球界トピックス

7月9日


 茂雄の陰謀阻止へチャンス到来! 桑田、いよいよ一軍復帰か!?
名手・川相をフル欠場に追い込み、カモにしていた横浜相手に3タテを食らうと言う大失態をやらかした茂雄だが「前半戦残り全試合勝ちに行きますよ、エヘヘヘ〜」とほたえて、またまたその場凌ぎのプロジェクトを発動させる模様。メイを中4日で回し、谷間となるであろう17日の阪神戦には二軍に幽閉していた桑田を引っ張り出すスクランブルローテーションを組み直すと言うものだが、打線改造にせよ、ローテ改造にせよ、「名手・川相のスタメン起用」と言う大前提がなければ、何ら効果を発揮しないのは火を見るより明らか。しかも「川相幽閉策」に加え、「清水首位打者阻止プロジェクト」まで、度々発動される事が濃厚とあっては、残り9試合に全勝どころか負け越す可能性も十二分にありうる事を承知しているナインは誰一人として茂雄の無為な策謀には全く期待していない様だ。そんな中、ただ一人燃えているのが桑田。一時期打診されたストッパー再転向案がアルモンテの登場により幸いにも立ち消える事となり、逆に、望んでいた先発起用の目が出てきたからだ「旧三本柱解体プロジェクト」を目論みながらも、逆境に強い桑田の力に頼らざるをえない状況に追い込まれた茂雄の鼻をあかす絶好の機会とあって、造反五人衆を初めとする反茂雄派の桑田にかける期待は大きい。既に、12日のイースタンリーグでの西武戦に登板する事が決まっている桑田だが、ここで好投すれば、一軍復帰は確定と見られているだけにその内容に注目が集まっている。

千葉マリン:ロッテ11勝7敗
H  0102020013   9
M  0001230004× 10
勝:小林宏1勝0敗 負:ペドラザ3勝3敗18S
本:松中24、ボーリック19,20、ミッチェル9、大道3
 ボーリック、起死回生の逆転満塁サヨナラアーチ!
3−3で迎えた6回、ダイエーはミッチェルの9号2ランで勝ち越すも、その裏、ロッテはフクーラの2点タイムリー二塁打で同点
更に、メイのタイムリーで勝ち越しに成功。土壇場9回、守護神・小林雅を投入して逃げ切りを図るも小久保の犠飛で追い付かれ、延長に突入。
10回、ダイエーは代打・大道が3号3ランを放ち、これで決まったかに思われたが、その裏から、満を持して投入した守護神・ペドラザが
大誤算。無死満塁のピンチを迎えると、ボーリックにこの日2本目となる20号満塁弾を浴びて、まさかのサヨナラ負けとなった。

GS神戸:オリックス10勝7敗1分
F  110003200  7
BW 000001100  2
勝:中村隼3勝1敗 負:加藤8勝4敗
本:ガッツ16、島田4、片岡8
 ガッツ、先制16号! 好投・中村隼、3勝目!
初回、ガッツの2試合連続16号ソロで先制した日本ハムは、2回には島田の4号ソロ、6回には片岡の8号2ランが飛び出す等
得意の一発攻勢で5点のリード。その裏、藤井の押し出し四球で1点を返されるも
直後の7回、ガッツのタイムリー三塁打、オバンドーのタイムリーで突き放し、ダメを押した。
先発・中村隼は6回を1安打に抑える好投で3勝目をマーク。

西武吹き抜けドーム:西武5勝12敗
Bu 000103004  8
L  04105000× 10
勝:オツ10勝5敗 負:前川10勝7敗 S:豊田3勝0敗16S
本:垣内6、中村28
 前川、またも早々KO! 近鉄、粘りも及ばず4連敗!
3回KO,翌日中継ぎ登板に続いて、今度は中4日での先発登板となった不振の前川だったが
得意の西武相手に2回、垣内の6号先制3ランとダブルスチールで4点を失い、僅か53球でKO。
1点ずつ取り合った後、西武は5回に一挙5点を追加し、10点目。これで完全に決まったと思われたが
粘る近鉄は直後の6回、礒部,大村のタイムリーで3点を返すと、土壇場9回には中村の28号3ラン等で
ついに2点差まで詰め寄ったが、ここでマウンドに上がった守護神・豊田の前に後続を断たれ、4連敗となった。