球界トピックス

５月１２日

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待望の初スタメンに闘志を燃やす川相

先制の口火を切る会心のレフト前ヒット

仕事をこなし、一塁上で渋くたたずむ川相

ナゴヤドーム：中日２勝５敗１分
Ｇ　　１００２０００００　　３
Ｄ　　００００００００１　　１
勝：メイ２勝１敗
負：山本昌２勝３敗
Ｓ：ジョーベ博士３勝２敗２Ｓ
本：マッスル千代の富士７
　名手・川相、待望の今季初スタメン！　先制打を呼ぶ会心のヒット！
前日、名手・川相ばかりか清水をもフル欠場に追い込むと言う気がふれたとしか思えない嫌がらせ采配により、屈辱的大惨敗を喫した事で、ナインから袋叩きに合わされそうにでもなったのか、江藤が自打球で左足首を痛めた事も手伝って、茂雄はついに名手・川相を２番サードで今季初のスタメン起用！　しかし、出したくもない川相を出さざるをえない状況に追い込まれた事で憤懣やるかたない茂雄は、中日先発が左腕・野口だからと、「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」などとあらぬ言い掛かりをつけて、またも清水を幽閉し、弘田コーチ曰く「外野守備はど素人」のソーサ元木を３番レフトで起用する嫌がらせを敢行する事でウサを晴らすと言う指揮官としてあるまじき行為。それでも名手・川相の２番スタメン出場に意気上がる巨人は初回、一死から、その名手・川相がレフト前へ会心のヒット！　川相の作ったチャンスを無駄にする訳にはいかないとばかりにソーサ元木もセンター前に弾き返して、一、三塁とすると、ここで今夜の松井さんがセンターへきっちりと犠飛を打ち上げると言う理想的展開で１点を先制。しかし、あの茂雄がただ甘んじて川相をスタメンに送り出す訳はなかった。先発のメイが右太腿裏を痛めている影響もあって万全でない事を見越していたのだ。そのメイは今季初めて川相をバックにして投げられる喜びに満ち溢れていたものの、よりにもよって、レフトは弘田コーチ曰く「外野守備はど素人」のソーサ元木とあって、投球の幅を大きく狭められ、いきなり井端，荒木と８球連続ボールで歩かせると、続く波留のバントを三塁へフィルダースチョイスして、無死満塁。しかし、ここで川相に声をかけられ、落ち着きを取り戻したメイは詐欺師ゴメス，ティモンズと内野フライに打ち取ると、立浪を空振り三振に斬ってとり、この大ピンチを脱出。この儘では川相を失脚させる事に支障が出ると察知した茂雄は３回、チュウを引っ込め、メイが忌み嫌っている阿部に急遽マスクを被らせる嫌がらせを敢行。相変わらずの嫌がらせ攻勢にベンチのムードは陰鬱としたものとなったが、迎えた４回、先頭の破戒僧・清原がレフト前に弾き返すと、マッスル千代の富士がライトスタンドへ７号２ランを叩き込み、３点目。ますます川相失脚へ危機感を覚えた茂雄は続く５回、その攻守に渡って大活躍の名手・川相を理不尽にも引っ込めて、川中に代えると言う狂気の沙汰としか思えない悪逆非道の嫌がらせを敢行。その川中はあえなくセカンドゴロに倒れたものの、川相をベンチに追いやる事が最大の任務である川中の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。もう２度と川相に頼れないと言う絶望的な状況に追い込まれた巨人はこの後、ソーサ元木が二塁打を放ったものの、今夜の松井さん，破戒僧・清原が倒れて、結局、無得点と、川相不在の弊害を露呈。続く６回には、一死一、二塁のチャンスを掴みながら、メイ，ガッツな貴公子・仁志と倒れて二者残塁とまたまた川相不在の弊害を露呈。造反五人衆のチュウ，名手・川相が立て続けに幽閉を図られ、キャッチャーには阿部と嫌がらせトリプルコンボを食らい、川相が引っ込んだ５回以降は僅かに２安打と打線も完全に沈黙とあって、茂雄の批判文書をバラまきたい衝動に駆られたメイは完全に逆ギレ。阿部のサインには悉く首を振り、自分で投球を組み立て、阿部に対して敵愾心剥き出しで投げ込み続けるも、これが逆に功を奏して、球威が増し、８回までゼロ行進の快投。この儘、川相のおかげで勝ち取った先制点を守りきられては、また次の登板で川相スタメン起用を要求されると危惧した茂雄は９回、完封ペースのメイに代打・マルちゃんを送る嫌がらせを敢行。マルちゃんはあえなく空振り三振に倒れたものの、メイをベンチに追いやる事が最大の任務であるマルちゃんの結果などどうでもいい茂雄はベンチで怒りの形相のメイにご満悦。その裏、茂雄は１０点差でも登板させられる気がふれたとしか思えない酷使継投の影響で疲労感一杯だった影響から前回、２点差を守りきれずにリリーフ失敗した傷心の岡島を投入。川相不在で不安感一杯の岡島は先頭の山崎武を一塁線へのゴロに打ち取るも、これを川相不在で守備のリズムを崩した破戒僧・清原がまずいプレーでライト線に抜ける二塁打としてしまうと、続く中村を歩かせた後、代打・大西にはセンター前に弾き返されて、無死満塁の大ピンチ。新助っ人ストッパー獲得を未だに諦めずにいる茂雄はこれでフロントを説得出来る材料が出来たと睨んだか、岡島を引っ込め、これまた１０点差でも登板させられる気がふれたとしか思えない酷使継投の影響により発熱でダウンしていたジョーベ博士を投入。これまた川相不在で不安感一杯の上、病み上がりのジョーベ博士は代わりばな、井端にライト前へタイムリーを浴び、２点差。しかし、続く代打・ピンキー井上の犠飛としては十分と思われたセンターフライで三塁走者・鈴木郁が何故かタッチアップせず、当然タッチアップすると思った二塁走者・大西が三塁を陥れんと大きく飛び出し、ボールを受け取った仁志に三塁方向へ追い詰められると、鈴木郁はその儘、ベースについていればいいものを今度は何故か三塁から飛び出してしまい、二人共タッチアウトになると言う信じがたいトリプルプレーが成立し、一瞬にしてゲームセット。名手・川相を理不尽に引っ込めた事で、あわやサヨナラ負けと言う危機に陥りながら、中日の大ボーンヘッドに救われて、勝ちを拾ったに過ぎないにも拘わらず、茂雄は終盤のドタバタ劇により川相の貴重な一打を霞ませた上、清水をフル欠場に追い込み、岡島を失脚させて、新ストッパー獲得への足がかりを掴んだとあって、すっかり有頂天で今後も嫌がらせ三昧をかまし続けるのは必至とあって、この儘ではＶ２など夢のまた夢と言う声が所々で挙がっている。

　

、田中賢１

　猛爆・ディアス、２発６打点！　長谷川、プロ初完投で２年ぶりの勝利！

　Ｊ．マッケンジー、先制10号！　若田部、待望の今季初白星！

　ボーリック、先制満塁弾も空砲！　加藤、悪夢の１回７失点ＫＯ！