球界トピックス

6月12日


広島:広島7勝6敗
G  500010040 10
C  200000104  7
勝:メイ5勝3敗
負:高橋5勝3敗
S:ジョーベ博士4勝5敗4S
本:キュラソ星人7、ロペス14
 
茂雄、怒濤の嫌がらせ攻勢! ヘッポコ継投炸裂でリリーフ陣、つるべ打ち!
10日、ガッツな貴公子・仁志の自分を犠牲にしたチームバッティングにより「清水首位打者阻止プロジェクト」を妨害され、名手・川相にまで活躍されるなど、嫌がらせ采配が空転した事でストレスの溜まった茂雄が鬱憤を晴らす為に嫌がらせ政策を強化するのではないかと危惧されていたが、この不吉な予想が見事に的中。まず、絶好調の名手・川相をさも当たり前の様にベンチに幽閉する大暴挙を犯し、更に、広島の先発が読めないからと2番レフトに偵察メンバーの上原を入れていたが、結局、左腕・高橋が来ると「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」とあらぬ言い掛かりをつけて規定打席から遠のかせる「清水首位打者阻止プロジェクト」をまたしても発動させて幽閉して福井を入れ、レフトには弘田コーチ曰く「外野守備はど素人」のソーサ元木をショートから回すと言う暗黒オーダーを展開。この茂雄の自分のストレス発散の為でしかない怒濤の嫌がらせ三昧に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、先頭のガッツな貴公子・仁志がセンター前ヒットで出塁。ここで茂雄は犠打世界記録を狙う川相にあてつけるがごとく、清水や川相を差し置いて起用した福井に犠打を指示するも、川相と比べ、遙かにバントテクニックの未熟な福井はヘッポコバントでファールを連発して追い込まれた挙げ句、中途半端なスイングで空振り三振に倒れる体たらく。この後、江藤が内野安打、今夜の松井さんが歩いて、満塁となった所で高橋のワイルドピッチにより、2試合連続でタナボタの1点を先制。更に、一向に制球の定まらない高橋から、破戒僧・清原,マッスル千代の富士と3連続四球で歩き、押し出しでこれまたタナボタの2点目をゲット。ここでソーサ元木が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、センターオーバーのタイムリー二塁打となり、2点を追加すると、続くで阿部も川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、あわやホームランと言うライトフェンス手前ギリギリの特大犠飛となり、マッスル千代の富士が5点目のホームイン。5点のリードを貰ったとは言え、巨人先発・メイはヘッポコレフトラインを強いられて、投球の幅を大きく狭められた事により茂雄の批判文書をバラまきたくなる衝動に駆られる程、イラついた様子で、一死から東出にレフト前に落とされると、二死後、キュラソ星人には右中間スタンドへ7号2ランを叩き込まれる始末。更に、この後、ロペス,新井と連打を浴びて、一発が出れば同点と言う場面を迎えたものの、ここは西山に粘られながらも何とか打ち取って、辛くもピンチを脱出。直後の2回、巨人は先頭のガッツな貴公子・仁志がサードへの内野安打で出塁。しかし、茂雄は前の打席でヘッポコバントを見せつけられた事で福井にバントのサインを出せず、その福井はレフトフライと進塁打すら打てない有様。すると、続く江藤はショートゴロゲッツーでチェンジと最悪の展開で川相不在の弊害を如実に露呈する拙攻ぶりを展開。続く3回には、一死から破戒僧・清原が右中間を破る二塁打で出た後、二死三塁としたものの、ソーサ元木はショートライナーに倒れて、無得点とまたまた川相不在の弊害を露呈まざまざと川相不在を痛感させる拙攻ぶりを見せられて、イライラは募る一方のメイは、その裏、一死からディアスを歩かせると、続くキュラソ星人には右中間を弾丸ライナーで破られて、二、三塁とピンチを迎えるも、ここもロペス,新井を辛くも抑えたものの、アップアップの状態。茂雄の嫌がらせに耐えながら投げ続けるメイを何とか援護したい巨人は5回、福井,江藤と連打を浴びせて、無死一、二塁とすると、一死後、破戒僧・清原がレフト前にタイムリーを放って、貴重な1点を追加。更に、二死後、ソーサ元木が三遊間を破ったものの、川相不在では1点でも多く取るしかないと焦った二塁走者・江藤が無謀にも三塁を蹴って、あえなく本塁憤死。