球界トピックス

7月13日


東京ドーム:巨人7勝9敗1分
C  021001051 10
G  010003100  5
勝:玉木3勝1敗3S
負:ジョーベ博士6勝7敗6S
本:破戒僧・清原19
 
名手・川相、悪夢のフル欠場! 茂雄、ヘッポコ継投炸裂で屈辱的大惨敗!
前日、川相の大活躍により連敗を止め(仮初めの)首位に返り咲いたにも拘わらず、その川相の貢献を断じて認めようとはせずに憤懣やるかたない様子の茂雄は溜まった鬱憤を晴らすがごとく、またも名手・川相をベンチに幽閉し、インケツ続きのニックンをスタメンショートで起用する大暴挙に打って出た。この茂雄の非道なやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発・ヒゲ入来は川相不在の不安感から、キムタクには内野安打,キュラソ星人には四球を許して、初回からいきなり一、二塁のピンチを迎える苦しい立ち上がり。続く2回にも一死から新井,西山と連打を浴びると、黒田には簡単に犠打を決められて、二死二、三塁のピンチ。ここで東出にはファーストの頭上をライナーで越えるタイムリー二塁打を浴びて、先制の2点を献上。その裏、巨人は一死から破戒僧・清原,マッスル千代の富士と連打を浴びせて、一、三塁。ここでインケツ続きのニックンが中途半端なスイングで空振り三振に倒れたものの、阿部が一、二塁間を破るタイムリーを放ち、1点差。なおも一、二塁のチャンスだったが、ヒゲ入来はセカンドゴロに倒れて二者残塁と、川相不在の弊害を露呈。たかだか1点を返して貰ったくらいで川相不在の不安感が拭える筈もないヒゲ入来は直後の3回、先頭のディアスに執拗にファールで粘られた末に根負けして歩かせると、キュラソ星人にも四球を与えて、無死一、二塁。何とか二死まで持ち込んだものの、新井にセンター前タイムリーを浴びて、3点目を献上。6回には一死から西山を空振り三振に取りながら、これを阿部が後逸して、振り逃げを許してしまう大チョンボ。すると黒田の犠打で二死二塁となった所で、またも東出にセンターオーバーのタイムリー三塁打を浴びて、やらずもがなの4点目。3点を追う巨人はその裏、理不尽にスタメンから外され怒り心頭の清水が四球を選ぶと、江藤が内野安打を放って、無死一、二塁。ここで今夜の松井さんが一、二塁間へ痛打するも、松井さんシフトで右に寄っていたディアスのダイビングキャッチに阻まれ、江藤は二塁で封殺。ここで破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトポール直撃の19号3ランを叩き込み、一気に同点。更に、マッスル千代の富士が歩いた後、インケツ続きのニックンが右中間突破の二塁打を浴びせて、黒田をKO。ここで左腕・菊地原がマウンドに上がると、茂雄は阿部に代わって名手・川相…ではなくソーサ元木を投入する嫌がらせを敢行。ソーサ元木は満塁策の為に敬遠されたものの、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるソーサ元木の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。更に、追い打ちをかける様に茂雄はヒゲ入来に代わって名手・川相…ではなくマルちゃんを投入する嫌がらせを敢行。しかし、マルちゃんは高いバウンドのサードゴロ。普通の走者なら到底、ゲッツーは無理…と言う当たりながら、鈍足・マルちゃんとあって、新井はゲッツーを狙って本塁でなく二塁へ転送。ゲッツーを阻止せんと、ディアスに対して、一塁走者のソーサ元木が得意の守備妨害紛いのスライディングをかましたものの、これが正真正銘の守備妨害をとられるボーンヘッド何もしなければ一塁は微妙なタイミングだっただけに余計な事をしでかした…と言う嫌な雰囲気だけが残ってしまう展開で結局、三者残塁の儘、無得点と、またまた川相不在の弊害を露呈。それでも、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるマルちゃんの結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。しかし、続く8回、一死から、理不尽にスタメンから外され怒り心頭の清水がまたも四球で出ると、二死後、今夜の松井さんが連続試合出塁を54と伸ばす四球を選び、一、二塁。ここで破戒僧・清原が三遊間を破るタイムリーを放ち、ついに勝ち越しに成功。しかし、直後の8回、7回からマウンドに上がっていた2番手のジョーベ博士は酷使三昧のツケから来る疲労感と川相不在の不安感に苛まれ、先頭の代打・森笠を歩かせると、代走・福地に完全にモーションを盗まれて、みすみす二盗を許す有様。更に、代打・緒方にショートへの内野安打を浴びると、今度は代走・岡上にも走られて、二、三塁のピンチ。一死後、キムタクも歩かせて満塁となった所で、代えるべきはピッチャーではなくサードないしはショートである事に気付かない茂雄はジョーベ博士を引っ込め、初めてピンチを背負った状態でアルモンテを投入いよいよ本格的に「アルモンテストッパー起用プロジェクト」に乗り出した茂雄だったが、所詮、川相不在では空転に終わるのは茂雄以外誰の目にも分かりきっていた。この日も川相不在と言う信じがたい布陣の上に満塁と言う絶体絶命の場面に不安感一杯のアルモンテは葉っぱを銜えて「うなれ剛球 ひびけ剛球! ただ今見参、男・岩鬼の剛球演歌〜!」などと、岩鬼気分に浸って現実逃避に走ったものの、鎖国政策を唱える水島新司の怒りを買って呪いを受けたか、ディアスに押し出し四球を与えて、試合は振り出しに。これ以上、点を許しては「アルモンテストッパー起用プロジェクト」に支障が出ると察知した茂雄はあくまで川相は出さずにアルモンテを引っ込め、河本組長を投入。しかし、当然ながら、川相不在の状況では河本組長も不安感一杯。折角、キュラソ星人をピッチャーゴロに抑えたにも拘わらず、川相不在で守りのリズムを崩したか至近距離の本塁へとんでもない悪送球をかまし、この間に一気に二者が生還すると言う最悪の形で勝ち越し点を献上。この期に及んでも、代えるべきはピッチャーではなくサードないしはショートである事に気付かない茂雄は河本組長を引っ込め、南を投入。宿命のライバルだった前略・三沢興一が近鉄に島流しに会い、ただでさえ傷心状態の上、川相不在でのピンチを背負わされて不安感一杯の南はロペスをショートゴロに打ち取ったものの、これを川相と違い、安定味に欠けるニックンが大きく弾くヘッポコタイムリーエラーをかまし、ディアスの生還を許すと、更に、浅井にはレフトへ犠飛を打ち上げられて、この回、内野安打1本で大量5失点の体たらく。その裏、ヘッポコエラーをかましたばかりのニックンは汚名返上とばかりに食らい付く様子も全くない儘、見逃し三振に倒れる有様。続く村田善も倒れて、二死となった所で、茂雄は南に代わって名手・川相…ではなくヒットマン後藤を投入する嫌がらせを敢行。ヒットマン後藤はあえなく凡退したものの、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるヒットマン後藤の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。9回からマウンドに上がった三浦も、あくまで川相をないがしろにしようとする茂雄の非道なやり口に辟易とし、先頭の忍者・瀬戸に左中間突破の二塁打を浴びると、二死三塁となった所でキムタクにタイムリー内野安打を許して、ついに10点目を献上。その裏、マウンドには左腕・高橋が上がると、一死後、茂雄はこの期に及んで「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」などとあらぬ言い掛かりをつけて規定打席から遠のかせる「清水首位打者阻止プロジェクト」をまたしても発動させ、名手・川相…ではなく福井を投入する嫌がらせを敢行。福井は中途半端なスイングで空振り三振に倒れたものの、川相と清水をベンチに追いやる事が最大の任務である福井の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相と、腸が煮えくり返る様な形相の清水にご満悦この茂雄のやり口にモチベーションはどん底まで落ちきった江藤もあえなくショートゴロに倒れて、ゲームセット。名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれた上、茂雄の怒濤のヘッポコ継投が大炸裂したとあって、敗れるべくして敗れた巨人だが、茂雄は前日の鬱憤晴らすがことく、川相の活躍を阻止し、清水も最後の最後でシメる事が出来たとあって、至福の表情でベンチを後にした。相変わらず、勝敗度外視の嫌がらせ三昧に終始する様な男が指揮官では、最早、V2は絶望的との声が所々で挙がっている。

