球界トピックス

5月28日


 川崎、前半戦の一軍復帰は絶望的! 未だに投球練習再開のメド立たず!
巨人キラーとしての大きな期待を受け、中日にFA移籍したにも拘わらず、右肩痛により未だに二軍暮らしが続いている川崎だが、前半戦の一軍復帰は絶望的である事が判明した。12日にウエスタン・リーグのサーパス戦に登板して2回を投げたものの、これにより右肩の痛みが再発し、キャッチボールをこなすのが精一杯と言う現状で、投球練習再開のメドも立っていないとの事。仁村二軍監督は「8、9月にペナントレースが熱くなった頃には大丈夫じゃないか」と語り、完治最優先で何とかペナント終盤に間に合わせたい意向を示した。

 今年度の球宴開催要項発表! 史上初の札幌開催決定!
この日、球宴運営委員会から、今年度のサンヨーオールスターゲームについての開催要項が発表された。6月1日〜7月1日の間に募集されるファン投票では投手部門が分業制を尊重して「先発」「中継ぎ」「抑え」と3人が選出される事が決定。また、従来の葉書,インターネット投票に加え、携帯電話からの投票も可能となった。最終発表は7月10日で、翌11日に監督推薦を含めた全出場選手が発表される模様。開催日程については、第1戦は7月21日に福岡ドーム,第2戦は翌22日に横浜スタジアム,そして、1日空けた24日の第3戦は今年完成したばかりの札幌ドームで行われる事が決定。札幌での球宴開催は史上初だが、パ・リーグの貧乏神と称される水島新司が「新・野球狂の詞」において、史実で準フランチャイズ計画を掲げている西武を差し置いて、札幌華生堂メッツ(東京メッツから買収)のフランチャイズとしてしまった不吉なスポットと化している状態で、開幕早々、球界を震撼させた不吉霊三郎の呪いのごとく、不吉な事件が再発するのではないかと関係者は戦々恐々だ。

千葉マリン:ロッテ5勝5敗
H  020000100  3
M  02020000×  4
勝:小野4勝3敗 負:吉武0勝1敗 S:小林雅13S
本:松中14、佐藤2、橋本1、J.マッケンジー13
 ロッテ、橋本の決勝2ランで4連勝! ダイエー、首位陥落!
ダイエーが2回、松中の14号2ランで先制するも、ロッテはその裏、すかさず佐藤の2号ソロ、小坂のタイムリーで同点。
2−2の儘、迎えた4回、ロッテは橋本の1号2ランで勝ち越しに成功。粘るダイエーは7回、J.マッケンジーの13号ソロで1点差とすると
土壇場9回には二死二、三塁と一打逆転のチャンス。しかし、最後は小林雅の前に代打・坊西が三振に倒れて、ゲームセット。
小林雅は4日連続のセーブで13セーブ目。先発・小野には4勝目がつき、ロッテはこれで4連勝。一方、敗れたダイエーは首位陥落となった。

東京ドーム:日本ハム3勝6敗
Bu 110000100  3
F  01011200×  5
勝:下柳5勝3敗 負:前川7勝5敗 S:ミラバル0勝1敗8S
本:片岡4、前田1
 奈良原、決勝犠飛! 日本ハム、ついに連敗地獄脱出!
1つの引き分けを挟んで8連敗中の日本ハムは、この日も、初回、吉岡のタイムリー内野安打で先制されると
続く2回にも、前田のタイムリー三塁打で2点のビハインドとなる苦しい立ち上がり。
しかし、その裏、片岡の4号ソロで1点を返すと、4回には前川の暴投で同点。続く5回には奈良原の犠飛で勝ち越しに成功。
更に、6回にはジュビロ野口の2点タイムリー二塁打でダメ押し。7回に前田のプロ初アーチで2点差とされたものの
最後はミラバルが締めて、ついに連敗を脱出。一方、近鉄の連勝は6でストップした。