球界トピックス
６月１６日
ナゴヤドーム：中日６勝７敗１分
Ｇ ００１０１０１００ ３
Ｄ ００１００００００ １
勝：ヒゲ入来７勝１敗
負：前田幸２勝７敗
Ｓ：ジョーベ博士４勝５敗５Ｓ
茂雄、怒濤の嫌がらせ采配炸裂！ 中日、巨人を上回る大拙攻でむざむざ自滅！
前日、川相を悪夢のフル欠場に追い込んだ上に、「清水首位打者阻止プロジェクト」まで発動させた事により、怒濤の拙攻地獄を繰り返し、よりにもよって６連敗中と最悪のチーム状態の中日に連勝を止められたにも拘わらず、この日も茂雄は懲りずに福井を２番ショートでスタメン起用し、名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。更に、中日の先発が左腕・前田幸だからと「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」などとあらぬ言い掛かりをつけて規定打席から遠のかせる「清水首位打者阻止プロジェクト」をまたしても発動させ、またもや清水を幽閉。しかも、レフトには弘田コーチ曰く「外野守備はど素人」のソーサ元木を起用すると言う暗黒オーダーを展開。この茂雄の非道なやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、一死から川相や清水を差し置いて出場の福井がライト前ヒットで出塁。続く江藤は前田幸の暴投を空振り三振に倒れたものの、この間に福井は二進。しかし、今夜の松井さんも空振り三振に倒れて無得点と、早くも川相不在の弊害を露呈。続く２回には先頭の破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、センターオーバーの二塁打となると、ソーサ元木のセカンドゴロで三進。しかし、この日、７番に降格されたマッスル千代の富士が見逃し三振に倒れると、阿部が敬遠された後、ヒゲ入来も見逃し三振に倒れて二者残塁と、またも川相不在の弊害を露呈。続く３回、先頭のガッツな貴公子・仁志が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに高めのボール球を強引に激打。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、ヘッポコレフト・福留の左を襲う二塁打となると、福井が珍しくバントを一発で成功させ、一死三塁。ここでまたも江藤が見逃し三振に倒れたものの、今夜の松井さんがライト前へ実に１８イニングぶりとなるタイムリーを放ち、ようやく１点を先制。一方、巨人先発・ヒゲ入来は川相不在の上にヘッポコレフラインを強いられた事で投球の幅を大きく狭められて不安感一杯で初回から二死一、二塁のピンチを迎えるなど、不安定な立ち上がり。先制点を貰っても川相不在の不安感が拭えないヒゲ入来はその裏、一死から関川，井端に連打を浴びると、福留にはストレートの四球を与えて満塁のピンチ。ここで詐欺師ゴメスはセンター左への大飛球。今夜の松井さんが辛くもこれを好捕したものの、犠飛としては十二分で関川が返って、あっと言う間に振り出しに戻される始末。追い付かれた巨人は５回、一死からガッツな貴公子・仁志が三遊間を破ると、今度は福井が前田幸の暴投を空振りして三振に倒れる間に仁志は二進。ここで、ここまでブレーキだった江藤が三塁線を破るタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。続く６回には先頭の破戒僧・清原が歩いたものの、ソーサ元木がショートフライと進塁打すら打てず、続くマッスル千代の富士はセカンドゴロゲッツーでチェンジと、またまた川相不在の弊害を露呈。勝ち越して貰っても川相不在の不安感が一向に拭えないヒゲ入来は５回の二死二、三塁のピンチは辛くも切り抜けたものの、６回には立浪，山崎武と連打を浴びると、一死後、中村にもショート後方へ落とされて、またまた満塁のピンチ。