球界トピックス
５月１７日
福岡ドーム：巨人６勝３敗
Ｔ ０００２０００００ ２
Ｇ ２００１０１００× ４
勝：上原３勝０敗
負：ハンセル２勝２敗
Ｓ：岡島１勝１敗11Ｓ
本：クルーズ８、マッスル千代の富士８、破戒僧・清原６
上原、復帰登板で３勝目！ 岡島、怒りのパーフェクトリリーフ！
前日、プロ入り初の代打アーチで、ついに打率を３割に乗せて、反撃の口火をきったにも拘わらず、茂雄はまたも名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。しかも、打ってはチャンスブレイク，守ってはヘッポコタイムリーエラーと攻守に渡ってインケツぶりを発揮しているニックンをスタメンから外したはいいものの、江藤を７番に追いやって、プライドを踏みにじる嫌がらせを敢行。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、ガッツな貴公子・仁志のヒットの後、前日、あらぬ言い掛かりで理不尽にもスタメンから外され怒り心頭の清水も三遊間を破り、無死一、二塁。ソーサ元木が送って、一死二、三塁となった所で阪神先発・ハンセルが今夜の松井さんに対して、カウント１−３からワイルドピッチを犯して、仁志が労せずして先制のホームイン。なおも、一、三塁の場面で破戒僧・清原が川相不在とあっては一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のライトフライとなり、清水が返って２点目。更に、マッスル千代の富士が左中間を破る二塁打を放って、二、三塁とチャンスを広げたものの、７番に降格される嫌がらせを受けてモチベーションが低下している江藤はショートゴロに倒れて二者残塁と早くも川相不在の弊害を露呈。一方、巨人・先発は川相不在のマウンドを強いられて、無理をしたのがたたり、左太腿肉離れを起こして戦線離脱していた上原。故障あがりだと言うのに、またも川相不在のマウンドを強いられて、故障再発を恐れながら不安感一杯で投げる上原に対して、阪神は直後の２回、先頭のクルーズがレフト前に落とすと、一死後、塩谷がレフトフェンス直撃の二塁打を浴びせて、二、三塁。しかし、ＳＡＭが明らかなボール球に手を出して空振り三振に倒れると、続く藤本は明らかなストライクをみすみす見逃して三振と、苦しんでいる上原を助けてしまい、二者残塁。しかし、４回、先頭の濱中が四球を選ぶと、続くクルーズがバックスクリーンへ２試合連続の８号２ランを叩き込み、一気に同点。追い付かれた巨人はその裏、マッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトポール際へ８号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。更に、６回には破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーンへ６号ソロを叩き込み、４点目。続く７回、川相不在と言う事で初回からペース配分無視の全力投球モードを続けてきた事で最早、限界を通り越していた上原に対して、茂雄は名手・川相…ではなく、ヒットマン後藤を投入する嫌がらせを敢行。ヒットマン後藤は凡退したものの、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるヒットマン後藤の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。この茂雄のやり口に辟易としたのか、仁志，清水も倒れて、この回も無得点。代打を出された事で８回から上原に代わって、岡島がマウンドへ。不振に陥ったのは、茂雄の嫌がらせ政策と酷使起用が原因だと言うのに、ジョーベ博士よりも先に引っ張り出されると言う屈辱を受けて怒り心頭の岡島は２つの三振を奪うなど、三者凡退に斬ってとる快投を展開。その裏、巨人は２つの四球で二死一、二塁とダメ押しのチャンスを掴んだものの、ここで代走として途中出場していたニックンがあっさりライトフライに倒れる相変わらずのインケツぶりを発揮して、二者残塁とまたまた川相不在の弊害を露呈。しかし、８回にジョーベ博士を投入する余地を与えない快投を見せた事で９回のマウンドも死守した岡島はここでも怒りの投球で３人で抑えて、今月に入ってようやく初めてのセーブをマーク。一見、快勝に見えながらも、川相不在の影響から19イニングに渡るタイムリー欠乏症に陥っており、完全無策一発依存のファミスタ野球がたまたまハマっただけに過ぎないのだが、勿論、茂雄はそんな破綻に気付く筈もなく、川相をフル欠場に追い込んだ上に破戒僧・清原に一発が飛び出したとあって、すっかり有頂天。指揮官がこんな調子ではＶ２など、最早、絶望的との声が所々で挙がっている。
神宮：ヤクルト４勝４敗２分
Ｃ ２００００００１０ ３
Ｓ ０１０００１０００ ２
勝：玉木２勝１敗１Ｓ 負：山本２勝２敗 Ｓ：シュールストロム４Ｓ
本：岩村６
代打・倉、決勝タイムリー！ ６投手、粘りの継投で連敗ストップ！
広島は初回、キュラソ星人の押し出し死球で先制すると、更に、ロペスの併殺打の間に２点目を追加。
一方、ヤクルトは２回、岩村の６号ソロで１点を返すと、６回にはペタジーニが同点タイムリー。
２−２で迎えた８回、広島は代打・倉がタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。
最後はシュールストロムが３人で締めくくり、連敗を３でストップさせた。一方、敗れたヤクルトの連勝は４でストップ。
横浜：横浜４勝４敗
Ｄ ００４１００００２ ７
ＹＢ ０３０００３０１１× ８
勝：斎藤タカシ３勝０敗５Ｓ 負：霊感投手・落合０勝２敗１Ｓ
本：ティモンズ４、ピンキー井上２、福留５
鈴木なおのり、サヨナラ内野安打！ マイケル、４打点！
２回、自らの３点タイムリー二塁打で先制した横浜先発・ホージマーだったが、直後の３回、ティモンズに４号満塁弾を浴びて、一気に逆転を許し、ＫＯ。
続く４回にはピンキー井上の２号ソロで２点差とされた横浜は６回、マイケルが満塁の走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、逆転に成功すると
８回にもマイケルがタイムリー。しかし、土壇場９回、抑えの斎藤タカシが福留の５号ソロ、ゴメスのタイムリーで試合は振り出しに。
その裏、延長目前の二死から連打で二、三塁のピンチを迎えた中日は何と山本昌を投入。これに対して、鈴木なおのりのファーストへのゴロが
間一髪、内野安打となり、この間に三塁走者・金城が生還し、横浜がサヨナラ勝ちを収めた。