球界トピックス

7月15日


東京ドーム:巨人9勝9敗1分
C  010100100  3
G  00000004×  4
勝:田畑1勝1敗
負:山内3勝3敗1S
S:岡島1勝1敗18S
本:ロペス17、江藤21、今夜の松井さん18
 
清水、怒りの内野安打で反撃の狼煙! 今夜の松井さん、決勝18号アーチ!
前日、川相の活躍に隠蔽工作を謀ってまで、破戒僧・清原のサヨナラ満塁弾を引き出した事にすっかり調子に乗った茂雄はこの日も懲りずに名手・川相をベンチに幽閉し、2番の適性など欠片もないインケツ続きのニックンを2番ショートでスタメン起用する大暴挙に打って出た。更に、広島の先発が左腕・河内だからと「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」などとあらぬ言い掛かりをつけて規定打席から遠のかせる「清水首位打者阻止プロジェクト」をまたしても発動させ、清水を幽閉。しかも、レフトには弘田コーチ曰く「外野守備はど素人」のソーサ元木を起用すると言う暗黒オーダーを展開。この茂雄の非道なやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、ガッツな貴公子・仁志が右中間をライナーで破る二塁打を放つと、インケツ続きのニックンが恒例のヘッポコバントをかますも、前へ出ようとするキャッチャー・西山の動きを邪魔する守備妨害紛いのプレーで無理矢理成功させて、一死三塁。江藤が浅いライトフライに倒れた後、今夜の松井さんが56試合連続出塁となる四球を選んで、二死一、三塁。しかし、破戒僧・清原があえなくサードゴロに倒れて、二者残塁と早くも川相不在の弊害を露呈。巨人先発・メイはいきなり川相不在の重さを痛感させられた上、ヘッポコレフトラインのバックを背負わされたとあって、茂雄の批判文書をバラまくたくなる衝動に駆られる程、イラついた様子で2回、一死からロペスにレフトスタンドへ17号ソロを叩き込まれて、先制点を献上。動揺冷めやらぬメイは更に、町田を歩かせると、忍者・瀬戸にはヒットを浴びて、二死一、二塁とピンチを迎えたものの、ここで河内の打順と言う巡り合わせに助けられ、ここは辛くも1点で切り抜けた。しかし、依然として川相不在の不安感が拭えないメイに対して、広島は4回、二死からロペスが歩いた後、続く新井が左中間を破る二塁打を放ち、一塁が空いた事で西山が敬遠されて満塁と、またもチャンスの場面で河内が登場。先のチャンスでは見逃し三振に倒れたとあって、何とか塁に出ようと、2球続けてセーフティバントを狙いに行くなど執念を見せていた河内は追い込まれた所で三塁頭上に高く叩き付けるバッティングでタイムリー内野安打を勝ち取り、待望の2点目をゲット。2,3回で4者連続三振を食らうなど3人ずつで片付けられてきた巨人はその裏、一死から、今夜の松井さんが左中間を破る二塁打で出るも、破戒僧・清原,マッスル千代の富士とあえなく凡退して、二塁に釘付けとまたもや川相不在の弊害を露呈。疲れの見え始めた河内は6回、一死からニックン,江藤と立て続けに歩かせ、今夜の松井さんは何とか打ち取ったものの、ここで降板。ここで代わった玉木は前日、屈辱のサヨナラ満塁弾を浴びた破戒僧・清原に対して、汚名返上とばかりに空振り三振に斬ってとり、巨人はまたもや二者残塁と川相不在の弊害を露呈いつまで経っても点を返せない拙攻三昧に落胆の色を隠せないメイは直後の7回、先頭の代打・ルパン広瀬に内野安打を許すと、二死三塁となった所でディアスにセンター前へタイムリーを浴びて、3点目を献上。その裏、巨人は二死走者なしで阿部を迎えた所で、茂雄は絶好調の名手・川相…ではなく打率1割台のチュウを投入する嫌がらせを敢行。チュウはあえなく空振り三振に倒れたものの、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるチュウの結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。続く8回、この回から右腕・山内がマウンドに上がったとあって、茂雄は田畑に代えて、ようやく清水を投入。理不尽にスタメンから外されて、この日もまた規定打席から遠のいた事で怒り心頭の清水は鬱憤を晴らすがごとく思い切り叩き付けてショートへの内野安打で出ると、続くガッツな貴公子・仁志がストレートの四球で歩いて、一、二塁。ここで茂雄はインケツ続きのニックンに代えて絶好調の名手・川相…ではなく打率1割台のヒットマン後藤を投入する嫌がらせを敢行。ヒットマン後藤はあえなくライトフライに倒れるも、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるヒットマン後藤の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相にご満悦あくまで川相を出そうとしない茂雄のやり口に、川相不在では最早、一発に賭けるしかないと言う思いを強くした江藤はレフトスタンドへ21号3ランを叩き込み、一気に同点。更に、続く今夜の松井さんも川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ18号ソロをぶち込んで、ついに勝ち越しに成功。土壇場9回、この回からマウンドに上がった岡島だったが、依然として川相不在と言う信じがたい布陣に不安感一杯で、いきなり先頭の代打・緒方に死球を食らわせる有様。ここで代走・福地がすかさず二盗を仕掛けるも、川相不在では自分が抑えるしかないとばかりに川相と同じく造反五人衆の一角・チュウがこれを見事に刺し、これで幾分気が楽になった岡島はルパン広瀬,東出と打ち取って、辛くも逃げ切りに成功。川相が悪夢のフル欠場に追い込まれた事で拙攻三昧を繰り返しながら、土壇場で完全無策一発依存のファミスタ野球がたまたま炸裂した事で結果として勝ってしまったとあって、調子に乗った茂雄は全く反省などする事なく、すっかりご満悦江藤と松井さんの一発に夢中の茂雄は反撃の口火を切った清水の執念の一打などすっかり記憶から消し飛んでいる模様で、今後も川相,清水への弾圧を強めるのは必至とあって、最早、V2など考えられないとの声が所々で挙がっている。

