球界トピックス

6月2日


東京ドーム:巨人5勝6敗
C  00123002003 11
G  10400210000  8
勝:山内2勝1敗1S
負:ジョーベ博士3勝4敗3S
S:シュールストロム9S
本:西山1、今夜の松井さん14、ロペス13、福井1、ニックン4
 
あまりにも遅過ぎた川相投入! 茂雄、怒濤の嫌がらせ采配で今季初の4連敗!
前日、川相をフル欠場に追い込んだ事で屈辱的大惨敗を喫して勝率で2位に転落した巨人だが、この日、好調のソーサ元木が疲労からスタメン落ちした事で、ついに絶好調の4割打者・名手・川相がスタメン出場か…と思いきや、茂雄はまたもや川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。しかも、適性が微塵も感じらず「2番で何をやっていいかなどまるで分からない」と平然と豪語するインケツ続きのニックンを2番で起用した上、広島の先発が左腕・高橋だからと「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」などとあらぬ言い掛かりをつけて規定打席から遠のかせる「清水首位打者阻止プロジェクト」をまたしても発動させ、レフトには、こともあろうか弘田コーチ曰く「外野守備はど素人」のソーサ元木以上にど素人の内野手・福井を入れると言う暗黒オーダーを展開。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、先頭のガッツな貴公子・仁志が振り逃げで出塁。続くニックンは投手真正面にまともに転がす相変わらずのヘッポコバントを炸裂させて、仁志は二塁で封殺…と思いきや、高橋の送球が逸れて、オールセーフ。江藤はあわやショートゴロゲッツーと思われたが、一塁は間一髪セーフとなり、一死一、三塁の場面で今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分の特大センターフライとなり、仁志が先制のホームイン。しかし、先制点を貰ったとは言え、川相不在の上、ヘッポコレフトラインを背負わされて投球の幅を大きく狭められ、不安感一杯の巨人先発・河原は2回の無死一、二塁のピンチこそ切り抜けたものの、続く3回、先頭の西山にレフトスタンドへ1号ソロを叩き込まれて、試合は振り出しに。その裏、巨人は川相不在では自分が打つしかないとばかりに河原がショートへの内野安打で出ると、ガッツな貴公子・仁志もセカンドへの内野安打で続いて、無死一、二塁。しかし、ここでニックンがまたもやピッチャー前に小フライを打ち上げるヘッポコバントを炸裂。しかし、慌てた高橋が何とこれを落球し、二塁を封殺するのが精一杯。またもや相手のミスで拾ったチャンスに江藤がセンター前に勝ち越しタイムリーを放つと、続く今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ弾丸ライナーの14号3ランを叩き込み、この回、一気に4点。しかし、4点のリードを貰っても、川相不在の不安感は拭えない河原に対して、広島は直後の4回、先頭のキュラソ星人のショートゴロをニックンがヘッポコエラー。これで川相不在の弊害を改めて痛感してしまった河原に対して、続くロペスがレフトスタンドへ2試合連続の13号2ランを叩き込んで、2点差。更に、続く5回には先頭のキムタクが四球で歩くと、一死後、ディアスがレフト線へ弾き返して、一、三塁。ここでキュラソ星人が左中間真っ二つのタイムリー二塁打。ここで代えるべきはピッチャーではなくレフトラインである事に相変わらず気付かない茂雄は勝利投手の権利まであと二人と迫った河原を引っ込め、木村を投入。しかし、川相不在の上、ヘッポコレフトラインを背負わされて投球の幅を大きく狭められ、不安感一杯の木村はロペスを歩かせると、野村にはセンター前へ2点タイムリーを浴びて、逆転される始末。その裏、巨人は一死から破戒僧・清原が歩くと、二死後、川相を差し置いて出ている事でプレッシャーのかかる福井が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへプロ初アーチとなる2ランを叩き込み、逆転に成功。