球界トピックス

7月4日


神宮:ヤクルト7勝6敗
G  010200400  7
S  200000000  2
勝:上原7勝3敗
負:ヒゲなし入来8勝2敗
本:ペタジーニ22、マッスル千代の富士14、今夜の松井さん16
 
今夜の松井さん、20試合ぶりの逆転2ラン! またもファミスタ野球で逆転勝ち!
前日、川相をフル欠場に追い込み、リリーフ陣の無駄な酷使を余儀なくされながら結果として勝ってしまった事に浮かれ気分の茂雄はこの日、疲れのあるソーサ元木をスタメンから外したにも拘わらず、ショートにはインケツ続きのニックンを起用し、またも懲りずに名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄の非道なやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、昨年の日本シリーズ終了翌日に突如、クビにされた事で茂雄に対する敵愾心剥き出しのヤクルト先発・ヒゲなし入来に対して、先頭のガッツな貴公子・仁志がストレートの四球で出塁。しかし、相変わらず、完全無策の野放し野球を貫く茂雄は何ら指示を出さず、清水,江藤,今夜の松井さんと無為に凡打を繰り返し、無得点と、早くも川相不在の弊害を露呈。一方、川相不在のバックを強いられて不安感一杯の巨人先発・上原に対して、ヤクルトはその裏、一死から宮本がセンター前に弾き返すと、二死二塁となった所でペタジーニが右中間スタンドへ22号2ランを叩き込み、2点を先制。直後の2回、巨人は一死からマッスル千代の富士も川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ4試合連続の14号ソロを叩き込んで、1点差とすると、4回には、レフト前ヒットの江藤を一塁に置いて、今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ20試合ぶりとなる16号2ランを叩き込み、逆転に成功。続く5回には先頭の阿部が四球で歩くと、上原がヘッポコバントを連発して追い込まれながらも、辛くもスリーバントを決めて、一死二塁。二死後、理不尽にスタメンから外されて怒り心頭の清水が鬱憤を晴らすがごとくレフト前に弾き返して、一、三塁となったものの、江藤はライトフライに倒れて二者残塁と、相変わらず、一発でしか点の取れないファミスタ野球で、またもや川相不在の弊害を露呈。3−2の儘、迎えた7回、巨人はインケツ続きのニックン,阿部の連打で無死一、三塁。ここで上原は最悪のショートゴロゲッツーと思いきや、これを何と宮本が後逸するタイムリーエラーを犯し、ニックンが4点目のホームイン。ガッツな貴公子・仁志が送って、二、三塁となった所で、マウンド上が2番手の左腕・山本だからと「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」などとあらぬ言い掛かりをつけて規定打席から遠のかせる「清水首位打者阻止プロジェクト」をまたしても発動させて清水を引っ込め、名手・川相…ではなくソーサ元木を投入する嫌がらせを敢行。ここで代わった3番手・河端の前にソーサ元木はあえなくショートゴロに倒れたものの、清水をベンチに追いやる事が最大の任務であるソーサ元木の結果などどうでもいい茂雄はベンチで腸が煮えくり返った様な形相の清水にご満悦。しかし、この清水をあまりにも不憫に思った江藤が歩いて満塁となった所で、4番手・石井弘から今夜の松井さんがセンター前に2点タイムリーを放つと、続く破戒僧・清原もセンター前にタイムリーを放ち、7点目。更に、マッスル千代の富士もセンター前に弾き返して、満塁としたものの、インケツ続きのニックンがボール球に手を出して空振り三振に倒れ、三者残塁とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く8回にも巨人は二死一、二塁のチャンスを掴んだものの、ここで茂雄は堀田に代えて名手・川相…ではなくマルちゃんを投入する嫌がらせを敢行。マルちゃんはあえなく空振り三振に倒れて、二者残塁とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈したものの、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるマルちゃんの結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。続く9回には一死から破戒僧・清原がライト線にヒット。ここで茂雄は名手・川相…ではなく福井を代走に送る嫌がらせを敢行。更に、マッスル千代の富士が歩いて一、二塁となった所でインケツ続きのニックンがライト前に弾き返すも、川相不在では1つでも先の塁を狙うしかないとばかりに強引に本塁を狙った福井が楽々タッチアウト。続く阿部は空振り三振に倒れて二者残塁とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。しかし、川相不在のバックはアテにならないとばかりにバッタバッタと三振を狙いに行く逆ギレモードで2回以降、パーフェクトに抑え込んでいた上原が、9回も3人で切り抜けて、ゲームセット。10残塁を喫するなど怒濤の拙攻三昧を繰り返し、相変わらず、完全無策一発依存のファミスタ野球がたまたまハマったに過ぎないにも拘わらず、茂雄は川相をフル欠場に追い込み、またも清水を3打席しか打たせずに規定打席から遠ざける事に成功したとあって、至極、ご満悦。この調子では今後も川相&清水の幽閉を強化するのは必至とあって、最早、V2は不可能との声が所々で挙がっている。

