球界トピックス

5月4日


横浜:横浜2勝5敗
G  000000032  5
YB 000000001  1
勝:春風亭半ケツ3勝0敗
負:バワーズ1勝3敗
本:阿部2、メカゴジラ2
 
阿部、先制2号3ラン! 春風亭半ケツ、今季初完投で3勝目!
前日、得意のヘッポコ継投も出来ず、川相をフル欠場に追い込む事にも失敗して、鬱憤の溜まっている茂雄がストレス発散の為に嫌がらせ三昧をかますのではないかと危惧されていたが、案の定、この日も名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発・春風亭半ケツは川相不在による不安感で一杯で初回に一死一、二塁、続く2回にも一死二、三塁のピンチを迎えるなど、不安定な立ち上がり。一方、川相不在で粘りにも繋がりにも欠ける巨人打線は横浜先発・バワーズの前に7回まで僅かに1安打と沈黙し、0−0の儘、試合は8回に突入。巨人はマルちゃん,ニックンのヒットで一死一、三塁と、この試合初めてのチャンスを作ると阿部が川相不在とあっては一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ2号3ランを叩き込み、ついに3点を先制。続く9回、代打・ヒットマン後藤のサードゴローを小川がエラー。一死後、今夜の松井さんもサードゴロに倒れ、ゲッツーでチェンジかと思いきや、ショート・石井タクローが一塁へ悪送球を犯して、松井さんは二進。ここで代打の破戒僧・清原が四球を選ぶと、激昂したナインに詰め寄られでもしたのか、茂雄は走塁センス溢れる名手・川相をついに代走として投入。ここでマッスル千代の富士のファーストゴロを今度はメカゴジラが後逸し、この間に松井さんが返って、ノーヒットで4点目。更に、ここでバントの下手さっぷりでは定評のあるニックンまさかこれ程までにバントの下手な奴が自主的に仕掛けてこよう筈があるまい、と思っていた横浜内野陣の虚をつくセーフティバントを決めて、名手・川相が持ち前のセンス溢れる走塁でダメ押しのホームイン。その裏、名手・川相はその儘、守備固めとしてサードのポジションに! ここまで川相不在で投げ抜いていた春風亭半ケツだったが、和製オジーと謳われる程の堅実無比の守備力を誇る名手・川相の絶対的な安心感に限界寸前まで張り詰めていた緊張の糸が緩んでしまったか、メカゴジラに2号ソロを浴びて、完封こそ逃したものの、後続を断ち切って、今季初完投で3勝目をマークした。酷使三昧のジョーベ博士,岡島を投入したくて仕方なかった茂雄だが、コーチ陣が必死に阻止して春風亭半ケツに続投させ、最後の最後ながらも名手・川相を守備固めで起用と、余計な時に動き、動くべき時に動かない茂雄ヘッポコ采配の逆の展開となった事で何とか勝利を収めた巨人だが、茂雄は3試合連続して殆どヘッポコ采配を炸裂させられなかった事に欲求不満状態らしく、このストレスを解消すべく更なる嫌がらせ攻勢をかけてくるのではないかと見られており、依然として巨人V逸の危機は続いている

広島:広島2勝1敗2分
S  001000000  1
C  10000210×  4
勝:黒田2勝3敗 負:山本1勝1敗
本:ペタジーニ10、ディアス3、町田4
 黒田、今季初完投勝利! 広島、3連勝で今季初の貯金生活!
初回に広島がキムタクのタイムリー二塁打で先制すれば、ヤクルトも負けじと3回、ペタジーニの10号ソロで同点。
黒田,ヒゲ入来の投げ合いが続き、1−1で迎えた6回、広島はこの回から代わった山本からディアスが2号2ランを放ち
ついに均衡を破ると7回には町田が2試合連続の4号ソロを放ち、ダメ押し。
10三振の力投を見せた黒田は今季初完投勝利で2勝目を飾った。これで3連勝をマークした広島は今季初の貯金1。