迎えた7回、広島が高橋から右腕・小林幹にスイッチしたと言う事で茂雄は渋々ながらも福井に代えて清水を投入理不尽にスタメンから外されて怒り心頭の清水はインローのワンバウンドの球を巧みによけながらも死球を貰うと言うトリックプレーで出塁したものの、江藤,今夜の松井さん,破戒僧・清原のクリーンアップがいずれも凡退し、結局、無得点とまたまたまた川相不在の弊害を露呈またも川相不在を痛感させられ愕然としたメイは、その裏、二死からキムタクにレフト前に弾き返されると、続く東出には右中間を深々と破られて、3点目を献上。直後の8回、巨人は先頭のマッスル千代の富士がセカンドベースに当たる幸運なヒットで出塁すると、代わった玉木からソーサ元木がライト前に弾き返して一、三塁。ここで茂雄はソーサ元木に対して名手・川相…ではなくインケツ続きのニックンを代走に投入する嫌がらせを敢行。しかし、走塁でもインケツ続きのニックンは玉木の牽制に逆をつかれて完全にアウト…と思いきや、この牽制球が何と悪送球となって、マッスル千代の富士が労せずして生還。更に、阿部がライト前ヒットで繋いで、一、三塁となった所で茂雄はメイに代えて名手・川相…ではなく川中を投入する嫌がらせを敢行。川中はあえなく三振に倒れたものの、川相をベンチに追いやる事が最大の任務である川中の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。しかし、続くガッツな貴公子・仁志が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、左中間を深々と破る走者一掃のタイムリー二塁打となり、2点を追加。更に、理不尽にスタメンから外されて怒り心頭の清水が鬱憤を晴らすがごとく一塁線を鋭く破るタイムリー二塁打を放ち、10点目。しかし、7点のリードがあっても簡単に勝てないのが川相不在の巨人。その裏からマウンドに上がったノリダー柏田は川相不在の不安感から先頭のキュラソ星人を歩かせると、続くロペスにはレフトスタンド中段へ14号2ランを叩き込まれる体たらく代えるべきはピッチャーではなくサードないしはショートである事に相変わらず気付かない茂雄はノリダー柏田を引っ込め、木村を投入。しかし、当然ながら、これまた川相不在で不安感一杯の木村に対して、新井は三塁線へ痛打。これを川相と違い、堅実味の欠けるサード・川中が逆シングルで捕りに行けばいいものを強引に正面で捕りに行って、後逸(記録はヒット)してしまうと、一死後、代打・町田が歩いて、一、二塁。ここでも代えるべきはピッチャーではなくサードないしはショートである事に相変わらず気付かない茂雄は木村を引っ込め、野村を投入。野村も川相不在の不安感からボール先行の苦しい投球となったものの、カウント2−3から、スライダーが抜けたのが逆に幸いして、代打・野村を見逃し三振にとると、キムタクの打ち損じに助けられて、辛くもこのピンチを脱出。土壇場9回、巨人は破戒僧・清原,阿部のヒットで二死一、二塁としたものの、またも川中が空振り三振に倒れて、二者残塁とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏、茂雄はまたまた5点差と言う大量リードの場面でわざわざ岡島を酷使投入川相不在で不安感一杯の上、セーブもつかない場面での酷使起用にモチベーションの上がらない岡島は先頭の東出をストレートの四球で歩かせてしまう不安な立ち上がり。続くディアスは完全なボール球に手を出した事に救われて空振り三振にとったものの、キュラソ星人には右中間を真っ二つに破られる二塁打。中継の仁志からの返球を受けた阿部は東出が三塁をオーバーランしているのを見た所で、サードが名手・川相ではなく川中である事に迷いが生じたか、叩き付ける形で悪送球を犯して、打者走者のキュラソ星人まで一気に生還して、3点差。更に、岡島はロペスにヒットを浴びると、新井をストレートの四球で歩かせて、一、二塁と一発が出れば同点のピンチ。代えるべきはピッチャーではなくサードないしはショートである事に相変わらず気付かない茂雄は岡島を引っ込めて、またまたジョーベ博士を酷使投入。これに対して、忍者・瀬戸は不安定な守備を見せているサード・川中を狙う痛烈な打球忍者・瀬戸の狙い通り、川中はこれを前にこぼしたものの、打球が速かった事が幸いし、すかさずボールを拾って三塁ベースを踏むと、一塁へ転送してゲッツーを完成させ、ようやくゲームセット。名手・川相がフル欠場に終わった事で拙攻地獄を繰り返し、無駄にリリーフ陣を酷使したにも拘わらず、広島の守りのミスに助けられ、結果として勝ってしまった事に茂雄は大喜び。しかも、川相をフル欠場に追い込んで、「清水首位打者阻止プロジェクト」も発動させた上、岡島が(川相不在ながらも)大乱調で「新助っ人ストッパー獲得プロジェクト」にまで拍車がかかったとあって、大満足の茂雄は今後も嫌がらせプロジェクトに邁進するのは必至とあって、この儘ではV2など絶望的との声が所々で挙がっている。

