球界トピックス

6月27日


札幌ドーム:巨人9勝7敗1分
D  10201100004  9
G  00041000000  5
勝:遠藤1勝1敗
負:野村2勝1敗
本:ティモンズ10、詐欺師ゴメス5、江藤18
 
茂雄、怒濤の嫌がらせ采配炸裂! 延長11回、野村、火ダルマで大惨敗!
前日、川相の職人技の犠打と清水の執念の一打で逆転勝利を呼び込んだにも拘わらず、2大嫌がらせ対象に活躍されて憤懣やるかたない茂雄が腹いせに嫌がらせ政策を強化するのでは?とは危惧されていたが、案の定、この日も恐怖の4割打者・名手・川相はまたもやベンチに幽閉する大暴挙に打って出た上、中日の先発が左腕・野口だからと、前日、岩瀬を打ち砕いた事実など素知らぬ顔で闇に葬って「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」とあらぬ言い掛かりをつけて規定打席から遠のかせる「清水首位打者阻止プロジェクト」をまたもや発動させ、2番ショートに福井、そして、レフトには弘田コーチ曰く「外野守備はど素人」のソーサ元木を入れると言う暗黒オーダーを展開。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発・平松は今季初先発だと言うのに川相不在のヘッポコレフトラインを強いられて顔面蒼白。これに対して、中日は初回、先頭の福留が四球を選ぶと、続く井端がサードの頭を高いバウンドで越えていくレフト前ヒット。レフトがど素人のソーサ元木とあって、福留は果敢に三塁を陥れる好走塁を見せ、無死一、三塁のチャンス。ここでティモンズがライト前にタイムリーを放って、あっさり1点を先制。一方、川相不在で粘りにも繋がりにも欠ける巨人打線は野口の前に1,2回と三者凡退。この体たらくに川相不在の重さを痛感し、愕然とした平松は3回、ティモンズに左中間スタンドへ10号ソロを叩き込まれると、続く詐欺師ゴメスにまで左中間スタンドへ5号ソロを運ばれて、2点を献上。ここで代えるべきはピッチャーではなくレフトラインである事に気付かない…と言うより完全に見て見ぬフリをしているとしか思えない茂雄は早くも平松から三浦にスイッチする嫌がらせ。3点を追う巨人は4回、先頭のガッツな貴公子・仁志がチーム初の走者となるショートオーバーの二塁打で出ると、続く福井が三遊間を破って、一、三塁。一死後、今夜の松井さんはノックアウト打法で野口の左肘に打球を直撃させ、この間に仁志が生還左肘の痛みに悶絶する野口を心配して飛び出してきたかと思われた星野監督だったが、野口などには目もくれず、二塁に転送されてきわどいプレーとなった福井がアウトではないかとイチャモンをつけに来ただけであった。治療の為、一旦、ベンチへ下がった野口だが、まるで自分のケガなど気にしていない指揮官の非情ぶりにガックリ。しかも、投げる方の左肘を痛めているとあって、ここは絶好の機会とばかりに破戒僧・清原がショート井端のグラブを掠めて転々とするタイムリーで1点差と迫ると、続くソーサ元木がレフト前に弾き返して満塁となった所でマッスル千代の富士が野口のグラブを弾いてセンター前へと抜ける2点タイムリーを放って、逆転に成功。更に、二死後、三浦のプロ初ヒットで野口をKOし、なおも満塁と言うチャンスだったが、2番手・正津の前にガッツな貴公子・仁志が倒れて、三者残塁と川相不在の弊害を露呈。逆転して貰ったとは言え、川相不在の上、ヘッポコレフトラインをバックに背負っていると言う状況には何ら変わりがないとあって、不安感一杯の三浦に対して、中日は直後の5回、ティモンズ,詐欺師ゴメス,立浪の3連打で無死満塁のチャンス。ここで山崎武はショートゴロゲッツーに倒れたものの、この間にティモンズが返って、あっと言う間に試合は振り出しに。その裏、マウンド上が右の正津だからと、茂雄は福井に対して、ようやく清水を投入。これが先日、川相に対しても発動させたTV中継のCM中に起用して活躍を隠蔽する非道作戦である事を看破した清水は隠蔽されるくらいなら凡退した方がマシと茂雄にあてこするかの様にあっさり凡退。しかし、この清水の不遇ぶりを不憫に思った江藤は川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ18号ソロを叩き込み、再び勝ち越しに成功。更に、今夜の松井さんがレフト線へ二塁打を放ったものの、破戒僧・清原,ソーサ元木と連続三振に倒れて、松井さんは二塁に釘付けと、またも川相不在の弊害を露呈。