球界トピックス
6月9日
東京ドーム:巨人9勝4敗
T 013020004 10
G 10532103× 15
勝:ジョーベ博士4勝5敗3S
負:カーライル4勝4敗
本:クルーズ10,11,12、悠久の若虎5、破戒僧・清原12,13,14、ソーサ元木5、濱中3
破戒僧・清原、怒濤の3連発9打点! またもファミスタ野球炸裂で茂雄は有頂天!
7日、川相をフル欠場に追い込んだにも拘わらず、得意の完全無策一発依存のファミスタ野球がたまたまハマって、結果として勝ってしまった事で調子に乗った茂雄はこの日も懲りずにソーサ元木をスタメンに入れて、名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、先頭のガッツな貴公子・仁志がセンター前に弾き返すと、理不尽にスタメンから外され続けて怒り心頭の清水が鬱憤を晴らすがごとく、一、二塁間を真っ二つ。ここで茂雄は犠打世界記録を狙う川相にあてつける様に江藤に送らせて、一死二、三塁となると、今夜の松井さんのファーストゴロの間に仁志が返って、1点を先制。なおも、破戒僧・清原が歩いて一、三塁としたものの、マッスル千代の富士がセカンドへ凡フライを打ち上げて、二者残塁と早くも川相不在の弊害を露呈。巨人の先発は中5日での登板となったヒゲ入来だったが、川相不在とあって不安感一杯で、直後の2回、先頭の悠久の若虎・桧山に右中間へ二塁打を浴びると、ゼブラ今岡の犠打の後、矢野には死球を食らわせて、一死一、三塁のピンチ。ここで藤本の叩き付けるバッティングのショートゴロの間に桧山の生還を許して、あっと言う間に同点にされる始末。その裏、巨人は先頭のソーサ元木がレフト前ヒットで出塁。阿部が何の工夫もなくセンターへ打ち上げた後、ヒゲ入来はヘッポコバントでファールを連発したものの、辛くもスリーバントを決めて、二死二塁。しかし、ガッツな貴公子・仁志はボール球に手を出して、センターフライに倒れて、結局、無得点とまたも川相不在の弊害を露呈。これで改めて川相不在の重さを痛感し、落胆の色を隠せないヒゲ入来は直後の3回、先頭の赤星に内野安打を許すと、一死後、クルーズに左中間スタンドへ11号2ランを叩き込まれ、勝ち越し点を献上。更に、続く悠久の若虎・桧山にはバックスクリーンへ5号ソロを運ばれて、あえなくKO。その裏、巨人は一死から江藤が歩いた後、今夜の松井さんがサードへの内野安打を放ち、一、二塁のチャンス。ここで破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトポール際へ12号3ランを放ち、一気に同点。更に、マッスル千代の富士がファーストへの内野安打で出ると、続くソーサ元木が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ5号2ランを放ち、2点を勝ち越し。なおも、この後、二死一、二塁のチャンスを作って、先発・カーライルをKOしたものの、2番手・吉野の前に清水が倒れて二者残塁と相変わらず、一発でしか点の取れないファミスタ野球を展開。続く4回には、江藤の四球、今夜の松井さんのレフト前ヒットで一、二塁となった所で破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにまたもバックスクリーンへ2打席連続の13号3ランを叩き込み、9点目。更に、二死後、阿部,M.C.チョンと連続四球で一、二塁としたものの、ガッツな貴公子・仁志が空振り三振に倒れて二者残塁と相変わらず、一発でしか点の取れないファミスタ野球を展開。5点のリードを貰っても川相不在と言う状況は何ら変わらないとあって不安感一杯の2番手・M.C.チョンに対して、阪神は直後の5回、先頭の赤星がセンター前に弾き返すと、クルーズがライトスタンドへ2打席連続となる11号2ランを叩き込んで、3点差。巨人はその裏、先頭の江藤が四球で出ると、一死後、またしても破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ何と3打席連続となる14号2ランをぶち込んで、再び5点のリード。しかし、川相不在と言う状況は何ら変わらないとあって不安感一杯の3番手・野村は直後の6回、先頭の矢野にヒットを浴びると、一死後、代えるべきはピッチャーではなくサードないしはショートである事に気付かない茂雄は、野村を引っ込め、またも大量リードの場面ながらジョーベ博士を酷使投入。