球界トピックス

5月25日


甲子園:阪神3勝7敗
G  221103003 12
T  000000130  4
勝:上原4勝0敗
負:井川5勝3敗
本:今夜の松井さん11,12、破戒僧・清原8、江藤15、悠久の若虎3、クルーズ9、マルちゃん2
 
怒濤の5発で、またもファミスタ野球! 茂雄、酷使継投炸裂でG投内部崩壊の危機!
23日に記念すべき1500試合出場を果たし、会心の2安打を放つなど絶好調ぶりを見せつけたにも拘わらず、この日も茂雄はインケツ続きのニックンをスタメンに起用して名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。更に「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」などと再三再四あらぬ言い掛かりをつけて幽閉し続けた事によりとうとう規定打席を割ってしまった清水を阪神の先発が左腕・井川だからと、またしても幽閉し、レフトには弘田コーチ曰く「外野守備はど素人」のソーサ元木を起用する暗黒オーダーを展開。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、二死から江藤が歩いた後、今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ11号2ランを叩き込んで、2点を先制。続く2回には先頭のニックンがあえなくセカンドゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを発揮したものの、これを塩谷がエラー。続く阿部が右中間に弾き返した後、川相と比べて遙かにバントテクニックの劣る上原がバントを2球ファールにして追い込まれながらも、辛くもスリーバントを決めて、一死二、三塁。ガッツな貴公子・仁志は空振り三振に倒れたものの、ソーサ元木がライト前にタイムリーを放って、2点を追加。更に、江藤が歩いて、一、二塁となったものの、松井さんのセンター前に抜けるかと言う痛烈な打球は松井さんシフトに引っかかって、ショートライナーとなり、二者残塁。3回には先頭の破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーン右へ8号ソロを叩き込んで、5点目。川相不在とあっては何点あっても足りないとばかりに攻撃の手を緩めない巨人は4回、阪神2番手のルーキー・伊達に対し、二死から江藤が右中間を深々と破る三塁打。ここで伊達はキャッチャー・矢野がジャンプしても届かない大暴投をかまし、この間に江藤が6点目のホームイン。更に、6回には二死一塁から、江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ15号ソロを叩き込むと、続く今夜の松井さんも川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへこの日2本目となる12号ソロを放って、3点を追加。一方、川相不在とあって初回からペース配分無視の全力投投球モードで死力を尽くしてきた影響から疲れの見え始めた上原に対して、阪神は7回、悠久の若虎・桧山がライトスタンドへ3号ソロを放り込み、ようやく1点。たかだか1点で早くもうろたえ始めた茂雄は8回、8点差ありながら、ジョーベ博士を投入すると言う気がふれたとしか思えない酷使継投を展開。川相不在の不安感と酷使起用による疲労感を抱えながらも、8点差がある事で幾分、気楽なジョーベ博士は簡単に二死をとり、赤星もショートゴロに打ち取って三者凡退…と思いきや、絶好調の川相を差し置いて出ているインケツ続きのニックンがヘッポコエラー! これで川相不在の重さを改めて痛感してしまい動揺したジョーベ博士はペレスを歩かせると、続くクルーズにはライトスタンドへ9号3ランを叩き込まれる始末。土壇場9回、巨人は今夜の松井さんがレフト前に弾き返すと、途中から守備に入っている福井がプロ入り初ヒットで続き、無死一、二塁のチャンス。しかし、マッスル千代の富士が空振り三振に倒れると、続くニックンはあえなくセンターフライに倒れる相変わらずのインケツぶり。ここで茂雄は阿部に代えて、名手・川相…ではなくマルちゃんを投入する嫌がらせを敢行。破戒僧・清原を出したいが為に茂雄に「マルちゃんはヘバっていますからねぇ、エヘヘヘ〜」などと、あらぬ言い掛かりをつけられてスタメンから落とされて怒り心頭のマルちゃん川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーンへ2号3ランを叩き込んで、ダメ押しの12点目。その裏、茂雄は8点差ありながら、ジョーベ博士に続いて岡島まで投入すると言う気がふれたとしか思えない酷使継投を展開。川相不在の不安感と酷使起用による疲労感が拭えない岡島は先頭の塩谷を歩かせると、代打・SAMにはライトの前に落とされて、一、二塁のピンチ。続く代打・ゼブラ今岡にも三遊間へ痛烈な打球を浴びるも、これが幸運にもショートライナーとなって、二塁走者・塩谷も戻れず、一気にゲッツー。これでガックリきた阪神は最後のバッター・カツノリもファーストへのファールフライに倒れて、ゲームセット。完全無策一発依存のファミスタ野球がたまたまハマっただけに過ぎない上、ジョーベ博士,岡島を無駄使いするなど、相変わらずの破綻した戦い方となっているが、茂雄はそんな事に気付く筈もなく、川相をフル欠場に追い込んだ上に破戒僧・清原に一発が飛び出したとあって、すっかり有頂天。指揮官がこんな調子ではV2など、最早、絶望的との声が所々で挙がっている。一方、この阪神の惨敗ぶりを知らされた新庄(メッツ)はよりにもよって「明日は勝つ!」と不吉なコメントをしてしまい、悪夢の連敗地獄ジンクスのスイッチが入ってしまったのではないかと関係者は戦々恐々だ。

