球界トピックス

6月22日


東京ドーム:巨人9勝4敗
YB 002000211  6
G  000100100  2
勝:中野渡3勝1敗
負:春風亭半ケツ4勝3敗
本:メカゴジラ5、小川8、ガッツな貴公子11、鈴木なおのり4
 
名手・川相、悪夢のフル欠場! 怒濤の残塁地獄で3連敗!
前日、川相と清水をフル欠場に追い込んだ事で20イニング無得点と打線が沈黙した上、連夜のサヨナラ負けを喫したにも拘わらずあくまで川相を使わずに打開したがる茂雄は大不振のマッスル千代の富士を1番に、ガッツな貴公子・仁志を2番に起用。横浜先発は左腕・ホージマーながら、右のゴーグルと読み違えたか、清水はスタメン出場となったものの、「清水首位打者阻止プロジェクト」の為に1打席でも規定打席から遠ざけたい清水を下位の6番に入れる嫌がらせを敢行。これだけオーダーをいじりながらも、結局、4割打者の名手・川相はさも当たり前の様にベンチに幽閉する大暴挙。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発・春風亭半ケツは川相不在の不安感から初回、いきなり2つの四球を与えるなど、不安定な立ち上がり。その裏、巨人はプロ初の1番に座ったマッスル千代の富士がストレートの四球で歩くと、ガッツな貴公子・仁志の犠打で二進。二死後、今夜の松井さん,破戒僧・清原と立て続けに四球を選んで満塁となったものの、理不尽な理由での6番降格にやりきれない思いの清水がセカンドゴロに倒れて三者残塁と、早くも川相不在の弊害を露呈する大拙攻ぶりを展開。相変わらず、川相不在では一向に得点の取れる気配の見えない打線に落胆の色を隠せない春風亭半ケツに対して、横浜は3回、一死からマイケルがセンター前に弾き返すと、メカゴジラが歩いて、一、二塁。ここで鈴木なおのりが詰まりながらもライト前にタイムリーを放って、マイケルが先制のホームイン。更に、小川がセンターへきっちり犠飛を打ち上げて、この回、2点。2,3回と三人ずつで斬ってとられていた巨人だったが、4回、先頭の今夜の松井さんが歩いた後、破戒僧・清原がレフト線へ二塁打を浴びせて、無死二、三塁。ここで理不尽な理由での6番降格にやりきれない思いの清水のセカンドゴロの間に今夜の松井さんが返って、24イニングぶりに得点を入れたものの、川相不在では一つでも先の塁を狙うしかないと焦った破戒僧・清原が二、三塁間に挟まれて刺される大チョンボ。この後、ソーサ元木,阿部と外野フライに倒れて、結局、1点止まりと、またも川相不在の弊害を露呈。続く5回には、一死からマッスル千代の富士,ガッツな貴公子・仁志が連打を浴びせると、江藤が歩いて、満塁となった所でホージマーはKO。しかし、ワンポイントで出てきたアンパンマン杉山の前に今夜の松井さんが浅いレフトフライに倒れると、3番手・米の前に破戒僧・清原が空振り三振に斬って取られて三者残塁と、またまた川相不在の弊害を露呈。続く6回、一死からソーサ元木が四球で出ると、二死後、春風亭半ケツが川相不在では自分がやるしかないとばかりに三塁線へ執念のセーフティバントを敢行。これが中野渡の悪送球を誘って、一、三塁とチャンスを広げたものの、マッスル千代の富士がファーストフライを打ち上げて二者残塁と、またまたまた川相不在の弊害を露呈自ら執念のバントを決めて開いた活路が呆気なく閉ざされて愕然とする春風亭半ケツは直後の7回、一死からメカゴジラにライトスタンドに5号ソロを叩き込まれると、二死後、今度は小川に右中間スタンドへ8号ソロを運ばれる始末。ここで代えるべきはピッチャーではなくサードないしはショートである事に例によって気付かない茂雄は春風亭半ケツを引っ込め、木村を投入。しかし、川相不在で不安感一杯の木村は中根,谷繁に連打を浴びて、一、二塁の大ピンチ。続く金城にも痛打されるも、センター真正面のライナーとなって、辛くもこのピンチを脱出。その裏、巨人は先頭のガッツな貴公子・仁志が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ11号ソロを叩き込み、2点差。しかし、森監督の小刻みな継投の前に江藤,今夜の松井さん,破戒僧・清原のクリーンアップはあえなく凡退し、1点止まり。直後の8回、この回からマウンドに上がった平松も川相不在で不安感一杯。これに対して、横浜は一死から石井タクローがレフト線へ二塁打を放つと、すかさず三盗に成功。ここでマイケルが完全に意表をつくスクイズを決めて、5点目。その裏、清水に対して一つでも規定打席から遠ざけようとする茂雄の陰謀により、途中から理不尽にもレフトに入っていた斉藤宜がセンターライナーに倒れた後、ソーサ元木がセカンドへの内野安打で出塁。阿部が倒れて二死となった所で、茂雄は平松に代わって名手・川相…ではなく川中を投入する嫌がらせを敢行。川中はあえなく空振り三振に倒れたものの、川相をベンチに追いやる事が最大の任務である川中の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。9回からマウンドに上がったノリダー柏田も当然ながら川相不在で不安感一杯で、いきなり、先頭の鈴木なおのりにバックスクリーン右へ4号ソロを叩き込まれて、ダメ押しの6点目を献上。更に、井上,谷繁と連打を浴びて、二死一、三塁のピンチ。ここで何と井上が本盗を敢行。しかし、三本間に挟まれた井上は阿部が深追いし過ぎた事で三塁に戻りきったものの、スライディングの際にベースから離れてしまい、タッチアウト。その裏、横浜はセーブのつかない場面ながらも、抑えの斎藤タカシを投入。これに対して、巨人はマッスル千代の富士,ガッツな貴公子・仁志の連打を浴びせると、江藤が空振り三振に倒れた後、今夜の松井さんもセンター前に弾き返して、一死満塁と一発が出れば同点のチャンス。しかし、破戒僧・清原が浅いセンターフライに倒れて二死となった所で、清水に対して一つでも規定打席から遠ざけようとする茂雄の陰謀により、途中から理不尽にもレフトに入っていた斉藤宜に代わって茂雄は名手・川相…ではなくマルちゃんを投入する嫌がらせを敢行。茂雄が一向に川相を出そうとしない事で繋いだ所で無駄と観念し、一発しか狙えない状況に追い込まれたマルちゃんはショートゴロに倒れて、またも三者残塁の儘、ゲームセット。川相が悪夢のフル欠場に追い込まれた上、清水まで理不尽に下げられた事で、30イニングに渡ってタイムリーが出ずに13残塁を喫して、敗れるべくして敗れた巨人はこれで3連敗。幾らオーダーをいじろうとも、川相を出さない限り全く効果など起きない事をとことん思い知らされたにも拘わらず、茂雄は川相をフル欠場に追い込み、清水も規定打席に迫らせなかった事にご満悦。今後も川相や清水の幽閉を強化するのは必至とあって、最早、V2は絶望的との声が所々で挙がっている。尚、この試合で森監督は監督通算700勝目をマークした。

