球界トピックス

5月16日 YB−D(横浜):雨天中止



気迫をみなぎらせ打席に入る川相

カウント1−2からのストレートを痛打

会心の一打はレフトスタンドへ一直線

プロ初の代打アーチは3年ぶりの一発

三塁ベースを回り、篠塚コーチとタッチ

ファンの声援に応える名手・川相

福岡ドーム:巨人5勝3敗
T  001130000  5
G  000013000  4
勝:井川5勝2敗
負:M.C.チョン1勝1敗
S:成本1勝0敗78S
本:クルーズ7、藤本1名手・川相1
 
名手・川相、プロ初の代打ホームラン! 3年ぶりの一発で井川を粉砕!
前日、職人芸の犠打を見事に決めて、チームを勝利に導いた立役者であるにも拘わらず、茂雄はまたも名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。しかも、阪神先発が左腕・井口だからと、「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」などとあらぬ言い掛かりをつけて、前日、猛打賞をマークするなど絶好調の清水を幽閉し、弘田コーチ曰く「外野守備はど素人」のソーサ元木を2番レフトで起用する嫌がらせを敢行。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、先頭のガッツな貴公子・仁志がショートへの内野安打で出ると、ソーサ元木がきっちり送った後、久々にスタメン復帰の江藤が歩いて、一死一、二塁と先制のチャンス。しかし、今夜の松井さんは浅いレフトフライに倒れると、続く破戒僧・清原は空振り三振で二者残塁と早くも川相不在の弊害を露呈。一方、相変わらず、韓国人弾圧政策を続ける茂雄により川相不在のマウンドを強いられて、辟易としている巨人先発・M.C.チョンに対して、阪神は3回、先頭のSAMがレフト線へ二塁打を浴びせると、一死後、ますます川相不在の不安感を強めたM.C.チョンがボークを犯して、SAMは三塁へ。ここで井川がファールで粘りに粘った末の8球目に完全に意表をつくスリーバントスクイズを決めて、1点を先制。その裏、巨人は一死から仁志が四球を選ぶも、川相不在では一つでも先の塁を狙うしかないと焦り、二盗を仕掛けて憤死。この後、ソーサ元木に左中間フェンス直撃の三塁打が出ると言うチグハグな展開となり、続く江藤が四球を選んで、一、三塁とチャンスは広がったものの、松井さんはセカンドゴロに倒れて二者残塁とまたまた川相不在の弊害を露呈。改めて川相不在の重さを痛感させられ落胆の色を隠せないM.C.チョンに対して、直後の4回、阪神はクルーズがライトスタンドへ7号ソロを叩き込むと、続く5回には無死一塁から藤本がライトスタンドへプロ初アーチとなる1号2ランを叩き込み、4点目。更に、二死から赤星が二塁打を放つも、続く濱中はショートゴロに倒れてチェンジ…と思いきや、川相と違い堅実味に欠けるニックンが一塁へ悪送球を犯すタイムリーエラーで、この間に赤星が生還し、M.C.チョンは無惨にもKO。その裏、茂雄は野村に代えて、早くも名手・川相を投入。この稀代の名手を迎えて、警戒心を強めた井川は突如、ノーワインドアップからセットアップでの投球へ移行。これに対して、茂雄の嫌がらせ幽閉策を断ち切るには、最早、茂雄の大好きな一発しかないのではないか!?と勝負に出た川相は広い福岡ドームのレフトスタンドへ会心の一撃を叩き込み、これが3年ぶり、代打ではプロ初となる1号アーチ! この川相の一打に動揺した井川は、二死から江藤にセンター前へ弾き返されると、松井さん,破戒僧・清原を立て続けに歩かせて満塁としたものの、前日からチャンスブレイカーとなっているマッスル千代の富士の痛烈な一打がショート真正面のゴロとなり、三者残塁。しかし、チームを勢い付けた名手・川相はこの儘、6回から守備につく…と思いきや、たとえ一発を放とうとも川相幽閉策を貫く気満々の茂雄がそんな事をする筈もなく、ヘッポコタイムリーエラーのニックンを残しながら、川相をまたもベンチに幽閉する嫌がらせを敢行。続く6回、一向に川相ショックから立ち直れない井川は先頭のニックンを歩かせると、阿部にヒットを浴びた後、代打・チュウも歩かせて、無死満塁とした所でKO。代わった伊藤に対して、ガッツな貴公子・仁志はセカンドゴロゲッツー…と思いきや、ショート的場が一塁へ悪送球を犯し、この間にニックンに続いて、阿部も生還。更に、ソーサ元木がセンター前へ弾き返すと、江藤のサードゴロゲッツー崩れの間に仁志が生還し、1点差。ノムさんは7回途中からマウンドに上げた遠山を8回からファーストに起用し、葛西を登板させる継投を久々に炸裂させるなど、必死の防戦を展開。4−5の儘、迎えた土壇場9回、巨人は茂雄の嫌がらせ政策と酷使起用のツケが溜まって不振に陥っている岡島をマウンドへ。しかし、先頭の塩谷にヒットを浴びると、SAMの犠打で一塁が空いた事で代打の神様・八木を敬遠。更に、代打・ペレスも歩かせてしまい、満塁の大ピンチを迎えたものの、田中シュータをピッチャーゴロのホームゲッツーに打ち取り、このピンチを脱出。その裏、ファーストに回してまで、松井さん殺しの為にキープしていた遠山が代打にペレスを送られてしまった為、この回から弓長がマウンドへ。これに対して、松井さんは痛烈な打球を一、二塁間へ放つも、松井さんシフトに引っかかり、セカンドゴロ。ここで代わった成本の前に破戒僧・清原,マッスル千代の富士も倒れて、万事休す。川相を外してまで起用したニックンのタイムリーエラーが大きく響いた上、沈黙していた打線を呼び起こす会心のアーチを放った名手・川相をすぐさまベンチに引っ込めると言う気がふれたとしか思えない茂雄の嫌がらせ采配により、詰めの甘い攻撃であと1点が届かず、敗れるべくして敗れた巨人だが、茂雄は自分に敗因があるなどとは微塵も思っておらず、一発を放った事でついに打率3割に乗せた川相の活躍は完全に無視して、今後も川相幽閉策を敢行するのは必至とあって、この儘では、V2など、到底不可能と言う声が所々で挙がっている。