「新助っ人ストッパー獲得プロジェクト」完遂の為に大量リードで無駄に酷使登板させられ続けた事が露呈し、怒り心頭のジョーベ博士は潰されてたまるかとばかりにトラさん,上坂と打ち取って、このピンチを脱出。その裏、巨人は二死からガッツな貴公子・仁志のファーストゴロをカバーに入った谷中が悠々アウトのタイミングながらベースを踏み忘れる大チョンボ。この後、清水の内野安打と盗塁で二死二、三塁となった所で谷中のワイルドピッチで労せずして1点を追加。更に、この後、江藤,今夜の松井さんと連続四球で満塁となった所で4連発の期待がかかる破戒僧・清原に回ったものの、セカンドライナーに倒れて、三者残塁と、相変わらずのタイムリー欠乏症を露呈。8回には、阪神が左の面出を投入してくると、ガッツな貴公子・仁志が歩いた所で、茂雄は「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」とこの期に及んで「清水首位打者阻止プロジェクト」を発動させて、名手・川相…ではなくマルちゃんを投入する嫌がらせを敢行。これに対して、掛布雅之氏は「これだけリードしているんですから、例え、左投手が相手であっても清水君を使って欲しいですね。こんな事を続けていては、打線の固定など、ベンチは到底考えてないと思われてしまいますよ。こういうゲームだからこそ、左相手に清水君を使って、打線を固定させる形を作って欲しいですね」と茂雄を徹底批判。マルちゃんは結局、四球で歩いたものの、川相と清水をベンチに追いやる事が最大の任務であるマルちゃんの結果などどうでも良く、ベンチで歯痒い様子の川相と清水にご満悦。続く江藤のセカンドゴロで上坂は二塁に転送せず、代走の斉藤宜に直接タッチに行くも、斉藤宜のスライディングの勢いに押されて落球する大チョンボで無死満塁。今夜の松井さん,破戒僧・清原のセカンドゴロの間に二人の走者が返ると、更に、マッスル千代の富士がライト前にタイムリーを放って、15点目。流石にナインから吊し上げを食らったのか、茂雄は9回に入ってから、ようやく名手・川相をサードの守備固めとして投入。しかし、陰謀にかけては球界随一の知謀を誇る茂雄がむざむざ川相を投入する筈などなかった。茂雄の嫌がらせに対して、逆ギレしながら投げ続けていたジョーベ博士だったが、この回で4イニング目とあって、酷使三昧のツケからそろそろバテが来る頃だと睨んでいたのだ。この茂雄の目論見が見事に的中。ジョーベ博士は二死から赤星を歩かせると、濱中に3号2ラン、クルーズにこの日3本目となる12号ソロを浴びて、ついにKO。大量リードがあるからと、嫌がらせに専念出来る余裕のある茂雄は、ここで代わった投手にすんなり抑えさせる訳にはいかないとばかりに、あえて調子の落ちているノリダー柏田を投入すると、この嫌がらせ継投がまたまた的中。ノリダー柏田は代打の神様・八木を歩かせると、暴投を犯した後、ゼブラ今岡にタイムリーを浴びて、10点目を献上。ノリダー柏田はこうなったら、最早、川相に頼るしかないとばかりにボン野村に三塁線へ打たせると、名手・川相はこれを素晴らしいグラブ捌きで処理。一塁への大遠投もストライク返球となり、ようやくゲームセット。最後の最後で失脚させようとした川相に好プレーを見せつけられた茂雄は一瞬、眉をしかめたものの「清水首位打者阻止プロジェクト」も発動させ、破戒僧・清原に3連発が飛び出したとあって、すっかり有頂天。15点も取りながら、タイムリーが僅かに1本と言うタイムリー欠乏症ぶりは深刻で、完全無策一発依存のファミスタ野球がたまたまハマったに過ぎず、投手陣は茂雄の嫌がらせ継投による作為的失点も含めて、10失点と到底、手放しで喜べる勝利ではないものの、茂雄はそんな破綻などには一切目を向ける事なく、今後も「川相幽閉策」「清水首位打者阻止プロジェクト」を貫く模様で、指揮官がこんな調子ではV2どころか、Bクラス転落の危険性も十二分に考えられると言う声が所々で挙がっている。
ナゴヤドーム:中日6勝6敗
YB 200100012 6
D 000000000 0
勝:ゴーグル3勝3敗 負:山本昌3勝4敗
本:谷繁5
鈴木なおのり、先制二塁打! ゴーグル、無四球完封で3勝目!