甲子園:阪神9勝8敗
D  000101100  3
T  31100122× 10
勝:伊達2勝0敗 負:山本昌6勝5敗
本:上坂4、悠久の若虎10
 阪神、打線爆発で3連勝! ルーキー・伊達、2勝目!
初回、濱中のタイムリー三塁打,エバンスの2点タイムリー二塁打で3点を先制した阪神は続く2回には上坂の4号ソロ
3回には伊達の犠飛で1点ずつ加え、早くも5点のリード。ボン野村が今季初のスタメンマスクと言う
ノムさんの親バカ采配が炸裂している阪神相手に簡単に負ける訳にはしかないと、中日は福留のタイムリー等で3点差まで詰め寄るも
7回、正津の暴投で一気に二者の生還を許してしまうと、8回には悠久の若虎・桧山の10号ソロ等で10点目を許し、力尽きた。
6回を2点に抑えた先発のルーキー・伊達は打線の援護にも助けられ、2勝目をマークした。

福岡ドーム:ダイエー12勝3敗
F  000100000  1
H  00020100×  3
勝:星野8勝6敗 負:下柳7勝7敗 S:ペドラザ3勝3敗20S
本:小久保30
 大道、決勝タイムリー! 小久保、日本人選手20年ぶりの前半戦30発!
0−0で迎えた4回、オバンドーのタイムリーで先制を許したダイエーだったが、その裏、松中のタイムリーであっさり追い付くと
更に、大道がタイムリーを放って、勝ち越しに成功。6回には、主砲・小久保に30号アーチが飛び出して、貴重な1点を追加。
投げては先発・星野が8回を4安打1失点の好投を見せると、9回からは吉田を挟んで、ペドラザと繋ぐ必勝リレーを展開。
ペドラザはピシャリと抑えて来日から3年連続の20セーブ目をマーク。星野に8勝目がついた。

札幌ドーム:西武8勝8敗
M  010000010  2
L  00000003×  3
勝:霊感投手・松坂8勝10敗 負:藤田0勝1敗 S:豊田3勝0敗17S
本:ボーリック21
 小関、逆転タイムリー二塁打! 霊感投手・松坂、久々の先発白星!
ロッテは2回、初芝のタイムリーで先制。以降、ジョニー黒木,霊感投手・松坂の両先発の投げ合いが続き
1−0の儘、試合は終盤に突入。迎えた8回、ロッテはボーリックの21号が飛び出し、ダメ押しとなったかに見えたが
その裏、西武は二人の走者を出して、ジョニー黒木を引きずり下ろすと、代わった藤田から代打・垣内がタイムリー二塁打を放ち1点差。
更に、ここで出てきた守護神・小林雅から小関が2点タイムリー二塁打を放ち、逆転に成功。
こうなると勝ちパターンの西武は9回から豊田を投入して、逃げ切った。8勝目をあげた霊感投手・松坂は実に2ヶ月ぶりの先発での白星。