6回からソーサ元木がショートに回り、レフトに本職の清水が入った事でレフトラインのヘッポコ度は軽減されたものの、所詮、川相不在である事に変わりはないとあって、この回からマウンドに上がった河本組長は不安感一杯。これに対して、中日は二死から四球で出た福留が、すかさず二盗を決めると、続く井端がセンター前にタイムリーを放って、またまた同点。献上。ここで代えるべきはピッチャーではなくサードないしはショートである事に例によって、気付かない茂雄は河本組長を引っ込めて、またもやジョーベ博士を酷使投入酷使三昧で疲労感一杯の上、川相不在で不安感一杯のジョーベ博士は川相不在の内野陣と呼吸が合わず、誰もいない二塁ベース上へ牽制してしまう大チョンボで、この間に井端の三進を許してしまったものの、ティモンズは粘られながらも空振り三振に斬って取り、辛くもこのピンチを脱出。一方、中日も7回途中から登板した岩瀬が前日の屈辱を晴らすかの様な気迫の投球を見せて、5−5の儘、試合は9回に突入。同点の場面ながらも、茂雄は「アルモンテ早期登用プロジェクト」の為に疲弊させるべく岡島を投入する嫌がらせを敢行。しかし、8回の攻撃が7番で終わってしまったとあって、岡島をソーサ元木のいた6番に入れる事を余儀なくされ、空いた9番ショートには渋々ながらも、ついに名手・川相を投入。岡島は一死から2連続四球でピンチを迎えたものの、ここで川相に一声かけられた事で一気に落ち着きを取り戻し、関川,中村と打ち取って、このピンチを脱出。その裏からマウンドに上がった遠藤に対して、巨人は先頭の代打・ニックンが簡単に打ってボテボテのショートゴロに倒れると、続く名手・川相はうまくライト線におっつけたものの、井端の好守に阻まれ、ガッツな貴公子・仁志は空振り三振と結局、三者凡退で試合は延長に突入。岡島は10回にも一死から福留を歩かせ、井端の犠打で得点圏に走者を背負うも、またもここで川相が声をかけると、これが効果覿面となったか、ティモンズをキャッチャーゴロに打ち取って、この回も無失点で切り抜けた。その裏、巨人は理不尽にスタメンから外されて怒り心頭の清水が一、二塁間を真っ二つに破る会心のヒットで出塁。続く江藤はカウント2−3から空振り三振に倒れたものの、スタートをきっていた清水が二盗に成功。しかし、一塁が空いた為に今夜の松井さんが敬遠されると、破戒僧・清原,代打・マルちゃんと凡退し、二者残塁。「アルモンテ早期登用プロジェクト」の為に更に岡島を疲弊させたかった茂雄だが、この儘、投げ続けさせては「川相効果」を発揮されてしまう一方と察知して、岡島に代打を送ってしまった茂雄はリーチをかけた監督通算1000勝と言うメモリアル勝利を川相のおかげにされてはたまらないとばかりに、11回から「川相効果」を否定するべくあえて連投で疲れの残る野村を投入。すると、その茂雄の目論見通り、野村は先頭の詐欺師ゴメスにセンター前へ弾き返されると、立浪の打席で顔面スレスレを襲う大暴投をやらかして、代走・善村は労せずして二進。更に、立浪にはきっちり犠打を決められた後、山崎武を敬遠した所で代打・神野に三遊間を破るタイムリーを浴びて勝ち越し点を献上。どう見てもアップアップの野村だったが、最早、勝敗など完全にどうでも良くなっており、川相を貶める事にご執心の茂雄は1点差ではその裏の川相の打席で犠打の機会を与えてしまいかねないと睨み、点差を開かせるべく、その儘、野村に続投指令。流石に、陰謀にかけては球界随一の知謀を誇る茂雄だけあり、この目論見がまたまた的中。野村は中村,波留と3連続タイムリーを浴びた後、福留にはライトへ犠飛を打ち上げられて、この回、4失点。その裏、簡単に二死を取られた所で打席に入った川相は4点のビハインドであと一人と言う絶望的な状況であるにも拘わらず、インコースの厳しい球に食らい付いて死球を狙いに行くわ、ファールで粘ってフルカウントに持ち込むわ、最後まで諦めない闘争心を見せたものの、最後は札幌ドームの広いファールグラウンドのライトフェンスギリギリの打球をまたもや井端に好捕され、ゲームセット。あまりにも川相の投入が遅れた上、最後は勝敗度外視の嫌がらせに走る茂雄の狂気の采配により敗れるべくして敗れた巨人だが、茂雄は「川相効果」を粉砕した上、最後の打者が川相とあって、すっかりご満悦勝敗以上に嫌がらせを重んじる様な男が指揮官ではV2など夢のまた夢と言う声が所々で挙がっている。

