球界トピックス

7月17日 D−YB(岐阜):雨天中止


甲子園:阪神7勝10敗
G  011000000  2
T  000020001× 3
勝:福原6勝8敗
負:ジョーベ博士7勝8敗6S
 
名手・川相、悪夢の無駄使い! 茂雄、狂気の嫌がらせ炸裂で屈辱のサヨナラ負け!
15日、川相をフル欠場に追い込みながら、完全無策一発依存のファミスタ野球がたまたまハマってしまい、結果として勝ってしまった事ですっかり調子に乗った茂雄はこの日も懲りずに名手・川相をベンチに幽閉し、2番の適性など欠片もないインケツ続きのニックンを2番ショートでスタメン起用する大暴挙に打って出た。更に、阪神の先発が左腕・井川だからと「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」などとあらぬ言い掛かりをつけて規定打席から遠のかせる「清水首位打者阻止プロジェクト」をまたしても発動させ、清水を幽閉。しかも、レフトには弘田コーチ曰く「外野守備はど素人」のソーサ元木を起用すると言う暗黒オーダーを展開。この茂雄の非道なやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、二死から江藤が歩くと、続く今夜の松井さんが57試合連続出塁となるライト前ヒットを放って、一、二塁としたものの、破戒僧・清原が空振り三振に倒れて、二者残塁と早くも川相不在の弊害を露呈。続く2回には、先頭のマッスル千代の富士が死球を食らうと、相変わらず、完全無策の野放し野球を愛する茂雄は強攻策を指示。ソーサ元木は追い込まれたものの、ここで何と井川が一塁へ牽制悪送球をかまして、マッスル千代の富士は労せずして一気に三塁へ。すると、ソーサ元木がレフト前にタイムリーを放ち、1点を先制。なおも、野放し野球を続ける茂雄は阿部にも強行を指示すると、これが最悪のセカンドゴロゲッツーまたも川相不在の弊害を露呈。先制点を貰ったとは言え、川相不在の拙攻を繰り返し愕然とする巨人先発・上原は、ヘッポコレフトラインを背負わされて投球の幅を大きく狭められたとあって不安感一杯で、初回に赤星に痛打されると、2回には二死からエバンス,SAMと連打を浴びるなど、苦しい立ち上がり。巨人は3回、一死からインケツ続きのニックンが三遊間を破ったものの、江藤の打席で三振ゲッツーと思いきや、SAMの送球が大きく逸れた事に救われて、二死二塁。ここで今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、センターフェンス直撃のタイムリー二塁打となり、2点目を追加。なおも、破戒僧・清原が歩いて、一、二塁としたものの、マッスル千代の富士がセカンドライナーに倒れて二者残塁とまたまた川相不在の弊害を露呈。例によって、拙攻三昧を繰り返すうちに沈黙すると言うパターンに陥った巨人は4,5回と三者凡退。川相不在の重さを痛感させられ、落胆の色を隠せない上原に対して、阪神はその裏、一死から沖原がライト前に弾き返すと、井川が送って二死二塁。ここで上坂のセンター前タイムリーを放って、1点差。更に、今夜の松井さんからの送球を川相と違い安定味に欠けるニックンが大きく弾いてボールが転々とする間に二塁を陥れると、赤星もライト前タイムリーで続いて、一気に同点。直後の6回、先頭の今夜の松井さんが左中間を破る二塁打で出塁。破戒僧・清原が三振に倒れた後、マッスル千代の富士の打席で井川が暴投を犯し、一死三塁となったものの、マッスル千代の富士はセカンドへのハーフライナー。ソーサ元木が敬遠されて、一、三塁となった所で阿部は空振り三振に倒れて二者残塁とまたまたまた川相不在の弊害を露呈再三再四、川相不在の重さを見せつけられて、愕然とする上原に対して、阪神はその裏、先頭の悠久の若虎・桧山が死球を食らうと、代打の神様・八木がきっちり送って、一死二塁。ここでエバンスが執拗に粘った末に、一塁線へボテボテのゴロ。一旦、ファールグラウンドへ転がったこの打球がフェアグラウンドへ戻ってくると、川相不在で守備のリズムを崩している破戒僧・清原がエラーを犯して、一、三塁。この拾い物のチャンスにSAMは初球、スクイズを仕掛けるも、これを見破った巨人バッテリーにウエストされて空振りし、三塁走者・桧山は戻りえず憤死。この間にエバンスが二進すると、SAMは三遊間を真っ二つに破るヒット。ソーサ元木が浅めに守っていた事で三塁止まりと思われたエバンスだったが、強引に本塁へ突入。楽々アウトと言うタイミングに、エバンスは阿部へ強烈なハリケーンミキサーをぶちかますも、阿部はボールを離さず、結局、この回、無得点。直後の7回、巨人は二死からインケツ続きのニックンが内野安打で出るも、江藤はあえなく凡退して、ニックンは一塁に釘付けとまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く8回、この回から代わった遠山に対して、今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、レフトフェンス直撃の二塁打となると、この日2三振とブレーキの破戒僧・清原が何と15年ぶりとなる犠打を敢行。インケツ続きのニックンよりよっぽど見事なバントが決まり、一死三塁となった後、マッスル千代の富士がセカンドゴロ、ソーサ元木が敬遠と言う6回のVTRを見ている様な展開で、一、三塁となった所で、茂雄はソーサ元木に代走・堀田を送ると同時に、阿部に代えて、何とマルちゃんではなく名手・川相を投入。しかし、この実に健全な采配には勿論、裏があった驚異の代打成功率,得点圏打率を誇る名手・川相の打棒を恐れたノムさんが遠山から右の福原にスイッチするのを見越した上で、ハナから代打の代打・清水を送るつもりだったのだ川相を意図的に無駄使いすると言う異常極まりない狂気の采配に辟易とした清水はファーストゴロに倒れて二者残塁と、またまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈したものの、川相をベンチに追いやる事が最大の任務である清水の結果などどうでもいい茂雄はお気に入りの(しかも、打点リーグトップの)破戒僧・清原にバントをさせてまで作ったチャンスだと言う事すらすっかり忘れている模様でベンチで歯痒い様子の川相にご満悦もう2度と川相に頼れないと言う絶望的な状況に追い込まれた巨人は土壇場9回、二死からインケツ続きのニックン,江藤の連打の後、4安打を放っている今夜の松井さんがストレートの四球で歩かされ、満塁のチャンス。しかし、前の打席で屈辱のバント指令を出されて、やる気ゼロの破戒僧・清原は空振り三振に倒れて三者残塁とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏から、またもジョーベ博士が酷使投入されたものの、2度と川相に頼れないと言う絶望感に不安感一杯で、いきなりエバンスに左中間へヒットを浴びるピンチ。矢野のバント失敗の後、沖原に対して、カウント0−2となりながらも、代走・田中シュータの二盗を見破ったチュウが思い切ってウエストさせて刺すファインプレー。これですんなり延長に突入かと思われたが、それでも川相不在の不安感は拭えないジョーベ博士は沖原に左中間突破の二塁打を浴びると、代打・和田コーチを敬遠して、一、二塁のピンチ。続く上坂を迎えた所で先程、ジョーベ博士を救ったチュウが川相不在と言う絶望的状況下における焦りからか今度は足を引っ張るパスボールを犯し、二人の走者はそれぞれ進塁。すると、フルカウントからの6球目、上坂に三遊間真っ二つのタイムリーを許し、対阪神3戦連続のサヨナラ負け川相不在で12残塁と拙攻三昧を繰り返した挙げ句、意図的に川相を捨て石にすると言う人外魔境の嫌がらせ采配をかまされた事でナインのモチベーションがどん底まで低下し、敗れるべくして敗れた巨人だが、茂雄は敗因が自分にあるなどとは微塵も思っておらず、川相に対してこの上ない嫌がらせをかませた事にすっかりご満悦。指揮官がこんな調子ではV2など夢のまた夢と言う声が所々で挙がっている。

