球界トピックス

5月29日


神宮:ヤクルト5勝4敗
G  210000070 10
S  100001000  2
勝:メイ4勝2敗
負:石井一4勝2敗
本:今夜の松井さん13、ニックン3、清水4、江藤16
 
今夜の松井さん、先制13号! 怒濤のファミスタ野球炸裂で快勝!
27日、川相をフル欠場に追い込んだ事で拙攻拙守三昧だったにも拘わらず、ノムさんの継投ミスに助けられ、結果として勝ってしまった事で調子に乗った茂雄はこの日も懲りずにインケツ続きのニックンをスタメンに入れて、絶好調の名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。更にヤクルトの先発が左腕・石井一だからと「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」などとあらぬ言い掛かりをつけて幽閉して規定打席到達を阻まんとする「清水首位打者阻止プロジェクト」を発動し、レフトには弘田コーチ曰く「外野守備はど素人」のソーサ元木を起用する暗黒オーダーを展開。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、一死からソーサ元木が四球で出塁。江藤は空振り三振に倒れたものの、この際、ソーサ元木が二盗に成功し、二死二塁の場面で打席に入った今夜の松井さんは川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ13号2ランを叩き込み、2点を先制。しかし、巨人先発・メイは川相不在の上、レフトラインがザルとあって、投球の幅を大きく狭められる嫌がらせに茂雄の批判文書をバラまきたくなる衝動に駆られる程のイラついた状態で、一死から宮本にヒットを浴びると、続く稲葉には死球を食らわせて、一、二塁のピンチ。ここで苦手のペタジーニにはバットを折りながらもセカンドの頭を越えるタイムリーを浴びて、1点を献上。直後の2回、絶好調の川相を差し置いて出ている事で肩身の狭いニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ3号ソロを叩き込み、3点目。依然として、川相不在でリズムを崩しているメイは破戒僧・清原との呼吸が合わずにファーストゴロを2つも内野安打としてしまったり、ワイルドピッチをかましたりとバタバタとした投球内容。レフトラインはザルと言う事もあり、完全にバックに対する信頼感を失ったメイは最早、自分一人で切り抜けるしかないとばかりにペース配分無視の全力投球モードでバッタバッタと三振ショーを展開。打線の方は、相変わらず、完全無策一発依存のファミスタ野球ぶりが炸裂しており、一発のない回はチャンスらしいチャンスも掴めない淡泊な攻撃を展開していた巨人だったが、6回、先頭のソーサ元木が石井一のエラーで出塁すると、一死後、今夜の松井さんがライト前ヒット。破戒僧・清原は空振り三振に倒れたものの、マッスル千代の富士が三遊間を破って、二死満塁のチャンス。しかし、ニックンはセカンドゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを発揮し、三者残塁で無得点と、川相不在の弊害を露呈。これで川相不在の重さを改めて痛感し、落胆の色を隠せないメイに対して、ヤクルトはその裏、先頭の稲葉が四球で出ると、続くペタジーニがレフトオーバーの二塁打を放ち、無死二、三塁。ここで中井美穂の旦那・古田があわやホームランと言うレフトへの特大の犠飛を打ち上げ、稲葉が返って1点差。直後の7回、巨人は先頭のチュウが四球を選んで出塁。ここで名手・川相をピンチバンターとして投入か…と思われたが、茂雄が好き好んでそんな事をする筈がなく、メイがその儘、打席へ。しかし、川相と比べて遙かにバントテクニックの未熟なメイはピッチャー前にまともに転がしてしまい、チュウは二塁で封殺される始末。二死後、ソーサ元木がショートへの内野安打で繋いだものの、江藤がレフトフライに倒れて、二者残塁と、またもや川相不在の弊害を露呈。続く8回、この回からマウンドに上がった石井弘に対して、今夜の松井さん,破戒僧・清原が連続四球で歩くと、マッスル千代の富士が送って、一死二、三塁。ここでインケツ続きのニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、右中間を破るタイムリー三塁打となり、2点を追加。ここでヤクルトが石井弘からハーストにスイッチすると、茂雄はようやく清水を投入。理不尽にスタメンから外され、規定打席からますます遠のいた事で怒り心頭の清水川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ4号2ラン。更に、二死後、斉藤宜の四球、ソーサ元木のヒットで一、三塁とした所で江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ16号3ランを叩き込み、10点目。この裏からようやく川相がサードの守備固めとして登場した事により、その絶大なる安心感に8回をノリダー柏田,9回を木村が伸び伸びとした投球を展開し、ゲームセット。完全無策一発依存のファミスタ野球がたまたまハマっただけに過ぎない相変わらずの破綻した戦い方となっているが、茂雄はそんな事にはお構いなしで、大好きな一発攻勢による圧勝にすっかり有頂天。指揮官がこんな調子ではV2など、最早、絶望的との声が所々で挙がっている。