神宮:ヤクルト8勝5敗
YB 000001000  1
S  02000100×  3
勝:寺村1勝0敗 負:細見0勝2敗 S:高津0勝1敗16S
 寿司職人ラミレス、先制タイムリー! 寺村、プロ初先発初白星!
ヤクルトは2回、寿司職人ラミレスのタイムリーで先制すると、更に、礒?がタイムリーエラーとなる大トンネルを犯して、この回、2点。
6回に金城のタイムリーで1点差と迫られるも、その裏、細見の暴投により、またもやタナボタの追加点。
6回から小刻みな継投でかわしてきたヤクルトは最後は高津が二死満塁の大ピンチを迎えながらも、しのぎきって、
史上4人目の通算200SPを達成。
プロ入り初先発となった寺村は6回途中まで1失点と踏ん張り、プロ初白星をマークした。
ヤクルトはこれで球団通算3000勝

甲子園:阪神5勝7敗
C  002000200  4
T  000100000  1
勝:佐々岡5勝7敗 負:ハンセル3勝4敗
本:ディアス13
 エバンス、痛恨のタイムリーエラー! 佐々岡、完投で5勝目!
0−0で迎えた3回、広島はディアスの13号2ランで先制。2点を追う阪神は4回、濱中のタイムリーで1点を返し、1点差。
以降、膠着状態が続いたが、7回、広島は二死二、三塁のチャンスを掴むと、ここでハンセルの牽制球を何とエバンスが後逸して
ボールが転々とする間に二人の走者が生還し、これがダメ押し点となった。先発・佐々岡は完投で5勝目。敗れた阪神はこれで5連敗。

北九州:ダイエー8勝7敗
BW 002035000 10
H  000000002  2
勝:ヤーナル1勝0敗 負:ラジオ7勝2敗
本:アリアス19
 オリックス、仰木さん退場で怒りの10得点! ヤーナル、来日初勝利!
オリックスは3回、大島の2点タイムリー二塁打で先制するも、その裏、ゲッツー完成と思われたバルデスの一塁ゴロが主審にファールと判定され、仰木さんが激昂。
20分に渡る長い抗議をかました挙げ句、遅延行為扱いを受けて退場とされる始末。指揮官不在となったオリックスだが5回、アリアスの19号3ランで3点を加えると
6回には5安打を集中して、一挙5点を奪い、試合を決定付けた。ダイエーは9回に2点を返し、完封を免れるのが精一杯で泥沼の6連敗。
先発のヤーナルは7回を3安打10三振で無失点と言う好投を見せ、来日初勝利をあげた。

東京ドーム:日本ハム5勝11敗
Bu 000000232  7
F  22613020× 16
勝:清水1勝2敗 負:バーグマン3勝1敗
本:金子6、ジャイアン4、上田4、ローズ30
 猛爆・ビッグステーキ、19安打16点! 好投・清水、今季初白星!
ビッグステーキ打線が序盤から怒濤の猛攻で圧勝。初回にオバンドーのタイムリーで先制すると、更に、で2点目。
続く2回にもオバンドーのタイムリー二塁打で2点を加えると、3回には金子のタイムリー、田口のスクイズ、片岡の押し出し四球
オバンドーの2点タイムリー、田中幸のタイムリーで10点目をあげ、早くも試合を決定付けた。
近鉄は終盤、7点を返して、意地を見せたものの、序盤の大量点が響き、連勝は6でストップ。先発・清水は今季初勝利。

千葉マリン:ロッテ8勝7敗
L  000000001  1
M  11000031×  6
勝:ミンチー姉さん8勝8敗 負:オツ8勝5敗
本:初芝7,8
 初芝、先制&中押しの2発! ミンチー姉さん、8回零封で8勝目!
初回、メイのタイムリーで先制したロッテは続く2回には初芝が7号ソロを放ち、2点目。
立ち直ったオツの前に3回以降、1安打と抑え込まれるも、7回、初芝のこの日2本目となる8号ソロが飛び出すと
更に、ボーリックが2点タイムリーを放ち、ダメ押し。西武は9回に一矢報いたものの、完敗を喫し、5連勝でストップ。
ロッテ先発・ミンチー姉さんは終始安定した投球で8回を無失点に抑え、8勝目をマークした。
尚、ロッテはこの日、
レンジャーズ傘下3Aオクラホマのブライアン・シコースキー投手(26=185cm,91kg、右投右打)の獲得を明らかにした。
昨年はメジャー10試合に登板し、1勝3敗、5.73の成績をあげたシコルスキーは今季は3Aで6勝4敗 3.61の成績。
三振の取れる速球派として期待されているが、今月15日に右前腕部を痛めて故障者リスト入りしているのが気がかり。来週にも来日予定との事。