神宮:ヤクルト4勝3敗2分
C  000000000  0
S  10010100×  3
勝:本間2勝0敗 負:ラドウィック0勝2敗 S:高津0勝1敗8S
 本間、スクランブル救援で2勝目! ヤクルト、今季初の4連勝!
ヤクルトは初回、ペタジーニのタイムリーで1点を先制するも、2回、先発・ニューマンが左肩に違和感を訴えて突如、降板するアクシデント。
急遽、登板となった本間が4回までノーヒットの好投を見せると、その裏、ヤクルトは岩村のタイムリー二塁打で2点目を追加。
更に、6回には土橋のタイムリー内野安打でダメ押しの3点目。6回からは山本−島田−石井弘と1回ずつ繋いでいき
最後は守護神・高津がピシャリと締めて、完封リレーを達成。スクランブル登板で見事に仕事をこなした本間に2勝目がついた。

GS神戸:オリックス5勝2敗1分
Bu 000100211  5
BW 20040302× 11
勝:金田3勝0敗 負:前川6勝4敗
本:藤立1、進藤6
 乱調・前川、3日で2敗! オリックス、勢い止まらず8連勝! 
近鉄は14日に3回途中でKOされた前川を中1日で先発起用。しかし、初回、藤立のタイムリーで、いきなり2点を献上。
4回にガルシアの犠飛で1点差と迫るも、その裏、藤立に1号ソロ,進藤には6号3ランを浴びて、6失点KO。
これで完全に流れを掴んだオリックスは6回には、塩崎のタイムリー二塁打等で3点を追加し、試合を決定付けた。
先発・金田は8回を4失点ながらも、打線の援護に助けられ、3勝目。オリックスはこれで4年ぶりの8連勝となった。

金沢:ロッテ7勝3敗
L  003000020  5
M  20020021×  7
勝:ジョニー黒木6勝0敗 負:ミッチー1勝1敗 S:小林雅8S
本:堀1
 ジョニー黒木、5失点も無傷の6連勝! 堀、一発含む3安打3打点!
初回、フクーラ,佐藤のタイムリーで2点を先制したロッテだったが、この日は5連勝中の先発・ジョニー黒木が不安定な投球で
3回、満塁のピンチを迎えると、カブレラに走者一掃のタイムリー二塁打を浴びて、逆に1点のビハインド。
しかし、ロッテは4回、堀の1号2ランで逆転すると、7回にはボーリックの犠飛、代打・平井のタイムリーで2点を追加。
粘る西武は8回、ジョニー黒木をKOし、清水の2点タイムリー二塁打で1点差としたものの、最後は小林雅に抑え込まれた。
ジョニー黒木は10安打5失点の内容ながらも、ハーラートップタイとなる6勝目をマークした。