ナゴヤドーム:中日4勝5敗
YB 120001010  5
D  001002000  3
勝:ハマのチンピラ4勝1敗 負:人斬り抜刀斎2勝2敗 S:斎藤タカシ3勝0敗7S
 ハマのチンピラ、投打に渡る活躍! 鈴木なおのり、先制タイムリー!
初回に鈴木なおのりのタイムリーで先制した横浜は続く2回には、ハマのチンピラがタイムリー。更に、石井タクローがスクイズを決めて3点目。
3回に詐欺師ゴメスのタイムリー二塁打で1点を返されるも、6回、またもハマのチンピラが中押しとなるタイムリー。
粘る中日はその裏、ティモンズの2点タイムリー三塁打で1点差とするも、8回、石井タクローのタイムリーでダメ押し。最後は斎藤タカシが締めて、逃げ切った。

倉敷:広島5勝4敗
T  000002010  3
C  20200001×  5
勝:佐々岡4勝6敗 負:吉野0勝1敗 S:シュールストロム8S
本:ロペス11、野村2
 ベテラン・野村、4安打3打点! 佐々岡、粘りの投球で4勝目!
初回、広島はディアス,野村のタイムリーで2点を先制すると、3回にはロペス,野村の連続アーチで2点を追加。
5回まで佐々岡の前に抑え込まれてきた阪神だったが、6回、クルーズのタイムリー等で2点を返すと、8回にもクルーズのタイムリーで1点差。
しかし、その裏、この日、大当たりの野村がタイムリー二塁打を放って、ダメ押しの1点を追加。
9回は守護神・シュールストロムが無難に抑えて、8セーブ目。佐々岡に4勝目を献上した。

千葉マリン:ロッテ6勝5敗
H  000000100  1
M  00001001×  2
勝:山崎1勝0敗 負:星野4勝4敗 S:小林雅14S
本:秋山4
 山崎、史上初1球でプロ初勝利! 小林雅、5日連続セーブで5連勝!
横田,星野の両先発の投げ合いで0−0の儘、試合は中盤に突入。
迎えた5回、サブローにタイムリーが飛び出して、ついにロッテが均衡を破る先制点をゲット。
7回に秋山が4号ソロを叩き込み、振り出しに戻ったものの、ロッテは8回、フクーラのタイムリーで再び勝ち越しに成功。
最後は5日連続の登板となった小林雅がこの日もリリーフに成功し、5日連続のセーブ。
4番手の
山崎は史上初の「1球でプロ初勝利」がついた。これでロッテは5連勝。

東京ドーム:日本ハム3勝7敗
Bu 2100207005 17
F  0060104010 12
勝:岩隈1勝0敗 負:ミラバル0勝2敗8S
本:中村18,19,20、吉岡9,10、オバンドー2、田中幸7、北川1、田中賢3、ガッツ7
 中村、満塁弾含む3発9打点! ローズ、決勝タイムリー!
中村,吉岡の一発攻勢で3点のビハインドとなった日本ハムだが、3回、オバンドーの2号ソロ等で一気に6点を奪い逆転に成功。
しかし、近鉄は5回、中村のこの日2本目となる19号2ランで追い上げると、7回には中村の犠飛,礒部の2点タイムリーで逆転。
更に、吉岡のこの日2本目となる10号2ラン,北川の1号2ランと得意の一発攻勢で、この回、一挙7点のビッグイニングを形成。
粘る日本ハムは、その裏、金子のタイムリー,代打・田中賢の3号3ランで1点差とすると、土壇場9回、ガッツが7号ソロを放って、試合は延長に突入。
迎えた10回、近鉄はローズのタイムリーで勝ち越すと、中村がこの日3本目となる20号グランドスラムを放ち、とどめをさした。岩隈はプロ初登板初勝利。

盛岡:オリックス5勝4敗
L  000100101  3
BW 00020002×  4
勝:具3勝2敗7S 負:森1勝3敗
本:アリアス16
 アリアス、決勝場外2ラン! 具、冷や汗モノの3勝目!
0−0で迎えた4回、原井のタイムリー二塁打で先制されたオリックスだが、その裏、ビティエロの2点タイムリーで逆転に成功。
西武は7回、マクレーンのタイムリー二塁打で追い付くも、8回、アリアスに16号2ランが飛び出して、オリックスが勝ち越し。
土壇場9回、西武はオリックス・抑えの具から、垣内が押し出し四球を選び、なおも1点差で二死満塁のチャンスだったが、最後は村上が倒れて万事休す。