球界トピックス

７月１４日

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気迫溢れるスイングで得意の粘りを見せる川相	右に左にファールを連発する川相
きわどい球も巧みにファールで逃げる川相	執拗に食らいつきカットする川相
粘りに粘って、ついに四球を勝ち取る職人芸	すかさず、川相を幽閉する茂雄の隠蔽工作

東京ドーム：巨人８勝９敗１分
Ｃ　　０００００１０００００　　１
Ｇ　　００００００１０００４×　５
勝：ジョーベ博士７勝７敗６Ｓ
負：玉木３勝２敗３Ｓ
本：キュラソ星人13、マッスル千代の富士18、破戒僧・清原20
　破戒僧・清原、サヨナラ満塁アーチ！　茂雄、嫌がらせ政策大成功に有頂天！
前日、川相をフル欠場に追い込んだ事で屈辱的大惨敗を喫したにも拘わらず、この日も茂雄はまたも懲りずに名手・川相をベンチに幽閉し、インケツ続きのニックンをスタメンショートで起用する大暴挙に打って出た。この茂雄の非道なやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発・春風亭半ケツは川相不在の不安感から、いきなり二死一、二塁のピンチを背負う苦しい立ち上がり。続く２回には町田のショート右へのゴロをインケツ続きのニックンが前日同様、気合いの入らない守備でセンターへ抜かれてしまうなど、春風亭半ケツのバックへの不信感は強まるばかり。一方、川相不在で粘りにも繋がりにも欠ける打線の方は広島先発・長谷川の前に３回までパーフェクトに抑え込まれる体たらく。４回、一死から理不尽にスタメンから外され規定打席から遠ざけられる一方とあって怒り心頭の清水が鬱憤を晴らすがごとくライト前に弾き返したものの、後続を断たれて、またも無得点。川相不在と言う最悪状況下で走者を出しながらも先制点を許さずに投げ続けてきた春風亭半ケツだったが、一向に先制点をあげてくれない味方打線に落胆色を隠せず、初回から飛ばしてきた影響により疲れが見え始めた６回、先頭のキュラソ星人にライトスタンドへ１３号ソロを叩き込まれて、ついに先制点を献上。その裏、巨人は一死からガッツな貴公子・仁志がレフト前に弾き返すと、理不尽にスタメンから外され規定打席から遠ざけられる一方とあって怒り心頭の清水が怒りで集中力が高まったかきっちり犠打を決めて、二死二塁。しかし、ここも江藤がライトフライに倒れて無得点と、またまた川相不在の弊害を露呈。直後の７回、広島・先頭のキムタクのセカンド真正面のゴロを川相不在で守備のリズムを崩したガッツな貴公子・仁志が何とトンネル。二死後、キュラソ星人が歩いて、一、三塁となった所で、代えるべきはピッチャーではなくサードないしはショートである事に気付かない茂雄は春風亭半ケツを引っ込め、南を投入。宿命のライバルだった前略・三沢興一が近鉄に島流しに会い、ただでさえ傷心状態の上、川相不在でのピンチを背負わされて不安感一杯の南だったが、甘い球をロペスが打ち損じてセンターフライとなり、このピンチを脱出。その裏、巨人は今夜の松井さん，破戒僧・清原と連続三振に倒れて、あっと言う間に二死。ここでマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ１８号ソロを叩き込み、ついに同点。しかし、依然として川相不在の不安感が拭えない南は直後の８回、一死から町田にレフトフェンス直撃の二塁打を浴びた所で代打・野村が出てくると、この期に及んでも代えるべきはピッチャーではなくサードないしはショートである事に気付かない茂雄は南を引っ込め、８回に打順が回ると言う事で７番に河本組長、そしてニックンを引っ込めたにも拘わらず、９番ショートには絶好調の名手・川相…ではなく疲労困憊のソーサ元木を投入する嫌がらせを敢行。川相不在でピンチを背負わされると言う最悪の状況下に不安感一杯の河本組長は代走・福地に簡単に三塁を盗まれたものの、前日のヘッポコ大悪送球の汚名返上とばかりに野村を三振に斬ってとると、代打・緒方を敬遠した後、キムタクをライトフライに打ち取って、この大ピンチを脱出。