 ナベツネ、必死の松井さん引き留め工作! ハイテク人工芝導入プランを開陳!
口を開けば、イカレ発言のナベツネが珍しく健全な考えを口にした。東京ドームの人工芝を、芝が深く、芝の間に砂を混ぜ、下にゴムチップを敷き詰める事によりクッション性をより高めた天然芝により近いタイプの人工芝「フィールド・ターフ」と言うものに移行するプランを明かしたのだ。この北欧で開発された人工芝はメジャーでもデビルレイズの本拠地・トロピカーナフィールドが昨年から導入しており、見た目も美しい事から選手は勿論、ファンからも好評を得ていると言う代物。8年前にヴェルディ用に読売ランドに導入計画があったものの、コスト高の為にお蔵入りとなったと言うが、今回は「金がなければ、氏家(日本テレビ会長)と数億円かかろうと、数十億かかろうと出そうじゃないか」とまで言ってのけている。飼い殺しにする選手やロクに元も取れない選手の獲得へ(茂雄の意向もあるが)無為に大枚をはたき続けてきたナベツネが珍しく正しい方向に大枚をはたこうとしている狙いは、常々、人工芝でのプレーによる足腰への負担を危惧している今夜の松井さんのメジャー流出阻止を睨んだアピールだ。しかし、昨年の契約交渉時、破格の8年契約を蹴った松井さんは席上で天然芝球場の新設を訴えており、今回のナベツネの発言にも「お金をかけるんだったら、(天然芝の)球場を作るとか違う所にかけた方がいいんじゃない? 天然芝に近い物に張り替えると言っても、所詮、人工芝は人工芝だよ」と素っ気なく、どうやらメジャー行き阻止への絶対材料とはなりそうもない様だ。  