甲子園:阪神3勝4敗
D  00000012000  3
T  00000003001× 4
勝:成本1勝0敗5S 負:遠藤0勝1敗
本:ペレス1
 ペレス、起死回生の3ラン! 赤星、サヨナラ打で連敗地獄脱出!
しばらく二軍調整を図る筈だった出戻り助っ人の詐欺師・ゴメスを緊急昇格させた中日だったが
試合勘もロクに戻らない儘の強行出場は空転。相変わらず、貧打の両軍のゼロ行進が止まったのは7回。
自分の力投を無駄にしたくない山本昌が自らタイムリーを放ち、中日がついに先制。
更に、8回には福留の2点タイムリー二塁打が出て、ダメ押しになったかと思われたが
連敗阻止に燃える阪神はその裏、ペレスが来日初アーチとなる3ランを叩き込み、試合は振り出しに戻った。
これで流れを掴んだ阪神は延長11回、一死一、二塁から赤星が右中間を破り、今季2度目のサヨナラ勝ちで
連敗を7でストップさせた。3回のロングリリーフを無失点で切り抜けた成本は移籍初勝利。
尚、この日、
阪神は平尾と西武・谷中の交換トレードが合意に達した事を明らかにした。

大阪ドーム:近鉄2勝6敗
H  10000440001 10
Bu 50002200000  9
勝:吉田1勝1敗 負:大塚0勝1敗7S S:ペドラザ2勝1敗8S
本:バルデス6、大村5、中村9,10、吉岡4、松中8
 延長11回、松中、決勝タイムリー! ダイエー、6点差跳ね返す大逆転で首位キープ!
1点を追う近鉄は初回、大村,中村,吉岡の3発のアーチで一挙5点を奪い逆転すると、5回にはまたも中村が10号2ラン。
しかし、粘るダイエーは直後の6回、松中の8号2ラン等で4点を返すと、その裏、礒部の2点タイムリーで突き放されながらも
7回で5本の単打を連ねて、一気に4点をあげ、ついに同点。9−9の儘、試合は延長に突入した。
迎えた11回、ダイエーは近鉄守護神・大塚から松中がタイムリーを放ち、ついに勝ち越し。最後はペドラザが締めて、首位攻防戦を制した。

千葉マリン:ロッテ3勝2敗1分
BW 000000000  0
M  10000100×  2
勝:ジョニー黒木4勝0敗 負:小倉3勝2敗 S:小林雅7S
本:ボーリック7
 ジョニー黒木、完全復活! 36回2/3無失点続行中!
左ふくらはぎ打撲により戦線離脱していたジョニー黒木が久々の先発登板。
フクーラのタイムリー,ボーリックの7号ソロで2点の援護を貰ったジョニー黒木は
8回を2安打無失点と、故障の影響を全く感じさせない完璧な投球を展開し
リタイア前から続けていた連続無失点記録を36回2/3まで伸ばして完全復活をアピールした。

東京ドーム:日本ハム2勝4敗
L  002321001  9
F  201202010  8
勝:豊田2勝0敗3S 負:高橋憲0勝3敗
本:金村弟4、ガッツ5、ジャイアン2、村上2、高木大3、エセネオエセ松井6、カブレラ19
 両軍29安打の乱打戦! カブレラ、19号バックスクリーン決勝弾!
西武が怒濤の一発攻勢で乱打戦を制した。2点を追う3回に金村弟の4号2ランが飛び出せば
同点で迎えた5回には村上の2号ソロ,高木大の3号ソロで勝ち越すと、更に、6回にはエセネオエセ松井が6号ソロ。
粘る日本ハムが田中幸のタイムリー等で同点に追い付いたものの、土壇場9回、カブレラがバックスクリーンへ19号を叩き込み
これが決勝点。8回途中から登板し、デル・トロの白星を粉砕した豊田がちゃっかり2勝目をかっさらった。