続く7回には一死から、いつまで経ってもヘッポコバントを繰り返すなどインケツ続きのニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ4号ソロを叩き込み、8点目。更に、この後、江藤の内野安打,今夜の松井さん,破戒僧・清原の連続四球で満塁としたものの、マッスル千代の富士が空振り三振に倒れて、三者残塁とまたも川相不在の弊害を露呈。8回から早くもマウンドに上がった岡島だが、いつまで経っても川相を出そうとしない茂雄のやり口に辟易とし、いきなり先頭の野村に三塁線を破られる二塁打を許すと、森笠には死球を食らわせて、無死一、二塁のピンチ。一死後、代打・新井に右中間真っ二つの2点タイムリーを浴びて、一気に同点。その裏、巨人は先頭の福井がヒットで出塁。ここで名手・川相がピンチバンターか…と思われたが、茂雄がそんな健全な采配をする筈もなく、阿部に強攻策を強いて、むざむざ凡退。今度こそ名手・川相がピンチバンターか…と思われたが、茂雄がそんな健全な采配をする筈もなく、その儘、打席に送られた岡島は川相と違ってバントテクニックが未熟とあって、キャッチャーへの小フライを打ち上げる体たらく。続くガッツな貴公子・仁志も倒れて、福井は一塁に釘付けとまたまたまた川相不在の弊害を露呈。直後の9回、先頭のディアスのサードゴロを途中からサードに入っていた福井がエラー。これで川相不在の弊害を改めて痛感してしまった岡島はキュラソ星人の打席で暴投を犯して、ディアスは二進。一死後、ロペスを敬遠して一塁を埋めるも、続く野村も歩かせてしまい、満塁。しかし、ここで広瀬をショートフライに打ち取ると、続く西山もレフトフライに打ち取って、辛くもこのピンチを脱出。その裏、巨人は一死から江藤が四球を選ぶと、松井さんが三振に倒れた際に二盗に成功。ここで茂雄はようやく清水を投入するも敬遠され、マッスル千代の富士が一、二塁間を破るヒットで繋いで、二死満塁。しかし、ここで川相を差し置いて出ている福井が空振り三振に倒れて、三者残塁とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈して、試合は延長に突入。迎えた10回裏、巨人は先頭の阿部がライト前ヒットで出塁。ここで茂雄は渋々ながらついに名手・川相を代打で投入120%バントと警戒されても決める男であるにも拘わらず、犠打世界記録阻止に燃える茂雄はここで何と強攻策を指示。それでも川相は絶妙の右打ちを見せたものの、一、二塁間真っ二つと思われたこの打球がバントシフトを敷いていた事でディアスが一塁ベース寄りに守っていたと言うツキのなさで、阿部は二塁は封殺。結局、この後、ガッツな貴公子・仁志,インケツ続きのニックンと倒れて、無得点。直後の11回、茂雄は川相をその儘、ショートの守備へ送ったものの、この男が何の策も弄せずにそんな健全な采配をする筈もなかった。この回から、10点差やら8点差と言ったまるで投げる必然性のない場面で無駄に酷使されて疲労感一杯のジョーベ博士を投入して、決勝点を奪われる事で、川相効果を全否定し、失脚させる企みだったのだ流石に陰謀にかけては、森監督やノムさんをも上回る知謀を発揮する茂雄だけあり、この目論見がまんまと的中。いきなり、先頭のキュラソ星人が二塁打を浴びると、佐藤裕の犠打の後、野村を敬遠。広瀬と勝負かと思われたが、ここで茂雄はジョーベ博士をより追い詰めるべくスクイズ警戒と偽って、3球続けてウエストさせた挙げ句に敬遠させて、一死満塁とピンチを広げさせる嫌がらせ。西山は何とか三振に斬ってとったものの、代打・浅井に左中間を破られ、三人の走者が一気に生還。3点のビハインドに流石にガックリきた巨人はその裏、シュールストロムの前にクリーンアップが三者凡退に終わって、ゲームセット。川相の投入があまりにも遅れた上に起用法を大きく誤り、バントを失敗しまくるわ、ヘッポコ継投は炸裂するわで敗れるべくして敗れた巨人は今季初の4連敗で、勝利数は1位ながらも、ヤクルトに0.5ゲーム差をつけられる始末。しかし、茂雄は自分に敗因があるなどとは微塵も思っておらず、川相を犠打世界記録の及び川相効果の否定させる為の緻密な陰謀が大成功した事に至極、ご満悦。この儘では勝率どころか、勝利数でもヤクルトに抜かれかねないと言う現実に目を向ける事なく今後も川相幽閉策を貫く模様で、指揮官がこんな調子ではV2など、夢のまた夢と言う声が所々で挙がっている。