 前略・三沢興一&玉峰←→田畑&真木、2対2の交換トレード成立!
岡島,ジョーベ博士をシメてシメてシメまくってまで謎の新助っ人・アルモンテを獲得するなど、自分の欲望を満たす人事をかまし続ける茂雄政権だが、トレード期限も目前に迫るこの日、中継ぎエースとして、ローテの谷間の先発として、昨年の日本一を支えたにも拘わらず、今季は飼い殺しの憂き目に会っている前略・三沢興一が一軍未出場の玉峰とセットで、近鉄の真木,田畑両投手との2対2の交換トレードが成立した事が両球団から発表された。系列TV局である日本テレビの「ザ・サンデー」でファーム暮らしながらも、1コーナーを設けて貰っている三沢だが、流石にファーム暮らしが続いてネタがなくなってきたのか、近鉄でネタを稼いできて貰おうと言う辞令が下りたとの噂もある。近鉄と言えば、今やスパイ疑惑の渦中にある上、「巨人選手のサルガッソー」と呼ばれ、茂雄に飼い殺しされ続けた挙げ句にポンコツと化した犠牲者が次々と送り込まれているなど、不吉な要素が多いものの、長々と飼い殺される前に飛ばされたのは、むしろ幸運だろうと、三沢の今後を期待する声は大きい。逆に、ロートルと化した状態で巨人に緊急獲得された選手の末路は、新し物好きの茂雄に一時的に使い潰された後は、すぐに忘れ去られるパターンが大半とあって、田畑,真木に同情する声は、更に大きい様だ。尚、巨人側の新加入選手の背番号は田畑が猥褻行為で退団に追い込まれた杉山の付けていた「22」、真木が前略・三沢興一の付けていた「31」、そして、この日、来日して契約金含む年俸5000万円(推定)の1年契約を結んだ謎の新助っ人・アルモンテは「61」に決定。