神宮:ヤクルト8勝5敗2分
C  100000100  2
S  30212022× 12
勝:藤井9勝3敗 負:横山1勝1敗
本:ペタジーニ27、稲葉19
 岩村、4安打4打点の大爆発! 藤井、ハーラートップタイの9勝目!
初回、ロペスのタイムリーで先制されたヤクルトだが、その裏、岩村が満塁の走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、あっさり逆転。
これで流れを掴んだヤクルトは3回、ペタジーニの27号2ランが飛び出すと、その後も着々と加点。
8回には稲葉がとどめの19号2ランを叩き込み、大量10点のリード。投げては大量点に守られた先発・藤井が7回を2点に抑えると
8回からは松田、9回からは島田と繋いで、逃げ切った。藤井は同僚のヒゲなし入来に並ぶハーラートップタイの9勝目。

福岡ドーム:ダイエー9勝8敗
BW 000101000  2
H  000000000  0
勝:ヤーナル2勝0敗 負:ヘイニー2勝2敗 S:大久保3勝2敗3S
本:アリアス21
 アリアス、先制21号! オリックス、完封リレーで連敗脱出! 
0−0で迎えた4回、オリックスはアリアスに21号ソロが飛び出して、均衡を破る先制点。
更に、6回にはハイツ田口がタイムリー三塁打を放ち、貴重な2点目を追加。
先発・ヤーナルが7回途中まで2安打7三振と言う好投を展開すると、そこからリリーフした大久保が
パーフェクトに抑えて、完封リレーを達成。オリックスの連敗は4でストップした。

東京ドーム:日本ハム5勝12敗
L  000010002  3
F  100000000  1
勝:石井4勝6敗 負:清水1勝3敗
本:垣内7、マクレーン24
 マクレーン、決勝24号2ラン! 石井、完投で4勝目!
日本ハムは初回、オバンドーの内野ゴロの間に1点をあげ、先制点をゲット。先発・清水が4回まで無安打の好投を見せていたが
5回に初めて浴びた安打が垣内の7号ソロとなって、試合は振り出しに。その後、石井,清水の両先発の投げ合いが続いたが
土壇場9回、西武はマクレーンが29号2ランを放ち、ついに勝ち越しに成功。石井は8回を除いて毎回ヒットを浴びる
苦しい内容ながらも、要所を抑える粘り強い投球を見せ、完投で2ヶ月ぶりとなる4勝目をマークした。

千葉マリン:ロッテ8勝10敗
Bu 001010208 12
M  240000120  9
勝:大塚1勝5敗10S 負:小林雅0勝2敗23S
本:ローズ33,34、大村11
 土壇場9回、一挙8点の大逆転! 近鉄、10年ぶりの首位ターン!
初回、ハタハタ石井のタイムリー等で2点を先制したロッテは続く2回、6安打を集中して、4点を奪い、早くも6点のリード。
近鉄はローズの33号ソロ等で2点差まで詰め寄るも、ロッテは7,8回にも3点を加えて、大きく突き放した。
土壇場9回、ロッテは5点差ながらも、守護神・小林雅を投入するも、これがまさかの大乱調。
ギルバート,代打・鷹野のタイムリーで3点を返されると、更に、大村には11号3ランを叩き込まれて、一気に逆転を許す始末。
更に、代わった小林宏から、今度はローズがこの日2本目、再びリーグトップとなる34号2ランを放ち、試合を決定付けた。
7回途中からマウンドに上がっていた大塚は今季初勝利。近鉄は10年ぶりに前半戦を首位で折り返す事となった。