球界トピックス
６月２８日
札幌ドーム：巨人10勝７敗１分
Ｄ ０００００００００ ０
Ｇ ４００００１１０× ６
勝：上原６勝３敗
負：人斬り抜刀斎３勝５敗
上原、完封で６勝目！ 茂雄、怒濤の嫌がらせ攻勢でようやく監督通算1000勝！
ホームゲームでは通常、初回の守備につく際にスタメンの９人だけがスタンドにサインボールを投げ入れている巨人だが、ファンを大事にする名手・川相は年に一度の札幌シリーズの最終戦と言う事で「ベンチ入りの全選手でサインボールを投げよう」と提案。ナインもこれに快く同意し、この素晴らしいファンサービスに札幌のファンは大喜び。この純粋にファンを大切にしようとする川相の行為も、茂雄にとってはファンを味方につけようとしている狡猾な策略としか映らず、そんな事をしても無駄だとばかりに名手・川相はまたもやベンチに幽閉する大暴挙をかまして、札幌のファンの夢を打ち砕く嫌がらせを敢行。この茂雄の非道なやり口に試合前から巨人ベンチどころかスタンド全体が重苦しいムードに包まれた。巨人先発・上原は川相不在による不安感から初回から二死三塁のピンチを迎えるなど、苦しい立ち上がり。その裏、巨人は一死から２試合続けて理不尽にスタメンから外されて怒り心頭の清水が鬱憤を晴らすがごとくセカンド左を抜くヒットで出ると、続く江藤もライト前に弾き返して、一、三塁。ここで茂雄は監督通算1000勝は今夜の松井さんより、お気に入りの破戒僧・清原に決めて欲しいとばかりに、江藤に二盗を命じて、一塁を空けさせる巧妙な嫌がらせを展開。流石に、陰謀を働く時に限っては球界随一の先読み能力を誇る茂雄だけあり、この目論見通り、松井さんは歩かされて、一死満塁。ここで破戒僧・清原はナベツネ曰く「当たり屋」の本領を発揮する押し出し死球を食らい、１点を先制。続くマッスル千代の富士は川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、レフトフェンス手前まで飛ぶ犠飛としては十二分の当たりで江藤が生還。更に、ソーサ元木の二遊間をしぶとく破るタイムリーの後、阿部がライトオーバーのタイムリー二塁打を放ち、この回、４点。幸先のいいスタートとなったかに見えたが、２回から５回まで毎回ヒットの走者を出しながら、無為に凡フライを繰り返し進塁打すら打てない完全無策の野放し野球で一向に得点に結びつけられない川相不在の弊害を露呈。川相不在と言う最悪の状況下で５回まで毎回走者を出す苦しい内容ながらも、粘り強く抑えていた上原は味方打線の体たらくに業を煮やし、６回、一死から川相不在では自分が打つしかないとばかりに自らヒットを放つと、仁志が歩いて、一、二塁。マウンド上が２番手の左腕・小笠原とあって、４点リードあるにも拘わらず、茂雄は第１戦で岩瀬を打ち砕いた事実など素知らぬ顔で闇に葬って「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」とあらぬ言い掛かりをつけて規定打席から遠のかせる「清水首位打者阻止プロジェクト」をまたもや発動し、名手・川相…ではなくマルちゃんを投入する嫌がらせを敢行。当然ながら、星野監督は右の霊感投手・落合にスイッチしたものの、茂雄は清水を幽閉出来る口実が出来た事にご満悦。そのマルちゃんが三遊間を破って、満塁となった所で江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のセンターフライで、上原が５点目のホームイン。なおも今夜の松井さんが歩いて満塁とチャンスは続いたものの、破戒僧・清原はあえなく凡退して三者残塁と、またもや川相不在の弊害を露呈。続く７回、二死二塁の場面を迎えて、打席に入った上原は川相不在では自分が打つしかないとばかりに今度は自らタイムリーを放ち、６点目。自らの２安打で気を良くした上原は川相不在ながらも何とか最後まで投げきり、完封で６勝目をマーク。茂雄はヘッポコ采配をかまし続けても、長々と年月だけ重ねるだけで誰でも達成出来る監督通算1000勝目の試合が、川相をフル欠場に追い込み、清水を理不尽に引っ込め、押し出し死球と言うしみったれた形ながらも破戒僧・清原が決勝点をあげると言う（あくまで茂雄的には）最高の勝ち方となった事で、喜びの絶頂の様な至福の表情でグラウンドを後にした。茂雄でなければ、２年は早く達成していたのではないかと思われる程の巨大戦力を抱えながら、1000勝するまでに数知れない「ヘッポコ采配による黒星」を積み上げて足踏みしてきた事など、反省どころか全く自覚すらしておらず、今後も嫌がらせ政策に邁進するのは必至とあって、この儘ではＶ２など不可能と言う声が所々で挙がっている。
神宮：ヤクルト９勝５敗
ＹＢ １０００００００２ ３
Ｓ ２０２４００５０× １３
勝：ヒゲなし入来８勝１敗 負：ホージマー０勝１敗
本：ペタジーニ20、寿司職人ラミレス13、度会１
ペタジーニ、20号リーグ一番乗り！ ヒゲなし入来、１失点の好投で８勝目！
初回、鈴木なおのりのタイムリー内野安打で先制されたヤクルトだが、その裏、ペタジーニ，岩村のタイムリーであっさり逆転。
これで流れを掴んだヤクルトは３回、ペタジーニの史上213人目の通算100号となる２０号２ランが飛び出すと
４回にはヒゲなし入来，真中，デカのタイムリーで４点を追加。
７回にも大量５点を奪ってダメ押し。先発・ヒゲなし入来は７回を１失点の好投で８勝目をマークした。
甲子園：阪神５勝８敗
Ｃ ０００１２０２０１ ６
Ｔ ００００００１０１ ２
勝：長谷川４勝２敗 負：福原４勝８敗 Ｓ：玉木２勝１敗２Ｓ
本：ロペス16、ディアス14、クルーズ13
福原、５回３失点ＫＯ！ 阪神、泥沼の６連敗！
０−０で迎えた４回、広島はロペスの１６号ソロで均衡を破ると、続く５回にはディアスのタイムリー、キュラソ星人の犠飛で２点を追加。
更に、７回にはディアスの１４号２ランが飛び出して、５点目。阪神はその裏、代打・トラさんのタイムリー三塁打で
ようやく１点を返したものの、９回、ボン野村のパスボールでダメ押しの６点目を許し、６連敗。
先発・長谷川は完投まであと二人と言う所で降板となったが、２失点の好投で４勝目をマークした。