甲子園:阪神10勝8敗
D  010×       1
T  00         0 3回降雨ノーゲーム
 3回、降雨ノーゲーム! 中村、幻の先制タイムリー!
中日は2回に中村のタイムリーで1点を先制。1−0の儘、迎えた3回、阪神先発・星野伸が
通算2000奪三振へリーチをかけた所で、突如、集中豪雨が襲い、結局、その儘、降雨ノーゲームとなった。

帯広:横浜6勝9敗1分
S  000000000  0
YB 11101300×  7
勝:野村1勝3敗 負:前田4勝4敗
本:小川11、中根3、ドスター7
 小川、先制タイムリー! 野村、4年ぶりの完封で今季初白星!
序盤から常に主導権を握った横浜が快勝。初回にまず小川のタイムリーで先制すると、2回には野村がスクイズ、3回には小川が11号ソロと
着々と加点。更に、5回には中根の3号ソロ、6回にはドスターの7号ソロが飛び出す等、一発攻勢でダメ押し。
投げては先発の野村が大量点に助けられて、粘り強い投球を展開し、待望の今季初勝利を4年振りの完封で飾った。横浜はこれで最下位脱出。

福岡ドーム:ダイエー13勝4敗1分
F  100101111  6
H  011000000  2
勝:ガンちゃん5勝6敗 負:山田2勝2敗
本:井口18、ジュビロ野口2
 ジュビロ野口、4安打3打点! ガンちゃん、今季4度目の完投で5勝目!
初回、片岡のタイムリーで先制を許したダイエーだが、2回、村松のタイムリーに追い付くと、続く3回には井口の18号ソロで勝ち越し。
しかし、直後の4回、日本ハムはジュビロ野口のタイムリーで同点とすると、6回には中村豊の犠飛で逆に1点のリード。
更に、7回にはジュビロ野口が2号ソロを叩き込むと、8回にはまたもジュビロ野口がタイムリー三塁打が飛び出し、試合を決定付けた。
投げては、先発・ガンちゃんが気迫を前面に出した投球で尻上がりに調子を上げ、完投で5勝目。日本ハムは対ダイエーの連敗を9で止めた。

札幌ドーム:西武9勝9敗
M  020010010  4
L  00001410×  6
勝:オツ11勝5敗 負:ミンチー姉さん8勝10敗 S:豊田3勝0敗18S
本:ボーリック23
 本西、まさかのタイムリーエラー! 代打・シバタオー、決勝二塁打! 
ロッテは2回、サブローの犠飛、清水将のタイムリー二塁打で2点を先制すると、5回には本西のタイムリー内野安打で3点目。
一方、西武はその裏、伊東のタイムリーで1点を返すと、続く6回、
カブレラが札幌ドーム初の天井直撃二塁打を放つなど、一死満塁のチャンス。
ここでマクレーンはサードゴロゲッツーと思われたが、これを何と本西が痛恨のタイムリーエラー。更に、垣内のサードゴロの間に同点とすると
代打・シバタオーが2点タイムリー二塁打を放って勝ち越し。ロッテはボーリックの3試合連続23号ソロ等で反撃を見せ
9回にも二死一、二塁と一発が出れば逆転の場面を作る粘りを見せたものの、最後は豊田の前に抑え込まれ、惜敗した。

大阪ドーム:近鉄8勝8敗2分
BW 000100000  1
Bu 00113110×  7
勝:山村6勝4敗 負:小倉6勝5敗
本:中村29
 中村、勝ち越し29号! 近鉄、投打噛み合い快勝!
3回、大村のタイムリー二塁打で先制した近鉄は、直後の4回、ノーヒットで同点と追い付かれるも
その裏、すかさず中村の29号ソロで勝ち越し。続く5回にはローズ,中村,川口のタイムリー二塁打で3点を追加。
更に、6回には水口がタイムリー、7回には川口がタイムリー二塁打と着々と加点。
先発・山村は6回途中で降板したものの、後を継いだリリーフ陣も無難な投球を展開し、6勝目をマークした。