ナゴヤドーム:中日8勝7敗
T  000400001  5
D  11000320×  7
勝:人斬り抜刀斎4勝5敗 負:井川6勝7敗 S:ギャラード15S
本:山崎武16、クルーズ14
 SAM、痛恨のパスボール! 不運・井川、無念のKO!
初回、ティモンズのタイムリー、2回に中村のタイムリー二塁打で2点のリードを奪われた阪神は
4回、悠久の若虎・桧山のタイムリー、ゼブラ今岡の2点タイムリーで逆転すると、更に、エバンスもタイムリーを放ち、逆に2点のリード。
しかし、3回以降、立ち直りを見せていた井川だが、6回、二死から悠久の若虎・桧山のまずい守備等で一、二塁のピンチを迎えると
代打・神野を空振り三振にとりながら、SAMが後逸して振り逃げを許して、満塁としてしまう大チョンボ。
ここで福留に同点タイムリーを浴びて、無念のKOとなると、代わった川尻が井端に勝ち越しタイムリーを浴びる始末。
直後の7回、二死満塁のチャンスを逃すと、その裏、山崎武に16号2ランを浴び、とどめをさされた。

金沢:広島4勝8敗1分
YB 000100000  1
C  00200000×  2
勝:佐々岡6勝7敗 負:細見0勝3敗
 浅井、先制タイムリー! 佐々岡、2試合連続完投で6勝目!
0−0で迎えた3回、広島は浅井のタイムリーで先制すると、更に、キュラソ星人が押し出しの四球を選んで、2点目を追加。
直後の4回、横浜は3安打を集中して満塁のチャンスを作ると、ズーバーのセカンドゴロの間に1点を返して、1点差。
しかし、立ち直った広島先発・佐々岡は、5回以降、2安打に抑え込み、完投で6勝目をマークした。

大阪ドーム:近鉄9勝7敗
M  0010000000  1
Bu 1000000001× 2
勝:盛田2勝0敗 負:小林雅0勝1敗21S
本:ボーリック17、中村27
 延長10回、中村、豪快サヨナラ弾! 小林雅の連続セーブ記録を粉砕!
近鉄は初回、二死満塁から北川が押し出し四球を選んで1点を先制。しかし、先発・高村が右太腿内転筋に違和感を訴え
2回で降板するアクシデント。前日、3回KOされたばかりの前川が急遽、登板するも、ボーリックに17号ソロを浴びて
試合は振り出しに。ロッテも先発・和田が5回途中でKOされたものの、両軍、必死の継投で、1−1の儘、延長に突入、
10回、無死満塁と絶対絶命のピンチを迎えた近鉄は盛田を投入し、このピンチを脱出。すると、その裏、ロッテ守護神・小林雅から
先頭の中村がいきなり27号ソロを叩き込んで、劇的なサヨナラ勝ち。小林雅の連続試合セーブは12でストップした。

 6月の月間MVP発表!
この日、6月の月間MVPが発表された。セ・リーグの投手部門は4試合で4勝0敗 防御率2.17と安定した投球を見せたヒゲなし入来(ヤクルト)が12年目にして初の受賞。打者部門は.347 7本 24打点の破戒僧・清原(巨人)が実に7年振りとなる5度目の受賞。一方、パ・リーグの投手部門はパ・リーグ連続セーブ記録を更新するなど、6戦6セーブで無失点と、獅子奮迅の活躍を見せた小林雅(千葉ロッテ)が初受賞。打者部門は4戦連続を含む14本塁打を初め、.356 34打点と大爆発のローズ(大阪近鉄)が4年振り2度目の受賞となった。