初回、鈴木なおのりのタイムリー二塁打、中根のタイムリーで先制した横浜は、4回にはドスターのタイムリーで3点目。
更に、8回には鈴木なおのりの犠飛、9回には谷繁の5号2ランでダメ押し。
先発・ゴーグルは10安打を浴びながらも無四球と制球は安定しており、要所を抑える粘りの投球で完封勝利をあげた。
盛岡:広島5勝4敗2分
S 000000000 0
C 00300010× 4
勝:高橋6勝2敗 負:藤井6勝2敗
本:キムタク4
高橋、散発4安打完封! キムタク、先制4号ソロ1
広島は3回、キムタクの4号ソロで先制すると、更に、ロペスのタイムリー二塁打、野村のタイムリーで、この回3点。
7回にはディアスのタイムリー二塁打でダメ押しの4点目。先発・高橋は丁寧に打たせて取る投球でヤクルト打線を翻弄。
結局、プロ初の無四球完封で6勝目をマークした。ヤクルトは今季5度目の完封負けで連勝は3でストップとなった。
GS神戸:オリックス4勝7敗
H 001001000 2
BW 000000000 0
勝:田之上4勝3敗 負:加藤6勝3敗 S:ペドラザ3勝2敗14S
本:秋山6
ダイエー、完封リレーで5連勝! オリックス、泥沼6連敗!
0−0で迎えた3回、ダイエーは秋山の2試合連続6号ソロで1点を先制。
6回には井口の盗塁でチャンスを広げた所で、J.マッケンジーがタイムリーを放ち、貴重な追加点。
オリックスはダイエー先発・田之上に対して、走者を出すものの、あと一本が出ないチグバクな攻撃でゼロ行進。
8回途中から吉田−岡本、9回からは守護神ペドラザを投入するダイエーの必勝リレーの前に完封を喫し、これで6連敗となった。
西武吹き抜けドーム:西武4勝7敗
M 000000000 0
L 00001200× 3
勝:オツ7勝4敗 負:ミンチー姉さん7勝7敗 S:豊田3勝0敗9S
本:カブレラ28、金村弟11
カブレラ、8試合ぶり28号! オツ、7回無失点の好投!
西武先発・オツは5回まで1安打と完璧な投球を展開。何とか援護したい打線はミンチー姉さんの前にやはり4回まで2安打と抑え込まれていたが
5回、シバタオーのタイムリー三塁打でようやく均衡を破ると、続く6回にはカブレラのドームなのに場外に飛び出す28号ソロと
金村弟の3試合連続11号ソロと言う連続アーチで2点を追加。8回にピンチを迎えたオツだったが、2番手・土肥が後続を断ち切ると
9回からは守護神・豊田が一発が出れば同点と言う場面を迎えながらも、何とか抑え、完封リレーを達成した。
大阪ドーム:近鉄9勝3敗
F 011200000 4
Bu 000201011× 5
勝:石毛3勝1敗1S 負:芝草うちゅー3勝1敗
本:ローズ20,21
北川、今季2度目のサヨナラ打! ローズ、2発3打点!
日本ハムは2回、島田のタイムリーで先制すると、続く3回にガッツのタイムリー二塁打
更に、4回には田口のタイムリー二塁打,井出の犠飛と着々と加点。
4点を追う近鉄は、その裏、ローズの20号2ランで2点差と迫ると、6回に礒部のタイムリー
そして、8回にローズのこの日2本目となる21号ソロで同点。勢いに乗る近鉄は土壇場9回、先頭の礒部が三塁打。
吉岡,川口と敬遠されて満塁となった所で北川がショート後方にポトリと落として、今季4度目のサヨナラ勝ちを収めた。