球界トピックス

5月2日 T−C(甲子園):雨天中止


東京ドーム:巨人3勝1敗1分
D  100000000  1
G  10020000×  3
勝:ヒゲ入来3勝0敗
負:前田幸1勝4敗
本:江藤10
 
ヒゲ入来、3年ぶりの完投勝利! 阿部、決勝2点タイムリー!
前日、名手・川相をフル欠場に追い込んだ事で17失点の完封負けと言う記録的大敗を喫したにも拘わらず、この日も茂雄は懲りずに川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人先発・ヒゲ入来は川相不在の影響で火ダルマとなった前日の惨劇を目の当たりにした事で、この日も同じ悪夢が甦るのではないかと不安感一杯。これに対して、中日は一死から荒木がショートへの内野安打で出ると、二死二塁となった所でティモンズがバットを折りながらもセンター前にポトリと落とすタイムリーを放ち、1点を先制。その裏、巨人は二死から江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ10号ソロを叩き込み、同点。続く2回、一死からマッスル千代の富士がセカンドへの内野安打で出塁。ここで打席に入ったのは、あまりのインケツぶりにスタメンで起用し続ける事に破綻を来しつつあるものの、川相だけは何としてもスタメン起用したくない茂雄が内田,弘田両打撃コーチにマンツーマン指導を命じてまで復活させようと躍起のニックン。しかし、相変わらず、インケツ続きのニックンはここでもショートゴロに倒れる体たらく。マッスル千代の富士の好スライディングによりゲッツーこそ免れたものの、続く阿部も倒れて、結局、無得点。直後の3回、先頭の井端のセカンドゴロを川相不在で守備のリズムを崩したガッツな貴公子・仁志が一塁へ悪送球。この後、一死二塁となったものの、何とか波留,ティモンズを打ち取って、辛くもこのピンチを脱出。巨人は4回、二死からマルちゃん、マッスル千代の富士の連打の後、インケツ続きのニックンが幸いにも歩かされて満塁となった所で、阿部が三遊間を破る2点タイムリーを放ち、勝ち越しに成功。この後、巨人は川相不在とあって、淡泊な攻撃を繰り返し、追加点をあげられないものの、ヒゲ入来が川相不在の穴を埋めるべく持ちうる全ての精神力を注ぎ込む死力を尽くした全力投球モードで踏ん張り、3−1の儘、試合は9回に突入。ここで茂雄は内部分裂寸前のナインの反乱を恐れたか、ついに名手・川相をサードの守備固めとして投入和製オジーと謳われる程の堅実無比の守備力を誇る名手・川相の絶対的な安心感にヒゲ入来はようやく伸び伸びとした投球を展開し、9回を三者凡退に斬って取り、3年ぶりの完投で3勝目をマークした。酷使三昧のジョーベ博士,岡島を投入したくて仕方なかった茂雄だが、コーチ陣が必死に阻止してヒゲ入来に続投させ、最後の最後ながらも名手・川相を守備固めで起用と、余計な時に動き、動くべき時に動かない茂雄ヘッポコ采配の逆の展開となった事で何とか勝利を収めた巨人だが、茂雄はいつも通りの采配が出来なかった事がいたく不服らしく、このストレスを解消すべく更なる嫌がらせ攻勢をかけてくるのではないかと見られており、依然として巨人V逸の危機は続いている

神宮:ヤクルト2勝2敗
YB 000010100  2
S  02101000×  4
勝:前田1勝1敗 負:福盛1勝2敗 S:高津0勝1敗6S
本:岩村4、小川3
 岩村、先制4号2ラン! 前田、7回2失点で今季初勝利!
序盤から主導権を握ったヤクルトが、しぶとく勝ちを拾った。2回に岩村の4号2ランで先制すると
3回には中井美穂の旦那・古田のタイムリーで3点目。4回に1点を返されるも、その裏、ペタジーニのタイムリーで再び3点差。
先発・前田は7回に小川の3号ソロを浴びて、降板したものの、山本−高津のリリーフを仰いで、今季初白星をマークした。

福岡ーム:ダイエー5勝3敗
M  00221001100  7
H  01401001001× 8
勝:ペドラザ2勝1敗7S 負:クベンカ0勝1敗
本:小久保14、松中7、メイ6、初芝4、井口8
 激闘5時間19分! 代打・坊西、劇的サヨナラヒット!
2−1で迎えた3回、ダイエーは松中が7号グランドスラムを叩き込み、逆転に成功。
3点を追うロッテは直後の4回、メイ,初芝の一発で2点を返すと、続く5回にも1点を返して、同点。
その後、1点ずつ取り合って迎えた8回裏、ダイエーは井口がバックスクリーンへ8号ソロを放ち、勝ち越し。
しかし、土壇場9回、二死三塁から諸積の一、二塁間へのゴロを松中が好捕するも、一塁へのトスが高く浮く痛恨のタイムリーエラーで延長に突入。
延長11回、ダイエーは一死三塁から代打・坊西がタイムリーを放ち、サヨナラ勝ち。5時間19分の激闘に終止符を打った。

西武吹き抜けドーム:西武3勝4敗
BW 002010205 10
L  210000000  3
勝:金田1勝0敗 負:石井2勝4敗
本:和田2、松田さん2
 オリックス、今季最多タイの16安打! 金田、ようやく初白星!
3点を先制されたオリックスは3回、アリアスのタイムリー二塁打等で2点を返すと、5回には松田さんの2号ソロで同点。
3−3で迎えた7回、アリアス,五島の連続タイムリーで、ついに2点を勝ち越し。
更に、9回には6長短打を集中してダメ押しの5点を追加し、試合を決定付けた。7回途中まで3失点の金田は待望の今季初勝利。

大阪ドーム:近鉄5勝2敗
F  000703000 10
Bu 200100003  6
勝:芝草うちゅー3勝0敗 負:前川5勝2敗
本:ローズ10、奈良原1
 日本ハム、怒濤の連打で逆転勝ち! 奈良原、とどめの3ラン!
ローズの10号2ランで先制された日本ハムは、4回、二死二塁からトムのタイムリー内野安打、田中幸の2点タイムリー二塁打で逆転。
更に、ジャイアンのタイムリー二塁打,奈良原の1号3ランで、この回、一挙7点のビッグイニング。
4点差で迎えた6回には、井出,中村豊のタイムリー二塁打で10点目をあげてダメ押し。
近鉄は9回に3点を返して意地を見せたものの、及ばず。2番手の芝草うちゅーに3勝目がついた。
尚、この日、
近鉄は新助っ人投手として、ロッキーズ傘下の3Aコロラドスプリングズ所属の
メジャー通算39勝右腕・ショーン・バーグマン投手(31)を獲得した事を明らかにした