球界トピックス

6月24日


東京ドーム:巨人11勝4敗
YB 110100000  3
G  01010011×  4
勝:ジョーベ博士5勝5敗5S
負:木塚3勝5敗
S:岡島1勝1敗15S
本:多村1、ズーバー1、破戒僧・清原16、江藤17
 
茂雄、「アルモンテ早期登用プロジェクト」発動で怒濤の嫌がらせ三昧!
前日、川相,清水に対して徹底した幽閉策を敢行しながらも、横浜の大拙攻に助けられて、結果として勝ってしまった事で調子に乗った茂雄はこの日も4割打者の名手・川相をさも当たり前の様にベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発・河原は川相不在による不安感で一杯。これに対して、横浜は初回、いきなり先頭の石井タクローが左中間を深々と破ると、マイケルがきっちり送って、一死三塁。ここでメカゴジラがセンター前に弾き返して、電光石火の先制点をゲット。続く鈴木なおのりも四球で歩くと、巨人ベンチは早くも宮田投手コーチがマウンドに駆け寄るバタバタした展開。とりあえず、これで心なしか落ち着いた河原は小川,ズーバーと打ち取って、辛くもこのピンチを脱出。しかし、続く2回、先頭の多村にライトスタンドへ今季初アーチを叩き込まれて、2点目を献上。その裏、巨人は先頭の今夜の松井さんがレフト前に弾き返すと、破戒僧・清原がナベツネ曰く「当たり屋」の本領を発揮する死球で出塁。更に、理不尽な嫌がらせ政策で規定打席から遠ざかる一方で怒り心頭の清水は鬱憤を晴らすがごとく、一、二塁間を破って、無死満塁。ここでソーサ元木のショートゴロゲッツーの間に松井さんが返って、1点差。続く阿部はあっさりと打ち上げて、結局、1点止まりと早くも川相不在の弊害を露呈。1点差と迫ったとは言え、川相不在の不安感が拭えない河原は4回、ズーバーにライトスタンドへ来日初アーチを叩き込まれて、ついにKO。その裏、巨人は一死から、破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ史上7人目の両リーグ100本塁打となる2試合連続16号ソロを叩き込み、再び1点差。2番手・三浦が茂雄の十八番である一軍昇格即登板即二軍落ちと言う「地獄のローテーション」行きを避けたい余りに死力を尽くした投球を展開し、4,5回と0点に抑えると、その裏、巨人は先頭の阿部がライト前ヒット。ここで茂雄は三浦に代えて名手・川相…ではなくヒットマン後藤を投入する嫌がらせを敢行。ヒットマン後藤がきっちり送ると、茂雄は川相の犠打世界記録接近を阻止した上、ピンチバンターとして、あえて川相を後回しにする事により、川相のピンチバンターとしての価値すらも薄めようと言う目論見が成功したとばかりに大喜び。更に、ゴーグルの牽制悪送球により、阿部は三進。しかし、この茂雄の非道なやり口に辟易としたマッスル千代の富士,ガッツな貴公子・仁志は凡退し、阿部は三塁に釘付けと、またも川相不在の弊害を露呈三浦にバントさせてもいい所をわざわざ川相…でなくヒットマン後藤を使った茂雄の意図は、川相に対しての嫌がらせに加えて、三浦を早めに引きずり下ろす目的があった模様で6回から早くもジョーベ博士を酷使投入。言うまでもなく、「新助っ人ストッパー獲得プロジェクト」の第2段階「謎の助っ人・アルモンテ早期登用プロジェクト」推進の為にジョーベ博士を疲弊させるのが狙いだ。投げさせられる以上、疲弊するのは避けようがないものの、ここで打たれる様な事があれば、ますます嫌がらせプロジェクトの侵攻を進めてしまうと察知したジョーベ博士は茂雄の陰謀阻止へ6,7回と3人ずつで斬って取る必死の力投を展開。すると、その裏、巨人は理不尽な嫌がらせ政策で規定打席から遠ざかる一方で怒り心頭の先頭打者・清水が鬱憤を晴らすがごとく、ライト前へ弾き返すと、ソーサ元木の犠打で二進。ここで阿部の打球は一塁ベースに当たって跳ね上がる幸運なタイムリーとなって、ついに同点。続くジョーベ博士の所でついに川相投入か…と思いきや、川相を幽閉し、ジョーベ博士を疲弊させたい茂雄がそんな健全な采配をする筈はなかったジョーベ博士はヘッポコスリーバントを炸裂させて、三振に倒れたものの、川相をベンチに追いやり、次の回にも続投する事が最大の任務であるジョーベ博士の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相と、疲れ切った顔で戻ってきたジョーベ博士にご満悦。続くマッスル千代の富士はストレートの四球を選んだものの、この茂雄の非道なやり口に辟易としたガッツな貴公子・仁志はカウント1−3からのボール球に手を出して、セカンドゴロに倒れ、二者残塁と、またまた川相不在の弊害を露呈。しかし、続く8回、江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ実に20試合ぶりとなる17号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。土壇場9回、茂雄は川相を使わずして岡島を投入する嫌がらせを敢行。川相不在と言う最悪の状況下ながら、茂雄がそれをリリーフ失敗の理由として認めよう筈もなく、明らかに「謎の助っ人・アルモンテ早期登用プロジェクト」推進の為の非道な仕打ちにぶち切れた岡島は茂雄の陰謀を阻止すべく見事に三人で抑えきり、ゲームセット。茂雄に反旗を翻すリリーフ陣の踏ん張りで「謎の助っ人・アルモンテ早期登用プロジェクト」の推進こそ失敗に終わったものの、川相をフル欠場に追い込んで、破戒僧・清原に一発が飛び出したとあって茂雄はすっかり有頂天。指揮官がこんな調子ではV2など不可能と言う声が所々で挙がっている。