千葉マリン:ヤクルト4勝6敗
D  000000020  2
S  02021010×  6
勝:ヒゲなし入来5勝1敗 負:武田3勝6敗
本:ティモンズ6
 ヒゲなし入来、移籍初完投で5勝目! 岩村、先制打含む4打点!
ヤクルトは2回、岩村のタイムリーで2点を先制。4回にも岩村がタイムリーを放つと、ヒゲなし入来の併殺崩れの間に4点目をあげ、武田をKO。
5回には、またも岩村がタイムリーを浴びせると、7回、中井美穂の旦那・古田のタイムリーでダメ押しの6点目。
先発・ヒゲなし入来は8回、ティモンズに6号2ランを浴びて完封は逃したものの、8年ぶりの完投で5勝目をあげた。

甲子園:阪神5勝4敗
YB 001011004  7
T  100000001  2
勝:ゲーリー川村1勝0敗 負:カーライル4勝3敗
本:サンダース1、小川5、ドスター2、矢野4
 サンダース、来日初アーチが決勝弾! ゲーリー川村、今季初白星で最下位脱出!
初回、クルーズのタイムリーで1点を先制された横浜は3回、石井タクローのタイムリーで追い付くと
5回、鈴木一朗に弾き出されてマリナーズを追われたサンダースの来日初アーチで勝ち越しに成功。続く6回にも小川の5号ソロで3点目を上げると
9回には金城のタイムリー,ドスターの2号3ランでダメ押しの4点を追加。阪神は、その裏、矢野の4号ソロの後、二人の走者を出して
斎藤タカシを引っ張り出したものの、反撃もここまで。ゲーリー川村は今季初勝利、横浜は阪神と入れ替わりで最下位脱出となった。

福岡ドーム:ダイエー5勝7敗
L  000010000  1
H  30411000×  9
勝:ラジオ6勝0敗 負:霊感投手・松坂6勝5敗
本:バルデス10、松中15、小関3
 ラジオ、無傷の6連勝! 松中、一発含む4安打5打点!
ダイエーは初回、バルデスの10号ソロで先制すると、更に、松中がバットを折りながら140m飛ばす驚異の15号2ランを放ち、この回、3点。
3回には松中の2点タイムリー二塁打、秋山の2点タイムリーで4点を追加し、霊感投手・松坂を早々とKO。
更に、4回には、またも松中がタイムリー、5回には柴原がタイムリーと着々と加点。投げては、先発・ラジオが立ち上がりから安定した投球で
回を投げ、小関の史上初(?)のスタンドインしたランニングホーマーによる1点に抑え、無傷の6勝目をマークした。

秋田:ロッテ7勝6敗
Bu 000102000  3
M  75100002× 15
勝:ミンチー姉さん7勝6敗 負:山村3勝3敗
本:ボーリック11、メイ14,15
 ロッテ、先発全員安打で7連勝! ミンチー姉さん、7勝目!
ロッテが序盤から猛攻をかけて圧勝を収めた。初回、ボーリックの11号3ランで先制すると、酒井のタイムリーの後
小坂が満塁の走者一掃のタイムリー二塁打を放って、一挙、7点。続く2回にはメイの14号3ラン、堀の2点二塁打で5点を加えると
3回には初芝のタイムリーが飛び出して、13点目をあげ、試合を決定付けた。
先発のミンチー姉さんも大量点に守られて、7勝目をマーク。これでロッテは16年ぶりの7連勝となった。

GS神戸:オリックス9勝4敗1分
F  003010004  8
BW 000000000  0
勝:中村隼1勝0敗 負:加藤6勝2敗
本:オバンドー3、中村豊2
 中村隼、プロ初登板初完封! 中村豊、ダメ押し満塁弾!
0−0で迎えた3回、日本ハムはガッツのタイムリーで均衡を破ると、片岡のファーストゴロを捌いた福留の本塁への送球が
片岡にぶち当たって、転々とする間に2点を追加。5回にはオバンドーの3号ソロで4点目をあげると
9回には中村豊が2号グラントスラムを放って、ダメ押しの4点を追加。
先発のルーキー・
中村隼はプロ初登板初完封と言う(日本人では)芝草うちゅー以来10年ぶりとなる快挙を成し遂げた。