球界トピックス

5月22日 D−T(富山),BW−M(GS神戸):雨天中止


東京ドーム:巨人3勝4敗
S  200400002  8
G  000001003  4
勝:藤井5勝1敗
負:M.C.チョン1勝2敗
S:高津0勝1敗9S
本:稲葉9、寿司職人ラミレス10、ソーサ元木4、江藤14
 
またも川相不在で投壊炸裂! 屈辱的大惨敗で連勝ストップ!
前日、ヘッポコ継投を炸裂出来ず、川相をフル欠場に追い込む事にも失敗して、鬱憤の溜まっている茂雄がストレス発散の為に嫌がらせ三昧をかますのではないかと危惧されていたが、案の定、この日も名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。更に、ヤクルトの先発が左腕・藤井だからと、「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」などとあらぬ言い掛かりをつけて、リーグ打率3位の清水をも幽閉し、レフトには弘田コーチ曰く「外野守備はど素人」のソーサ元木を起用する暗黒オーダーを展開。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発・M.C.チョンは川相不在の上、レフトラインがザルとあって、投球の幅を大きく狭められ、不安感一杯。これに対して、ヤクルトは初回、先頭の真中がヒットで出ると、すかさず二盗に成功。二死後、稲葉がライトスタンドへ9号2ランを叩き込み、あっさり2点を先制。巨人はその裏、二死から江藤が一、二塁間を真っ二つのヒットを放つも、今夜の松井さんは松井さんシフトにひっかかって凡退し、無得点。続く2回には先頭の破戒僧・清原が四球で歩くも、川相不在とあって完全無策の野放し野球しか出来ない巨人はマッスル千代の富士がファーストフライに倒れると、ニックンは完全なボール球に手を出して空振り三振。チュウもあっさりセンターフライに倒れて、破戒僧・清原は一塁に釘付け。立て続けに川相不在の拙攻ぶりを見せつけられて、愕然とするM.C.チョンに対して、ヤクルトは4回、先頭の岩村がセンター前に弾き返すと、すかさず二盗。ここで寿司職人ラミレスがバックスクリーンへ10号2ランを放り込んで、4点目。ここで代えるべきはピッチャーではなくレフトラインだと言う事に全く気付かない茂雄はM.C.チョンを引っ込め、先発でもないのに地上波TV放映開始時には毎度の様にマウンドにいる「7時前の男」と化している西山を投入。しかし、ザル状態のレフトラインは何一つ変更されていないとあっては、西山も不安感一杯で、いきなり土橋にヒットを浴びると、ピッチャーの藤井に対してストレートの四球で歩かせてしまい、一、二塁のピンチ。真中の犠打で二、三塁となった所で宮本にはセカンドへのタイムリー内野安打を浴びて、5点目。続く稲葉はショートゴロゲッツーでチェンジ…と思いきや、川相と違い判断力の甘いニックンは三塁走者・藤井がやや飛び出していたのに釣られてサードへ送球し、これがフィルダースチョイスとなって、満塁とピンチを広げると、ペタジーニのショートゴロの間に、藤井が返って、この回、一挙4点を追加。6点を追う巨人はその裏、一死から松井さんがセンター前ヒットで出るも、続く破戒僧・清原が最悪のショートゴロゲッツー。続く5回には一死から、攻守に渡ってインケツ続きのニックンが三塁ベースに当たるラッキーな二塁打の後、チュウがライト前へ弾き返して、一、三塁。ここで茂雄は名手・川相…ではなくマルちゃんを投入する嫌がらせを敢行。破戒僧・清原を出したいが為に茂雄に「マルちゃんはヘバっていますからねぇ、エヘヘヘ〜」などと、あらぬ言い掛かりをつけられてスタメンから落とされて怒り心頭のマルちゃん「ヘバってる選手などアテにするな!」とばかりにやる気ゼロでサードゴロゲッツーに終わる最悪の展開。このマルちゃんの皮肉を込めたチャンスブレイクも、当の茂雄はマルちゃんの任務は川相をベンチに追いやる事としか思っていない為、マルちゃんの結果などに関心はなく、ベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。直後の6回、この回からマウンドに上がった巨人3番手・野村も川相不在の大拙攻を見せつけられた上に、レフトラインがザルとあっては、モチベーションが一向に上がらず、一死から真中を歩かせると、二死後、稲葉にはライト前にヒットを浴びて、続くペタジーニをまたも歩かせ、満塁のピンチ。しかし、当たりの止まっている中井美穂の旦那・古田の打ち損じに助けられて、このピンチを辛くも脱出。すると、その裏、先頭のソーサ元木が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ4号ソロを叩き込み、ようやく1点。しかし、所詮、川相不在で粘りのない打線は後続が続かず、1点止まり。8回に入って、ナインに詰め寄られでもしたのか、茂雄は渋々ながらも、ようやく川相を投入。しかし、川相不在と言うこの上ない楽な状況下で調子を上げてきた藤井に対して、1打席で勝負するのは、いかに川相と言えども困難で、得意の粘りで球数を投げさせたものの、結局、センターフライと凡退。9回から川相は守備につく…と思いきや、茂雄がそんな事をする筈もなく、またもベンチに幽閉する嫌がらせを敢行。もう2度と川相に頼れないと言う絶望的な状況にガックリきた5番手の三浦はペタジーニ,中井美穂の旦那と連続四球の後、岩村にはヒットを浴びて、無死満塁のピンチ。ここで寿司職人ラミレスにはライト前タイムリーを浴びると、土橋の併殺打の間に2点目を献上。その裏、8回にとてつもないプレッシャーをかけられた川相との対決で激しく消耗していた藤井に対して、江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ14号ソロを叩き込むと、松井さん,破戒僧・清原と連続四球の後、マッスル千代の富士が死球を食らって、無死満塁。たまらず若松監督は藤井を下ろして、島田にスイッチ。これにより、左対左の呪縛から解けた事で茂雄はインケツ続きのニックンに代えて、ようやく清水を代打起用理不尽にスタメンを外されて怒り心頭の清水はライト前にタイムリーを放つと、続く代打・左門も三遊間を破るタイムリーを放ち、この回、3点目。なおも無死満塁と一発が出れば同点と言う場面で若松監督はついに守護神・高津を投入。川相を守備で残しておけば、ここで打席に入っていたものを…と言うこの上なく悔やまれる展開で出てきたヒットマン後藤は完全に詰まらされたピッチャーゴロに倒れると、続くガッツな貴公子・仁志もピッチャーゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で、ゲームセット。川相の起用法を著しく誤った事で敗れるべくして敗れた巨人の連勝は4でストップ。しかし、茂雄は自分に敗因があるなどとは微塵も思っておらず、今後も川相や清水の幽閉を図るのは想像に難くないとあって、この儘では、V2は絶望的との声が所々で挙がっている。

