球界トピックス

5月23日 D−T(金沢):雨天中止



鋭い眼光を向け打席に入る川相

1点差と詰め寄る会心のタイムリー

1500試合出場で花束を受け取る川相

土壇場9回にも痛烈なレフト前ヒット

腕を畳んで内角を巧みに捌く職人芸

一塁ベース上で渋くたたずむ川相

東京ドーム:巨人3勝5敗
S  000401324 14
G  202000310  8
勝:ハースト1勝1敗
負:メイ3勝2敗
S:山本2勝2敗1S
本:今夜の松井さん10、ペタジーニ16,17、稲葉10、副島1、中井美穂の旦那6
 
名手・川相、メモリアルゲームで会心のタイムリーも、茂雄の嫌がらせ継投炸裂で台無し!
前日、川相の起用法を大きく誤った事で屈辱的な惨敗を喫したにも拘わらず、この日も茂雄は名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。更に、ヤクルトの先発が左腕・前田だからと、「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」などとあらぬ言い掛かりをつけて、リーグ打率3位の清水をも幽閉し、レフトには弘田コーチ曰く「外野守備はど素人」のソーサ元木を起用する暗黒オーダーを展開。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、一死からソーサ元木,江藤の連打で一、二塁とすると、二死後、破戒僧・清原がサードへのタイムリー内野安打を放ち、1点を先制。更に、マッスル千代の富士がセンター前にタイムリーを放ち、この回、2点。3回には先頭のソーサ元木のサードゴロを池山がエラー。江藤のショートゴロで走者が入れ替わった所で、今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ10号2ランを叩き込み、4点目。しかし、巨人先発・メイは川相不在の上、レフトラインがザルとあって、投球の幅を大きく狭められる嫌がらせに茂雄の批判文書をバラまきたくなる衝動に駆られる程のイラついた状態で、4回に一死からペタジーニにライトスタンドへ16号ソロを叩き込まれると、更に、中井美穂の旦那・古田に四球、寿司職人ラミレスのヒットで一、二塁のピンチを迎えた所で稲葉にもライトスタンドへ10号3ランを浴びて、一気に同点にされる始末。追い付かれた巨人は5回、一死から今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、センターフェンス直撃となる三塁打。しかし、続く破戒僧・清原のサードゴロで三本間に挟まれて、タッチアウトとなった後、マッスル千代の富士のヒットで一、三塁になると言う相変わらず、川相不在を痛感させるチグハグな攻撃を展開。ここで茂雄はインケツ続きのニックンに代えて、名手・川相…ではなくマルちゃんを投入する嫌がらせを敢行。これを見た若松監督は前田からハーストにスイッチ。これに対して、破戒僧・清原を出したいが為に茂雄に「マルちゃんはヘバっていますからねぇ、エヘヘヘ〜」などと、あらぬ言い掛かりをつけられてスタメンから落とされて怒り心頭のマルちゃん「ヘバってる選手などアテにするな!」ばかりにサードゴロに倒れて、二者残塁。このマルちゃんの皮肉を込めたチャンスブレイクも、当の茂雄はマルちゃんの任務は川相をベンチに追いやる事としか思っていない為、マルちゃんの結果などに関心はなく、ベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。当然ながら、茂雄はニックンが退いた事で空いたショートに川相を入れるなどと言う事はせず、ソーサ元木をショートに回して、レフトに清水を入れる嫌がらせを敢行。この茂雄のやり口に辟易としたメイは直後の6回、またしてもペタジーニに2打席連続17号ソロをバックスクリーンに運ばれて、勝ち越し点を献上。ここで代えるべきはサードないしはショートである事に気付かない茂雄はメイを引っ込めて、木村を投入。当然ながら、川相不在で不安感一杯の木村はこの回こそ何とかしのいだものの、続く7回、先頭の土橋にレフト線へ二塁打を浴びて、無死二塁のピンチ。ここで若松監督がハーストを呼んで長々と作戦会議を立てているにも拘わらず、浅はかな茂雄は100%バントと決め込んでバントシフトを展開。しかし、ハーストはバスターで叩き付けるバッティングを見せ、通常の守備ならば、ただのショートゴロが茂雄の浅はかさを嘲笑うかの様にセンターへ抜けるタイムリーとなって、二塁走者の代走・三木が6点目のホームイン。更に、飯田が送った後、宮本にもヒットを浴びて、一、三塁となった所で代えるべきはサードないしはショートである事に気付かない茂雄は木村を引っ込めて、ノリダー柏田を投入。当然ながら、川相不在で不安感一杯のノリダー柏田は打者の事で手一杯で走者を気にする余裕がない儘、宮本の二盗を許すと、岩村には前進守備のセカンドの左を抜けるタイムリーを浴びて、7点目を献上。更に、2打席連続ホーマーのペタジーニは三振にとったものの、これがワイルドピッチとなり、ハーストが生還し、8点目。その裏、巨人は先頭のソーサ元木が四球を選ぶと、江藤がライト前にポトリと落として、無死一、二塁。ここで代わった石井弘から今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、レフト線へのタイムリー二塁打となり、ソーサ元木が生還。更に、一死後、マッスル千代の富士のボテボテのファーストゴロの間に江藤が返った所で、茂雄はようやく名手・川相を代打で投入。この試合で史上132人目の1500試合出場となった川相はものの見事にセンター前に弾き返すタイムリーを放ち、ついに1点差。すると8回、茂雄は何とガッツな貴公子・仁志の所にジョーベ博士を入れて、名手・川相をセカンドの守備に残すと言う今までの愚行ぶりからは考えられない素晴らしい采配を展開…かと思いきや、茂雄がただ川相を残す様な真似をする筈がなかったこの儘では、川相が殊勲者になりかねないと察知し、その活躍を帳消しにすべく、ジョーベ博士の調子が落ちているのを見越しての投入だったのだ。茂雄の陰謀にまんまと利用されたジョーベ博士は二死一塁から、代打・副島にライトスタンドへ1号2ランを叩き込まれ、リードを3点と広げられる始末。その裏、二死からシングルヒットが出ればサイクルヒット達成と言う松井さんだったが、レフト線への打球でサイクルを捨てて、一気に二塁を陥れるチームプレイを展開。この松井さんの走塁を無駄には出来ないと破戒僧・清原がライト線へタイムリー二塁打を放って、2点差。点差が縮まった上に9回裏の先頭打者が川相と言う事で、川相失脚への危機感を覚えた茂雄は9回から、出ればメッタ打ちと言う西山をこの大事な場面でわざわざ投入するヘッポコ嫌がらせ継投を展開。案の定、西山は先頭の宮本を歩かせると、岩村にセンターオーバーのタイムリー二塁打,ペタジーニにライト前にタイムリーを浴びると、中井美穂の旦那・古田にはライトスタンドへ6号2ランを叩き込まれて、致命的な4点を献上。その裏、先頭の名手・川相は茂雄の嫌がらせ継投の鬱憤を晴らすがごとくレフト前へ痛烈なヒットで出塁するも、茂雄の嫌がらせ継投による大量失点で自分も責任を問われて落胆しきっている阿部はショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。川相がヒットで出る可能性を想定して、それを帳消しにする為に予め阿部に対して精神的ダメージを与えておいたのも茂雄の狡猾な陰謀だったのは言うまでもない。結局、清水も倒れて、終わってみれば、6点差をつけられる大惨敗。あまりにも遅過ぎた川相投入と、川相の活躍を帳消しにする事しか考えていない茂雄の嫌がらせ継投により、敗れるべくして敗れた巨人だが、茂雄は嫌がらせ政策がズバズバと的中した事にご満悦で、川相の活躍など微塵も記憶に残っていない模様。こんなザマでは、V2など、到底不可能と言う声が所々で挙がっている。