倉敷:阪神4勝7敗
D  100000100  2
T  00000201×  3
勝:伊藤4勝2敗 負:人斬り抜刀斎3勝3敗 S:成本1勝0敗9S
本:ゼブラ今岡3
 人斬り抜刀斎、粘投及ばず! ゼブラ今岡、決勝3号ソロ!
初回、詐欺師ゴメスのタイムリーで先制された阪神は毎回の様に走者を出しながら、中日先発・人斬り抜刀斎の粘りの投球に攻めあぐみ、ゼロ行進。
しかし、6回、藤本の2点タイムリー二塁打でついに逆転に成功。1点を追う中日は直後の7回、無死一、二塁で何と詐欺師ゴメスがバント。
意表をつかれた伊藤の悪送球を誘って、チャンスを広げると、ティモンズのタイムリーで試合を振り出しに戻した。
しかし、迎えた8回、阪神はゼブラ今岡の3号ソロで勝ち越し。最後は弓長−成本と繋いで、逃げ切った。2番手の伊藤は4勝目をマーク。

横浜:横浜3勝7敗
S  001010100  3
YB 100000000  1
勝:前田2勝2敗 負:ゲーリー川村1勝1敗 S:高津0勝1敗13S
本:稲葉12
 稲葉、同点弾&ダメ押し二塁打! 好投・前田、2勝目!
横浜は初回、鈴木なおのりのタイムリーで1点を先制。一方、ヤクルトは3回、稲葉の12号ソロで追い付くと
5回には稲葉のタイムリー二塁打に金城のエラーが絡んで、勝ち越しに成功。更に、7回にはまたまた稲葉のタイムリー二塁打が飛び出して
ダメ押しの3点目を追加。先発・前田は2回以降、安定した投球で7回まで追加点を与えず、8回は石井弘が3人でピシャリ。
9回は守護神・高津が3安打を浴びながらも、何とか無失点で切り抜けて、13セーブ目をマークした。

福岡ドーム:ダイエー9勝2敗
Bu 000110201  5
H  20210301×  9
勝:星野6勝4敗 負:前川8勝6敗
本:井口12、中村22、益田1、川口7
 ダイエー、猛打爆発で7連勝! 井口、3安打4打点の活躍!
序盤から終盤まで着々と加点したダイエーが7連勝。初回に井口の12号2ランで先制すると、3回には小久保の2点タイムリー。
4回にはバルデスの犠飛,6回には鳥越のスクイズ、バルデスのタイムリー二塁打で3点を加えると、8回には井口がダメ押しのタイムリー二塁打。
近鉄は中村の22号ソロ等、一発攻勢で追いすがったものの、先発・前川の4回KOと言う乱調が大きく響いた。
ダイエー先発・星野は7回途中まで4失点ながらも、打線の援護に助けられ、6勝目をマークした。

西武吹き抜けドーム:西武5勝7敗
BW 000000111  3
L  000010000  1
勝:大久保2勝2敗1S 負:霊感投手・松坂6勝7敗 S:具3勝2敗9S
本:ハイツ田口5
 霊感投手・松坂、171球の熱投虚しく7敗目! 西武、またも借金生活突入!
0−0で迎えた5回、西武は小関のタイムリー二塁打で均衡を破る先制点をゲット。
霊感投手・松坂の前に5回までノーヒットと抑え込まれてきたおりっくすだったが、7回、葛城イクローのタイムリー二塁打でついに同点。
これで流れを掴んだオリックスは続く8回には五十嵐が勝ち越しタイムリー二塁打。更に、9回にはハイツ田口の5号ソロが飛び出して、ダメ押し。
8回からマウンドに上がっていた具が9回も無難に抑えて、ゲームセット。5回途中から3イニングを1安打5三振と好投した大久保に2勝目がついた。

東京ドーム:日本ハム5勝5敗1分
M  100000000  1
F  00020000×  2
勝:サンダース1勝4敗 負:ジョニー黒木9勝1敗 S:ミラバル0勝3敗11S
本:片岡5、オバンドー6
 片岡,オバンドー連続アーチ! ジョニー黒木、10連勝ならず!
ロッテは初回、ハタハタ石井の併殺打の間に1点を先制。開幕10連勝を目指すロッテ先発・ジョニー黒木は3回まで1安打と順調な立ち上がり。
しかし、迎えた4回、片岡に5号ソロを浴びて、同点とされると、続くオバンドーにも6号ソロを叩き込まれて、勝ち越し点を献上。
ジョニー黒木の黒星を何とか消したいロッテ打線だったが、日本ハム先発・サンダースの粘りの投球の前にあと一本が出ず。
8回途中からは守護神・ミラバルの前に後続を断たれ、ジョニー黒木は4安打完投ながらも今季初黒星で連勝は9でストップした。一方、サンダースは来日初勝利。