代えるべきはピッチャーではなく、サードないしはショートである事に例によって気付かない茂雄はヒゲ入来を引っ込めて、酷使三昧のジョーベ博士を投入。エラーを犯せば、逆転の危険性もある場面で川相不在のバックなど、到底信用出来ないとばかりにジョーベ博士は狂った様にフォークを連投し、代打・神野，関川と連続三振に斬ってとり、このピンチを脱出。直後の７回、この回からマウンドに上がった霊感投手・落合に対して、巨人は一死からジョーベ博士，ガッツな貴公子・仁志が連打を浴びせて、一、二塁。ここで茂雄がようやく清水を送り出したのを見た星野監督は「清水首位打者阻止プロジェクト」を逆利用し、霊感投手・落合から左腕・岩瀬にスイッチ。この星野監督の作戦にまんまとひっかかった茂雄は「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」と打席に入ろうとする清水を呼び戻し、名手・川相…ではなく、よりにもよってインケツ続きのニックンを代打の代打として投入する嫌がらせを敢行。ニックンはあえなくライトフライに倒れたものの、清水をベンチに追いやる事が最大の任務であるニックンの結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の清水にご満悦。しかし、続く江藤はバットを折られて詰まらされた事が逆に幸いし、センター前にポトリと落とすタイムリーを放ち、３点目を追加。なおも今夜の松井さんが歩いて満塁とチャンスを広げたものの、破戒僧・清原はセカンドフライに倒れて三者残塁と、またまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏、先頭打者・井端のセカンド左へのゴロを捌いたガッツな貴公子・仁志だったが、川相不在で守備のリズムが狂ったか、一塁への送球が大きく逸れて（記録は内野安打）出塁を許してしまうと、これで川相不在の重さを思い出してしまったジョーベ博士は一死後、詐欺師ゴメスにセンター前に弾き返されて、一、三塁。ここでジョーベ博士は川相不在のバックなど、到底信用出来ないとばかりにまたもや狂った様にフォークを連投し、立浪，山崎武と連続三振に斬ってとり、このピンチも辛くも脱出。続く８回、ただでさえ酷使されまくっている上、３イニング目に突入し、疲労感一杯で、川相不在の不安感ものしかかるジョーベ博士に対して、中日は先頭のピンキー井上がセンターオーバーの二塁打で出塁。しかし、ジョーベ博士が狂った様にフォークを連投する前に決めなくてはと打ち急いだのか、中村，代打・ティモンズ，関川と悉くひっかけて内野ゴロに倒れる有様でピンキー井上は二塁に釘付け。９回に入っても、茂雄は「新助っ人ストッパー獲得プロジェクト」の為に岡島にセーブをつけさせまいと、またもやジョーベ博士をマウンドに送り込むも、ただでさえ川相不在で不安感一杯のジョーベ博士は酷使されまくった体で４イニング目に突入とあって疲労困憊。これに対して、中日は一死から福留がレフト前にポトリと落としたものの、詐欺師ゴメスが最悪のゲッツーに倒れて、ゲームセット。名手・川相をフル欠場に追い込んだ事で怒濤の拙攻三昧を繰り返し、ジョーベ博士を無駄に酷使しながらも、中日の巨人を上回る大拙攻ぶりに助けられ、辛くも勝ちを拾ったに過ぎない巨人だが、茂雄は名手・川相を最後まで幽閉し、「清水首位打者阻止プロジェクト」を２度にも渡って発動させた上、岡島にもセーブをつけさせずに「新助っ人ストッパー獲得プロジェクト」に拍車をかけたとあって、すっかり有頂天。指揮官がこんなザマでは、Ｖ２など、到底考えられないと言う声が所々で挙がっている。
甲子園：阪神７勝５敗
ＹＢ ０１００００１００ ２
Ｔ ００００２００２× ４
勝：福原４勝６敗 負：中野渡２勝１敗 Ｓ：成本１勝０敗11Ｓ
本：悠久の若虎８
悠久の若虎・桧山、決勝８号２ラン！ 粘投・福原、４勝目！