神宮:ヤクルト11勝2敗
T  101200000  4
S  11000030×  5
勝:河端1勝0敗 負:弓長1勝1敗 S:高津0勝1敗15S
本:濱中4、寿司職人ラミレス12、エバンス1、岩村9、真中1
 真中、決勝1号で7連勝! 3年目・河端、プロ初白星!
阪神は初回、濱中の4号ソロで先制。その裏、ヤクルトは稲葉のタイムリーで追い付くと、続く2回、寿司職人ラミレスの12号ソロで勝ち越し。
しかし、直後の3回、阪神は濱中の犠飛で同点とすると、続く4回にはエバンスが来日初アーチとなる2ランを放ち、勝ち越し。
7回、岩村の9号ソロ、池山の犠飛で三たび振り出しに戻すと、真中が1号勝ち越しソロ。8回に島田を挟んで最後は守護神・高津が
満塁のピンチを迎えながらも、逃げ切って、15セーブ目。2番手の河端にプロ初白星をマーク。これでヤクルトは7連勝となった。

広島:広島7勝5敗
D  000000203  5
C  000001000  1
勝:バンチ4勝5敗 負:長谷川3勝2敗
 立浪、逆転タイムリーで連敗脱出! バンチ、粘りの投球で4勝目!
両軍、毎回の様に走者を出しながら、あと一本が出ず、0−0の儘、試合は中盤へ突入。迎えた6回、広島は代打・町田の押し出し四球で待望の先制点。
これで試合は動き出したか、直後の7回、中日は立浪の2点タイムリーで逆転に成功すると、土壇場9回には関川の押し出し四球、中村の2点タイムリーで
ダメ押しの3点を追加。最後は守護神・ギャラードが締めて、逃げ切った。これで中日は連敗を4でストップ。広島は3併殺9残塁の拙攻が痛かった。

大阪ドーム:近鉄6勝9敗
H  101003000  5
Bu 20400000×  6
勝:パウエル1勝0敗 負:星野6勝5敗 S:柴田1S
本:中村25、吉岡16
 パウエル、初登板初勝利! 柴田、11年目のプロ初セーブ!
初回、松中のタイムリーで先制点を許した近鉄だが、その裏、中村の25号2ランであっさり逆転。
3回に同点とされるも、その裏、再び中村のタイムリーで勝ち越し。更に、礒部のタイムリー三塁打,吉岡の16号2ランで突き放した。
粘るダイエーは6回、村松,野々垣,バルデスのタイムリーで1点差と迫ったものの、7回途中から大塚を投入する近鉄の必死の継投の前に
一歩及ばなかった。来日初登板初先発のパウエルに1勝目。6番手・柴田にプロ11年目で初のセーブがついた。これで近鉄は4連勝。

ナゴヤドーム:オリックス7勝8敗
L  003101020001  8
BW 061000000000  7
勝:青木勇1勝0敗 負:具3勝3敗9S S:豊田3勝0敗12S
本:マクレーン18、大友1
 青木勇、パーフェクトリリーフでプロ初勝利! 具、痛恨の連続暴投!
オリックスは2回、日高のタイムリーで先制すると、更に、3本のタイムリーと、高木浩の2点タイムリーエラーで一挙6点を先制。
これで勝負あったかと思われたが、直後の3回、西武は小関が満塁の走者一掃のタイムリー二塁打を放つと
4回にはマクレーン,6回には大友の一発で2点差。そして、8回、大久保の暴投、マクレーンのタイムリーでついに追い付き、延長に突入。
迎えた12回、西武は二死一、二塁から具の連続暴投で勝ち越しに成功し、今季両リーグ最長の5時間28分の激闘にピリオドを打った。
9回から3回をパーフェクトに抑えた青木勇はプロ初勝利。オリックスは霊感投手・松坂を攻略しながら4回以降ノーヒットが響いた。

千葉マリン:ロッテ5勝9敗1分
F  000101300  5
M  200000000  2
勝:サンダース2勝4敗 負:ジョニー黒木9勝3敗 S:芝草うちゅー4勝2敗1S
本:オバンドー9
 井出、決勝二塁打で今季初の3タテ! ジョニー黒木、完投報われず3連敗!
初回、フクーラ,ボーリックの連続タイムリーで2点を先制。4回に田中幸のタイムリーで1点差と迫った日本ハムは
6回にはオバンドーの9号ソロで同点。更に、続く7回、井出のタイムリー二塁打で勝ち越しに成功すると
ガッツのタイムリー二塁打,オバンドーのタイムリーで、この回、3点を奪い、試合を決定付けた。
日本ハムは今季初の同一カード3連勝。尚、この試合で
奈良原が史上368人目の1000試合出場を飾った。