく先制すると
更に、マイケルにも2点タイムリーが飛び出して、この回、3点。4回に立浪のタイムリー二塁打で2点差とされるも
6回に代打・中根のタイムリー、8回にはマイケルの犠飛と着実に中押し,ダメ押し点を加え、終始、主導権を握る試合運びを展開。
投げては先発のゲーリー川村が5回を1失点で踏ん張ると、7回からは4番手・木塚が3イニングを1安打に抑える好投を見せ、逃げ切った。

神宮:ヤクルト8勝6敗2分
C  100000001  2
S  000000100  1
勝:玉木4勝2敗3S 負:河端1勝1敗
本:新井13
 代打・新井、決勝13号アーチ! 玉木、好救援で4勝目!
広島は初回、キュラソ星人の内野ゴロの間に1点を先制。ヤクルト先発・ヒゲなし入来は2回以降1安打と完全に立ち直ったものの
ヤクルト打線は走者を出しながらもあと1本が出ず、ゼロ行進を続けるばかり。しかし7回、一死二、三塁の場面で
副島のファーストゴロで本塁をついた岩村が三本間に挟まれながらも、忍者・瀬戸のタッチを巧みにかいくぐって、ついに同点。
1−1の儘、迎えた9回、広島は代打・新井の13号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。
8回からマウンドに上がっていた3番手の玉木が9回も三者凡退に斬ってとり、この1点を守りきった。玉木は4勝目をマーク。

東京ドーム:日本ハム5勝13敗
L  0010000101  3
F  0000011000  2
勝:霊感投手・松坂9勝10敗 負:ミラバル1勝5敗12S
本:高山久4、片岡10、エセネオエセ松井16
 エセネオエセ松井、16号決勝弾! 霊感投手・松坂、10回完投で9勝目!
0−0で迎えた3回、西武は高山久が4号ソロを放って、1点を先制。西武先発の霊感投手・松坂は制球に苦しみながらも
5回まで無安打投球を続けていたが、6回、片岡に浴びた初安打が10号ソロとなり、同点とされると
7回にはガッツにタイムリーを浴びて、ついに勝ち越し点を献上。しかし、粘る西武は8回、小関のタイムリー二塁打で追い付き
試合は延長に突入。迎えた10回、西武は日本ハム・抑えのミラバルからエセネオエセ松井の16号ソロで勝ち越しに成功。
霊感投手・松坂は10回を一人で投げきり、9勝目をマークした。