横浜は２回、鈴木なおのり，小川，ズーバーの３連打で先制。１点を追う阪神は５回、藤本，濱中の連続タイムリーで逆転に成功。
７回に代打・マイケルのタイムリーで追い付かれるも、８回、悠久の若虎・桧山の８号２ランを叩き込み、これが決勝点となった。
先発・福原は８回を投げ９安打を浴びながらも２失点に抑える粘りの投球で４勝目。最後を締めた成本には１１セーブ目がついた。
福岡ドーム：ヤクルト６勝５敗２分
Ｃ ００００００００１００ １
Ｓ ００１０００００００１× ２
勝：山本３勝２敗１Ｓ 負：山内２勝２敗１Ｓ
野村、痛恨のサヨナラ悪送球！ 自らの同点打を帳消し！
０−０で迎えた３回、二死一、二塁で宮本がファーストゴロに倒れるも、ロペスからの送球をカバーに入った横山が落とす間に寿司職人・ラミレスが先制のホームイン。
ヤクルトは先発・石井一が７回を無失点に抑えると、石井弘を挟んで、９回からは守護神・高津を投入する逃げ切り体勢。
しかし、これに対して広島は二死二塁から、野村が起死回生の同点タイムリーを放ち、試合は延長に突入。
迎えた１１回裏、二死一塁から、池山のサードゴロを野村が一塁へ大悪送球。ボールが転々とする間に一塁走者・三木が長躯生還し、ヤクルトがサヨナラ勝ちを収めた。
千葉マリン：ロッテ８勝５敗
Ｈ ０１０００００２０ ３
Ｍ ００２１０００２× ５
勝：吉田３勝２敗 負：吉田２勝５敗 Ｓ：小林雅19Ｓ
本：松中20
ボーリック、決勝二塁打！ 小林雅、リーグタイの10戦連続セーブ！
２回に松中の２０号ソロで先制されたロッテは３回、メイの押し出し死球、堀の犠飛で逆転に成功。
続く４回には今度はボーリックが押し出し四球を選んで３点目。粘るダイエーは８回、井口のタイムリー二塁打、秋山のタイムリーで追い付くも
その裏、ロッテはボーリックの２点タイムリー二塁打で勝ち越し。最後は守護神・小林雅が締めて１９セーブ目をマーク。
一時は同点打を許した３番手・吉田はタナボタの２勝目。ダイエーは鬼門・千葉マリンで６連敗となった。
大阪ドーム：近鉄５勝６敗２分
ＢＷ １０１１０５００００２ １０
Ｂｕ ２００２００１１２００ ８
勝：木田画伯１勝０敗 負：大塚０勝４敗７Ｓ
本：ギルバート１、葛城イクロー６、川口８、ローズ25
延長11回、進藤、決勝２点打！ 木田画伯、好救援で今季初白星！
序盤からシーソーゲームとなったこの試合。近鉄は初スタメンの謎の新助っ人・ギルバートの来日初アーチとなる２ラン，川口の８号２ランで４−３とリード。
しかし、オリックスは６回、葛城イクロー，塩崎，大島のタイムリー等で一挙５点を奪い、逆転に成功。これで試合は決まったかに思われたが
７回にローズの、８回には鷹野のタイムリーで１点ずつ返すと、土壇場９回、抑えの具から、ローズが２５号同点２ランを叩き込み、延長に突入。
１１回から守護神・大塚を立てた近鉄だったが、これに対して、オリックスは進藤が２点タイムリーを放ち、ついに勝ち越し。
１０回途中からマウンドに上がっていた木田画伯がその裏もピシャリと締めて、今季初勝利をマークした。
福島：日本ハム３勝９敗
Ｌ ２００００００００ ２
Ｆ １０００１０００１× ３
勝：芝草うちゅー４勝１敗 負：デニー０勝２敗
本：ガッツ12，13
奈良原、サヨナラタイムリー！ ガッツ、価値ある２ホーマー！
西武は初回、一死一、三塁からカブレラのショートゴロの間に１点を先制すると、続く金村弟が史上204人目の通算1000本安打となるタイムリーを放ち、２点目。
日本ハムはその裏、ガッツの１２号ソロで１点を返すと、５回には、またもやガッツのこの日２本目となる１３号ソロを叩き込み、試合を振り出しに戻した。
その後、両軍チャンスを掴みながら、あと一本が出ず、２−２の膠着状態。しかし、延長目前となった９回裏、二死二塁の場面で
奈良原がレフトフェンス直撃のタイムリーを放ち、日本ハムが劇的なサヨナラ勝ち。９回のピンチを抑えた芝草うちゅーに４勝目がついた。