広島:広島3勝3敗1分
YB 01320000  6
C  00400002× 6 8回降雨コールド
本:小川4、野村1
 降雨コールド寸前、野村、値千金の同点2ラン!
3回に小川の4号ソロで先制した横浜は続く4回には金城,小川,ドスターのタイムリーで3点を追加。
しかし、その裏、広島は西山のタイムリー二塁打,東出のタイムリーで2点差とすると、ロペスがラッキーな2点タイムリーを放って、一気に同点、
追い付かれた横浜は、すかさず直後の4回、鈴木なおのりの2点タイムリーで再び勝ち越しに成功。
粘る広島は8回、野村の1号2ランで同点。この直後、強く降り出した雨の為に中断の末、コールドが決定し、試合は6−6のドローとなった。

福岡ドーム:ダイエー6勝3敗1分
F  003011004000  9
H  000403002000  9
本:大道2井出4、片岡3
 守護神・ペドラザ、まさかの4失点! 延長12回ドローで首位獲り失敗!
序盤から派手な打ち合いとなったこの試合、4−4で迎えた6回、日本ハムはオバンドーのこの日2本目のタイムリーで勝ち越し。
しかし、その裏、大道が2号3ランを叩き込んで、逆転に成功。9回からは守護神・ペドラザを投入して逃げ切りを図るも、これが大誤算。
いきなり井出に4号ソロを浴びると、更に、片岡の3号2ランで逆転を許した上、上田にまでタイムリー二塁打を浴びて、逆に2点のビハインド。
粘るダイエーはその裏、二死満塁から松中が起死回生の2点タイムリーを放って、試合は延長に突入。
この後、両軍決め手を欠いて、延長12回規定で引き分けに終わった。