神宮:ヤクルト9勝2敗
T  000000001  1
S  02310300×  9
勝:ヒゲなし入来7勝1敗 負:福原4勝7敗
本:ペタジーニ19
 ヤクルト、打線爆発で5連勝! ペタジーニ、とどめの19号!
ヤクルトは2回、真中の2点タイムリー二塁打で先制すると、続く3回には寿司職人ラミレスのタイムリー内野安打と
のタイムリーエラーで3点を追加。4回にも中井美穂の旦那・古田の犠飛で1点を追加すると
6回にはペタジーニの19号2ランと寿司職人ラミレスの犠飛でダメ押しの9点目。阪神は9回にで完封負けを逃れるのが精一杯。
先発のヒゲなし入来は7勝目。これでヤクルトは今季2度目の5連勝となった。

広島:広島7勝4敗
D  000100000  1
C  00210100×  4
勝:黒田5勝5敗 負:人斬り抜刀斎3勝4敗
本:ロペス15
 黒田、5安打完投で5勝目! 広島、6連敗でストップ!
広島は3回、東出のタイムリー二塁打で2点を先制。4回にはロペスの15号ソロ、6回にはディアスの犠飛で4点目。
先発・黒田は初回、いきなり井端に死球を食らわせて退場させ、中日の攻撃力を削ぐ事に成功。
続く2回にも死球を食らわせた山崎武には、4回に報復のタイムリー二塁打を浴びたものの
以降は僅か1安打に抑える快投を見せ、完投で5勝目。広島の連敗は6でストップとなった。

大阪ドーム:近鉄4勝9敗
H  030001203  9
Bu 00465030× 18
勝:アゴくら5勝2敗 負:ラジオ7勝1敗
本:小久保24,25、大村10、中村24、吉岡14,15、川口9、野々垣1、ローズ28
 近鉄、怒濤の一発攻勢で大量18点! 猛爆・吉岡、5安打8打点!
スパイ疑惑で厳重処分を科された近鉄が鬱憤を晴らすがごとく、打線爆発で圧勝を収めた。
小久保の24号ソロ等で3点のビハインドで迎えた4回、大村の10号ソロ、吉岡の2点タイムリー三塁打で追い付くと
川口のタイムリーであっさり逆転。続く4回には中村,吉岡,川口と3発のアーチ等で大量6点を追加。
続く5回には吉岡の2打席連続15号グランドスラム等で5点を追加。7回にはローズの28号ソロ等でダメ押しの3点を加え、18点目。
ダイエーも小久保が2本のアーチを放つなど、9点を奪ったが、先発・ラジオら投手陣の乱調が誤算。ラジオの開幕からの連勝は7でストップ。

ナゴヤドーム:オリックス7勝6敗
L  200011100  5
BW 000101000  2
勝:オツ8勝4敗 負:川越1勝5敗 S:豊田3勝0敗11S
本:カブレラ31、村上3、マクレーン17、五十嵐2
 カブレラ、先制31号! オツ、2失点の好投で8勝目!
西武は初回、カブレラの31号2ランで先制。4回に松田さんのタイムリー二塁打で1点差と詰め寄られたものの
直後の5回、村上が3号ソロ、続く6回にはマクレーンが17号ソロを放って、4点目。その裏、五十嵐の2号ソロを浴びるも
直後の7回、代打・小関のタイムリーで突き放し、試合を決定付けた。最後は豊田が締めて11セーブ目。先発・オツは8勝目をマーク。

千葉マリン:ロッテ5勝7敗1分
F  030000000  3
M  000010000  1
勝:ガンちゃん3勝5敗 負:ミンチー姉さん7勝8敗
 ガンちゃん、無四球完投で3勝目! 中村豊、先制タイムリー!
日本ハムは2回、まず中村豊のタイムリーで先制すると、橋本のパスボールで2点目を追加。
更に、井出にもタイムリーが飛び出して、この回、3点。先発のガンちゃんは立ち上がりから快調な投球を展開。
5回の酒井のタイムリーによる1点だけに抑える、無四球完投で3勝目をマークした。
一方、ミンチー姉さんも2回の3失点だけで完投したものの、味方打線の援護に恵まれず、8敗目。