その裏、一死から川相を差し置いて打席に入ったソーサ元木はあえなくレフトフライに倒れるも、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるソーサ元木の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。続くガッツな貴公子・仁志の打球はレフトフェンスを直撃したものの、川相不在では一つでも先の塁を狙うしかないと焦って強引に二塁を狙って憤死する大暴走をかまして無得点と、またまたまた川相不在の弊害を露呈。直後の９回、８回に打席に立たせずに続投させたいが故に河本組長を７番に入れた筈が、何故かこの回から岡島をマウンドに上げると言う訳の分からない采配を展開。これならば、８回表の守備，打順を代える必要は全くなく、裏の攻撃でソーサ元木を代打起用すれば良かったものを、こんなイカレ采配をかました為に、下手をすれば、その裏にも岡島の打順が回ってきてしまうと言う展開に。結局の所、８回裏に代打・ソーサ元木を出すよりも、８回表の段階で守備で出す事により、一刻でも早く川相は後回しである事をあてつけようとした嫌がらせ政策と思われるが、この茂雄の非道なやり口に怒り心頭の岡島は鬱憤を晴らすがごとく、広島打線を三者凡退で退ける好投を展開。その裏、広島が左腕・高橋をマウンドに送り込んだ事で、川相幽閉策以上に左対左へのこだわりが重い茂雄は「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」などとあらぬ言い掛かりをつけて規定打席から遠のかせる「清水首位打者阻止プロジェクト」をまたしても発動させ、渋々ながらも名手・川相を代打で投入。チャンスメーカーと言う本来の役割が久々に回ってきた名手・川相は本領発揮の食らい付くバッティングで執拗にカットを繰り返し、粘りに粘った末の９球目に四球を勝ち取る職人技で出塁。この儘では、川相がヒーローになってしまうと危惧した茂雄は走塁センス溢れる川相に対して、すかさず代走・堀田を投入して川相の活躍を隠蔽しようとする嫌がらせを敢行。折角のいいムードに水を差す茂雄の非道なやり口に辟易とした江藤，今夜の松井さん，破戒僧・清原のクリーンアップが凡退し、試合は延長に突入となったものの、川相の活躍を隠蔽出来た事にすっかり有頂天の茂雄はベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。もう２度と川相に頼れないと言う絶望的な状況に追い込まれてとてつもない不安感に苛まれた岡島に対し、広島は１０回、先頭のロペスがレフトオーバーの二塁打を放つと、新井が敬遠されて一、二塁。ここで西山がバントを敢行するも、打球が殺しきれず、代走・岡上が三塁で封殺。続く高橋が何とか送って二、三塁となった所で廣瀬の打球はレフトの痛烈なライナー。これを堀田が地上スレスレで辛くもダイレクトキャッチし、二者残塁。１１回はまたも酷使投入されたジョーベ博士が何とか０点に抑えると、その裏、巨人は一死からガッツな貴公子・仁志がセカンド左への内野安打で出ると、代打・ヒットマン後藤がライト前に弾き返して、一、二塁。江藤が倒れた後、ここまで無安打と連続試合出塁記録更新へ赤信号が灯っていた今夜の松井さんがまたまた運良く巡ってきた記録更新のラストチャンスにライト前へ痛打し、二死満塁。ここで破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ２０号グランドスラムを叩き込み、サヨナラ勝ち。茂雄は名手・川相の活躍に隠蔽工作を謀り、清水の幽閉にも成功、最後はお気に入りの破戒僧・清原が決めると言う展開に喜色満面。川相が粘りで勝ち取った職人技の四球の事など、すっかり記憶の彼方から消し飛んでいる模様で、今後も川相幽閉策を強化するのは必至とあって、最早、Ｖ２は絶望的との声が所々で挙がっている。

　延長12回、濱中、サヨナラタイムリー！　阪神、粘り勝ちで４連勝！

　柴原、勝ち越し２点タイムリー！　小久保、２戦連発ダメ押し弾！

　豊田、痛恨のワイルドピッチ！　サブロー、今季初アーチが決勝グランドスラム！