広島:広島3勝3敗
YB 001000103  5
C  000000100  1
勝:ハマのチンピラ3勝1敗 負:佐々岡3勝6敗
本:谷繁4、広瀬1
 谷繁、先制4号ソロ! ハマのチンピラ、復活の3勝目!
3回、谷繁の4号ソロで先制した横浜は7回にはメカゴジラのタイムリーで2点目を追加。
右肩痛による戦線離脱から復帰したばかりのハマのチンピラ・三浦の前に走者を出しながらも攻めあぐねていた広島だったが
その裏、広瀬のプロ初アーチが飛び出して、1点差。しかし、土壇場9回、横浜は谷繁の2点タイムリー,石井タクローのタイムリー二塁打でダメ押し。
最後は斎藤タカシが締めて、三浦に3勝目を献上。佐々岡は11三振を奪う力投を見せたが、援護に恵まれず、リーグトップタイの6敗目を喫した。

北九州:ダイエー6勝3敗
F  210000000  3
H  31102200×  9
勝:渡辺正3勝1敗 負:サンダース0勝3敗
本:オバンドー1、松中12、秋山3、小久保18、大道1、バルデス7
 ダイエー、怒濤の一発攻勢! 渡辺正、好救援で3勝目!
初回、不吉霊三郎の呪いから復帰を果たしたばかりのオバンドーの1号2ランで2点を先制されたダイエーだが
その裏、小久保のタイムリー、松中の12号2ランであっさり逆転に成功。2回、井出の犠飛で追い付かれるも、その裏、井口のタイムリーで再び勝ち越し。
ここから、秋山,小久保,大道,バルデスと4発のアーチで突き放したダイエーは、小刻みな継投もハマって、快勝を収めた。

大阪ドーム:近鉄8勝2敗
L  020100000  3
Bu 00012140×  8
勝:前川7勝4敗 負:後藤0勝2敗
本:金村弟7、マクレーン14、中村16、吉岡7、的山2
 吉岡、7号決勝アーチ! 的山、ダメ押しグランドスラム!
西武は2回に金村弟の7号2ラン、4回にマクレーンの14号ソロと一発攻勢で3点のリード。
しかし、打線好調の近鉄はその裏、吉岡のタイムリー、5回には中村の16号2ランが飛び出して同点に追い付くと
6回には、またも吉岡が7号ソロを放ち、ついに勝ち越し、更に、続く7回には的山が2号グランドスラムを放ち、試合を決定付けた。
先発・前川は立ち上がりは悪かったものの、徐々にパンジャキラーらしい投球を見せ始め、完投でハーラートップの7勝目をマークした。