横浜:横浜3勝5敗
S  000022000  4
YB 000100000  1
勝:ヒゲなし入来4勝1敗 負:バワーズ1勝6敗 S:高津0勝1敗10S
 ヒゲなし入来、好投で4勝目! ヤクルト、今季2度目の4連勝!
0−0で迎えた4回、横浜は小川のタイムリーで均衡を破る先制点。しかし、直後の5回、ヤクルトは稲葉のタイムリーで同点とすると
バワーズのワイルドピッチで勝ち越しに成功。更に、続く6回にはヒゲなし入来のサードゴロと、真中のタイムリー内野安打と渋く2点を追加。
ヒゲなし入来が7回途中まで1点で踏ん張ると、石井弘を挟んで、最後は守護神・高津がピシャリと締めて10セーブ目。ヒゲなし入来は4勝目をマークした。

西武吹き抜けドーム:西武6勝3敗
H  100000001  2
L  010000002× 3
勝:霊感投手・松坂6勝4敗 負:ペドラザ2勝2敗12S
本:金村弟8、小久保19
 ペドラザ、またも西武相手にリリーフ失敗! エセネオエセ松井、サヨナラ二塁打!
初回、松中のタイムリーで先制された西武だが、2回、金村弟が同点8号ソロ。
2回以降、立ち直った霊感投手・松坂が快投を見せれば、ダイエーはラジオ−吉田と繋ぎ、両軍一歩も譲らぬ儘、土壇場9回に突入。
ここで小久保が19号ソロを放って、ついに勝ち越したダイエーは、その裏から守護神・ペドラザを投入。
しかし、
「あのガッツポーズがムカつく! 失礼だ!」と敵視するカブレラに回すまいと意識して、ぎこちないペドラザに対して
西武はシバタオーのタイムリーで追い付くと、続くエセネオエセ松井がタイムリー二塁打を放って、サヨナラ勝ちを収めた。

東京ドーム:日本ハム4勝2敗1分
M  001000030  4
F  011000000  2
勝:ジョニー黒木7勝0敗 負:高橋憲0勝4敗 S:小林雅10S
本:フクーラ10、ガッツ6、メイ10
 メイ、決勝10号2ラン! ジョニー黒木、無傷の7連勝!
2回、ジュビロ野口の犠飛で先制した日本ハムは、3回にフクーラの10号ソロで追い付かれるも
その裏、すかさずガッツの6号ソロで勝ち越しに成功。しかし、ロッテは8回、ボーリックのタイムリーで同点とすると
更に、メイに10号2ランが飛び出して、勝ち越しに成功。最後は小林雅が締めて10セーブ目。
先発のジョニー黒木はハーラートップの7勝目を飾った。

大阪ドーム:近鉄3勝5敗1分
BW 102300000  6
Bu 35001010× 10
勝:山崎一1勝0敗 負:金田3勝1敗
本:塩崎3、中村17、大村8
 近鉄、打線爆発で球団通算3000勝! 山崎一、移籍初勝利!
初回、塩崎の3号先頭打者アーチで先制された近鉄は、その裏、吉岡のタイムリーで同点とすると、更に、礒部の2点タイムリーで勝ち越しに成功。
これで勢いづいた近鉄は続く2回、ローズのタイムリー二塁打、中村の17号2ラン等で一気に5点を追加し、試合を決定付けた。
オリックスはジワジワと追い上げ、一時は2点差まで詰め寄ったものの、届かなかった。
3番手の山崎一は移籍初勝利をマーク。これで
近鉄は球団通算3000勝に到達した。